【ELEMENT】1/10 エレメントRC ENDURO Utron SE RTR 〜 開封レビュー 〜 エンデューロ スポーツエディション & IFS2搭載の攻撃型走行マシン!!

僕の大好きなELEMENT RC。
間違い無く最大の推しブランドである事は、このブログを以前から見て下さっている方は分かっているかともいます。

なぜって、「走る」から。
それ、大事ですよね。

日本では「TEAM AJ」さんがチーム・アソシエイテッドの日本正規代理店としてELEMENT製品の輸入もしています。

TEAM AJ;https://www.teamaj.jp/

日本の各ショップでELEMENT製品の正規品が販売されていることは、ファンとしてとても嬉しい事です。

もちろん正規品ですので、プロポには技適が取得されております。

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「走り」「走破性」「クローリング性能」を優先するなら、エレメントのエンデューロシャーシはとにかく外せません。そんな「ENDURO」シャーシのもう一つのシリーズに「ENDURO SE」があります。

このENDURO SEとして初めてリリースされた製品である「UTRON」を今回は紹介します。

今後、TEAM AJさんご協力のもと、ELEMENTの各製品ををレビューしていく予定です。
ご期待あれ!!!

動画でも確認してみてください♪

目次

Enduro Utron SE Trail Truck RTR, Silver

今回は開封レビューとなります。
動画も近日中に公開予定です。

Utronがリリースされたのは2023年の6月です。
ELEMENT ENDURO SEシリーズの2作目となります。

  • ENDURO:ステルスX トランスミッション
  • ENDURO SE: ステルスXFトランスミッション

ENDURO SEはENDUROの派生シャーシと言えます。
AXIAL SCX10 IIIでいうBasecampと同じような感じかな。
使用しているレールは同じですが、肝となるトランスミッションは新型が採用されております。その他サスペンションやリンクなどは価格が抑えられた仕様に変更され、価格としても通常のENDUROよりも安くなっています。

ですが大きなポイントは上でも記したステルスX XF トランスミッションの違いです。

SE = Sport Edition スポーツエディション

ENDURO SEの初リリースは「SE SENDERO」です。

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2代目がこちらのUTRONとなります。
※UTRONは”ウトロン”ではなく”ユートロン”よ発音するようです。

付属品は本体とプロポ、デカールと説明書です。

プロポはFLYSKY製の物に変わっています。
もちろん技適シールが貼ってあります。

IFS2

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このUTRONはSENDEROとは大きく違う部分があります。

それがIFS2搭載である点です

独立懸架式サスペンション(ダブルウィッシュボーン)を搭載しています。
IFS自体はELEMENTの初期作品であるTrailrunnerから搭載されていますが、IFS2に進化し走破性が格段に向上しています。

このIFS2がUTRON RTRに搭載された状態でリリース。これは同時にIFS2のデビューともなりました。その後IFS2のビルダーズキットも登場し、今後の主力フロント指すシステムになっていくと思われます。

IFS2の実力→ヤバいっす。ソリッドアクスルより走るかも知れません

初代IFSよりも地上高がアップしています。
この地上高はソリッドアクスルよりも高いです

そして重量もあるので低重心化に貢献します。
これがRTRのフルノーマル状態で良く走る要因のひとつだと感じます。

構造的にはちょっと複雑になるので、メンテやカスタム製は若干落ちます。

ちなみにIFS2の足上げ性能ですが、悪くないです。

85mm程上がります。
IFSは左右の差が無いので、左右で同じだけあがります。

コレ利点ですね。

ボディチェック

「Utron」という名称ですが、これはまあアレですよね。トヨタ FJクルーザーのピックアップスタイル。

ELEMENTは基本的にライセンス系のリアリティ追求型のボディは採用しません。何かしらデフォルメが加えられており、走行性能に影響しないよう軽量化等が考えられています。コレが価格にも反映されてますし、個人的には大きなロマンを感じます。

あと、ボディの事考えずにガンガン走らせて、アタックさせて遊べる、遊び尽くせる、まさにラジコンの本望ともいえるコンセプトだと思います。

アソシ=エレメントは競技シーンのトップリーダーですので、クローラーでもその製品が活きています

まあね、ぶっちゃけこのボディは好みが別れます。
というか「かっちょエエ〜」というタイプのスタイルではないです(笑)

