最近プロポ関連の記事を書いていて「技適」に触れる事があったので、今回も技適に関する情報をシェアしようと思います。
ELEMENT RC 日本正規品 の付属プロポの技適の件です。
ELEMENT RCの日本正規品には技適がある!

お馴染みELEMENT RCの純正プロポには技適があるって、皆さんご存じでしたか?
今まで何度かこのブログでも書いてきたことがあるんですが、今回はその件を掘り下げて調べて見ます。
海外のRCメーカーの製品を買う時に、どうしても問題になるのが「技適」です。
「気にしない」という方もいるでしょうし、「遵守する」という方もいると思います。
私的には「厄介な制度」という認識でいますが、ブログをやっている以上無視出来ない制度である事は事実。
ただ、日本で輸入ラジコンが普及しないのは確実に「技適」の影響という一面はあります。でも法律なので遵守することは当たり前の事。ジレンマと言えばジレンマですね。

でもですね、ELEMENT RCのRTRに付属しているこのプロポ「XP130」は技適対応のプロポなんです。これは、アメリカ製のRCメーカーのプロポとしては実に珍しい事です。
もうちょっと詳しく書くと、日本の輸入元が独自に技適を取得しているとかでは無くて、製造段階で技適の認可を取得しているという完璧なスタイル。
技適番号 204-920329

総務省のページにもしっかり掲載されています。

コチラの技適ですが「相互承認設計認証」というシステムで取得されています。
これは所謂「相互承認協定(MRA)」によるもの。
相互承認協定(いわゆるMRA(Mutual Recognition Agreementの略称)は、相手国(欧州等の外国)向けの機器の認証(機器が技術上の要件を満たしていることの検査・確認)を自国(日本)で実施することを可能とする二国間の協定です。MRAの締結により、電気通信機器・電気用品等の海外への輸出入が円滑にできるようになり、企業の負担を軽減し、二国間の貿易を促進します。 from総務省
これにより、スムーズな認証作業、技適番号発行が行われるそうです。※僕が調べる限り、海外製の製品は多くがこの「相互認証」により技適取得されています。
簡単に言えば、プロポの製造元(中国)が日本の技適(MIC)を取得し、そのプロポをELEMENTがバンドルして販売しているという事です。
疑いようのない完璧な法的対策が施されています。
XP130には技適番号シールは貼られていない


ただし、僕が所有しているXP130プロポには技適マークやシールは見当たりません。
これについて以前、輸入元の担当者の方に問い合わせてみると、「今後技適ステッカーを製品同封させる予定だ」という解答を頂いていました。
そして、ここ数ヶ月以内に出荷された製品、そして今後出荷される製品に対しては、
RTR製品への技適ステッカー同封がされているそうです”
ELEMENT RC正規品の技適 サポート

まずRTRの箱ですが、コチラにもしっかり対応がされています。

日本の正規輸入代理店である「TEAM AJ」のロゴと共に、技適番号付きのステッカーが貼ってあります。さらにシリアル番号も記載されています。
プロポに貼る技適ステッカーは製品内に同封されている!
写真がないのですが、プロポに貼る技適シールは製品パッケージ内に同封されているそうです。
それを自分で貼ればOKというスタイル。
素晴らしいすぎますね。
過去に正規品を購入した人への対応
気になるのが、過去に日本の正規品を購入したユーザーへの対応ですよね。
確認したところ、
「希望者には送付する対応を取る予定」
との事でしたが、まだシステムが構築出来ていないそうなので、今後の対応に期待したいです。
進展があったら、コチラのブログで告知させて頂く予定です。

https://www.associatedelectrics.com/element/
※当ブログは”Associated Electrics, Inc.“より画像等の使用許可を得ています。
※This blog has permission to use images etc. from “Associated Electrics, Inc.“

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