ELEMENTのIFSサスペンションはルックスもいいですが「実用的」という印象が僕にはあります。
独立懸架式サスペンションは地上高が低くなりがちで、ハードなオフロード走行、特にクローリングシーンにおいてはルックス以外あまりメリットがない様に思われる事が多いですが、そんな事はありません。特に今回バージョンアップしたIFS2は。。。。
IFS2, Independent Front Suspension Kit
初代のIFSサスペンションキットが廃番になって1年〜2年弱だったでしょうか、ENDURO Utronに搭載され突如発表されたのがこのIFS2です。
初代の弱点を完璧に克服したと言っても良い出来映えで、ある意味、クローラーにおける独立懸架の完成形がコレです。
地上高もアップし
アーム類の剛性関連もアップデートされました。
- ゼロ バンプ ステア
- 増加したサスペンショントラベル
- リニア スライダー ステアリング ラック
- 改善された地上高
- フロント アームとスキッド プレートのアプローチ アングル
構成されるパーツは「Camburg L/T Suspension Kits」の公式ライセンス品だそうです。実写のアーム類ですね。
このIFS2が搭載されたRTRがあります。
ENDURO UTRONです。
これ、実は昨年ミッキーロックで走行させたのですが、めちゃくちゃ走ります。
フルノーマルでビックリする走りをしてくれました。
僕が思うに、IFS2の恩恵がかなり高いです。
低重心化はもちろん、バンプステアやアプローチアングルなどなど、IFS2ならではの安定感があるフロント部分の挙動に随分と助けらておりました。
そんなIFS2の組立キットがリリース。(製品自体は完成品です)
価格は$99.99
安いです。
https://www.associatedelectrics.com/element/cars_and_trucks/IFS2_Conversion_Kit/IFS2/manuals_setups/
日本の正規品も近いうちに入荷するはずです。
たしか初代IFSキットは、AXIAL SCX10 IIにコンバージョンできるパーツが3Dプリントデータで公開されていた記憶があります。今のところIFS2にはそのようなパーツがあるか不明ですが、ELEMENTのシャーシだけで無く、他メーカーのクローラーシャーシにも装着出来る様なアダプターが出てくると良いですね。
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