でもデカール貼ったり傷だらけになったりしてくると、味が出るタイプですね。

そしてこのUTRON、恐ろしく走破性が高いです。
それで全てクリアですwww

バンパーやスライダー、グリルなどUTRON専用のパーツも装着済みです。
控えめなデザインですが実用的で無駄のないパーツです。

グリルはデカール処理されている部分もありますが、LEDを埋めこむことが出来るバケットもちゃんとあります。

このクリアパーツのクオリティはかなり高いです。
こういう細かい部分だけでもレベルが高いとボディ全体のクオリティが高く感じるのでGOODです。

内装はありません。ウインドウも塗装で中が見えないようになっています。

リアの荷台の部分はちゃんと段差があるスタイルになっています。
塗り分けもされていて悪くないと思います。

UTRON ENDURO SEのシャーシを見ていく

ENDURO SEシャーシ。
初体験となります。
ワクワクします。

前述しておりますが、こちらはENDUROシャーシのスポーツエディションなので、ENDUROシャーシであることに変わりはありません。

若干の変更とコストダウン策が講じられています。

フロント側から。

IFS2があり、フロントのインナーフェンダーが付いているのが分かります。
しかしリアにはインナーフェンダーはありません。

elementはインナーフェンダーが付属していないマシンが殆どですが、なんで付けてきたんですかね。でもあると良いですよね〜。

リア側はソリッドアクスルです。
このアクスルのホーシングはENDURO SE用です。
若干ですがプラスチックの質感もENDUROのものと違う感じがします。

デフカバーも違いますね。

この辺の互換製がどうなのかは、今後調査していきますが、多分ねじ穴の位置が違うので無いと思われる。

サーボはフロントにこんな風に配置されています。
隣はウインチサーボ用のスペースですね。

ステルスXFトランスミッション

こちらが「SE」で初採用されたステルスXFトランスミッション。ステルスXとは別物です。

低重心化されたミッションです。

詳しくはこちらの記事を参照ください

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ステルスXFではオーバードライブは採用されていません。
ステルスXの場合はRTRで5.7%。付属のギアと交換する11.83%に変更可能。オプション販売のギアを使うと0%に出来ます。

この辺もコストダウンに貢献しています。

XFはオプションギア等を購入すればオーバードライブ化が可能です。
使用されているギア自体はステルスXと共通

このトランスミッションの特徴は、スキッドプレートにギアを乗せ蓋をし、スキッドとミッションが一体化している点にあります。

このすぐ上にギアが乗ってる。
斬新です。

これね、他のメーカーやLCG系のパーツメーカーもやらないですが、実はかなり低重心になるしコストも抑えられて良いアイデアだと感じます。汎用性は低くなりますが・・・

UTRONの凄い走破性の高さはこのXFミッションの影響もあると感じました。

このお陰もありバッテリートレイが大分低い位置に来ています。

ちなみにこっちはステルスXミッション。
良いミッションですが重いです。重心も高い。

リアサス

SEではサスペンションもプラ製に変わっています。
ですがハーフスプリングタイプになっておりますね。

走らせて見てもデメリットは全く感じませんでした。
見た目がちょっと安っぽくなっただけ。

リンク

リンクはプラ(樹脂)製です。
コレもコストダウン策。

でもこの樹脂が滑ってくれるお陰でマシンが岩に引っかからない、というメリットもあると感じました。

メカ

モーターやESCはENDUROもENDURO SEも同じです。REEDY製の物が付いております。

ELEMENTのメカは優秀で、社外品に交換しようという必要性を何時も感じません。
コレ、かなり大きなアドバンテージだと思います。

そして、防水ボックスがリア側に配置されていますがこれは何も入っていません。空です。
サイドプレートには受信機ボックスがあります。

LEDコントローラーなど使う際は活用できそうですね。

あと、ESCの上側にサーボコネクタ2つあるの分かりますか?
これは電源供給用のコネクタです。

LEDなどで電源が必要な時はココに挿せばOK。
以前のESCの場合はケーブルが出ているだけでしたが、UTRONではしっかりマウント方式になっています。

タイヤ

装着されているタイヤはPinseeker, 1.9″ x 4.19″です。
そうです。4.19インチの直径になります。

4.19インチ = 106mm

一般的な本格クローラーの場合、その見た目も考慮し120mm(4.7インチほど)のタイヤが採用されますが、106mmというとミドルサイズとなります。※小径ではありません

Pinsslerには4.7インチも存在します

まずこのサイズが絶妙ということもあり、走破性が高い要因の一つにもなっています。
何故って、「重心が低くなるから」です。

無駄に大径のタイヤで有る必要はありません。
というか、ホントに走破性の事を考えたら90mmとかの小径タイヤを履かせると、良く走ります。
でもそれはね・。。好みがあるので、僕的にはやらないです。

そしてこのPinsslerタイヤですが、ゴム質が他のENDURO RTRに装着されていることが多い「General Grabber」よりも明らかに柔らかいコンパウンドです。
プロラインで言うプレデターコンパウンドに近い柔らかさです。

これがとてもよくグリップします。※湿度や地面の状態によって何とも言えませんが。。。

まとめ

ENDURO SE Utron

  • IFS2搭載でフロント足回り強化
  • IFS2は低重心化に一役かっている
  • ステルスXFミッションは正にLCGギアボックス
  • 4.19インチタイヤの性能高し
  • ボディは最低限のスケール感で軽量化
  • 全体的に低重心仕様となっている
  • フルノーマルならUTRONが一番走るかも?

そして

ENDURO SEはENDUROの廉価版では無い

という事が分かりました。
今後、SEがもっと認められて、社外パーツ等の種類が増えてくることを期待したいですね。


ちなみに日本の正規品でUTRONは現在ありません。
ですが、IFS2が搭載されていない “ENDURO SE SENDERO”ならS-techsさんに在庫があるようです。

チェックしてみてください。
S-techsのENDURO SE SENDERO https://stechs.shop/shopdetail/000000003409/ct393/page1/order/

TEAM AJ;https://www.teamaj.jp

ENDURO SE UTRON
https://www.associatedelectrics.com/element/cars_and_trucks/Enduro/Utron_SE/

https://www.associatedelectrics.com/element/

※当ブログは”Associated Electrics, Inc.“より画像等の使用許可を得ています。
※This blog has permission to use images etc. from “Associated Electrics, Inc.

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