【新製品】ELEMENT RCから新しいマシン”エンデューロ スポーツエディション”が登場!!!!!〜 Enduro Sport Editon Trail Truck, Sendero RTR

いや〜、来ましたよついに!!!!

愛して止まないELEMENT RCのニューマシン。
しかも今回はボディ違いの新車ではなく、構造自体も今までとはちょっと違う製品。

「まったく新しい製品」とは言えませんが、
エレメント製品の歴史で初めてのアップデート(バリエーション追加)が施されています。

気になりますね〜。

目次

Enduro Sport Editon Trail Truck, Sendero RTR

まず簡単な概要を書いておきます。

  • SENDEROボディの復活
  • RTRで$299.99というコスパ重視のコンセプト
  • 新しいアクスルやミッションが採用
  • 安いはそれなりの理由もある

1つずつチェックしてみます。

SENDEROボディの復活

ELEMENT ENDUROといえばコレでしょ。
SENDEROボディ。

80年代から90年代に移り変わる前後のアメリカントラックの典型的なスタイルがベースになったエレメントオリジナルボディです。確かChevy Truckが大元だった気がします。

ELEMENTが登場した2019年、製品としてリリースされたのがこのSENDEROとTrailWalkerの2つでした。
それ以降アメリカのユーザーによって色々と調理されてきたENDUROですが、昨年廃番となり、現在では”SENDERO HD”としてピックアップタイプの製品がリリースされているだけ。

それがこういう形での復活。
やはりSENDEROはELEMENTのアイデンティティなんですね。

僕もそんなSENDEROファンです。
今はバラしてしまいこの状態では存在していませんが、いつか組み直してあげたいと思っています。

SENDERO復活ということですが、先代のSENDEROとはちょっと違う部分があるみたいです。

先代のボディはキャブとベッド部分が分離した2ピースタイプのボディでしたが、今回のSENDEROは1ピースタイプ。つまり切り離してトラギー化したりはちょっと難しそうです。

さらに付属のバンパーもリニューアルされたそうです。

ボディーは2トーンで渋く塗装されています。
カックイイ〜。

このボディ、多分味気ないと感じる方もいると思いますが、僕は凄く好きなんです。
前から言ってますが、オールドスクール感が半端ないというか、スケボーとかそっち系のアメリカンカルチャーを強く感じるスタイリングだと思います。

RTRで$299.99というコスパ重視のコンセプト

この製品、「SE=Sport Edition」という名所が製品名に入っています。
ELEMENTとしては、導入しやすいコスパに優れた製品という位置づけでの戦略なんだと思われます。

価格は$299.99

RTRでこの価格は最近のRTR市場を考えると相当安いです。
AXIALやTRAXXASは500ドル前後が当たり前ですからね。

$299.99というと値上げ前のREDCAT GEN8と同じ価格です。
安いです。

が、円安の現在、日本円だと45,000円ほどしますけどね。。。

この価格設定は、あるいみ価格高騰しているRCクローラー業界へのアンチテーゼとも取れます。常に挑戦し続けるアソシの企業理念そのものという気がしないでもありません(考えすぎですがwww)

今までのENDUROと何が違うのか?

299.99ドルという価格がどう実現しているのか?
とても気になる所です。

結論から言うと、各所でコストダウンが図られています
ですがそれがデメリットにならない様な工夫もみられます。

新しいアクスルやミッションが採用

新しいアクスルと書きましたが、実際の所、ホーシングの型は同じかもしれません。でもデフカバーは別モノです。
素材もなんか違う気がします。※まだマニュアルが公開されていないの品番から調べることが出来ません。

あと、見て分かるとおり、サーボがアクスルマウントになっています。
これは大きな変化。RCクローラーでアクスルマウント型の製品は殆どありません。AXIAL CAPRAとかコンペティショナル系のマシンや、一世代前の製品の場合ではおおかったですが、最近のRCクローラー、トレイルトラックはほぼシャーシマウントサーボです。

アクスルマウント型になったという事は、

パナールロッド無しの4リンク型

という事になります。
このメリットは大きいんじゃ無いでしょうか。

ちなみにリンクは樹脂製です。

そしてトランスミションも新しいタイプです。

ステルスXFギアボックス

今までのステルスXがXFになりました。
つまり別モノです。

ミッションの搭載位置もセンターでは無くフロント寄りに変更されています。
モーターはほぼフロント位置に搭載されるので、重心的なメリットは大きいかもしれません。

ただし、オーバードライブギアは搭載されていません。ODしたいなら(正しくはUD)オプションでギアの購入が必要です。

それから写真だとバッテリーはリア側に配置されていますが、ショートバッテリーならフロントのサーボマウント部に置く事も出来ますね。

安いはそれなりの理由もある

何度も言いますが、299.99ドルのRTR。
通常モデルのENDURO Sendero HDは375.99ドル。

これを比べると、ELEMENTはやっぱり価格帯がミドルクラスなんですよね。
AXILAとかトラクサスは高い!!(笑)

でもこのSENDERO SEは色々と先代SENEROからグレードダウンされている箇所があります。

例えばサスペンションがプラ製になっています。

ELEMENTと言えば、アソシ譲りの高品質ショックが特徴の1つでもありますが、このプラ製のショックは見た目はアレですが性能はどうなんでしょうね。気になる所です。

あ、そういえばインナーフェンダーが付きましたね。これは見た目的にGOODだと思います。

その他、今まで書いてきた部分と被るところもありますが、僕が調べて現状分かる範囲で箇条書きしておきます。

  • サスペンションがプラスチック
  • ベアリングでは無く金属ブッシュ採用(全て)
  • オーバードライブギアは別売り
  • リンクが樹脂製

明らかにコストダウンのために「廉価処理」されたと感じたのはこの4つ。多分ほかにもあると思います。

他の変化は新型モデルという事で納得出来る部分でもあります。

あ、それからプロポが変わってます。
恐らくこれも安いプロポなので採用されたのだと思います。

Flysky FS-G4Pですね。4chプロポです。

ELEMENTのRTR付属プロポは技適取得済みで、日本正規品を買うと現在では箱にも技適番号が書いてありますし、製品にはプロポに貼るための技適ステッカーも同封されています。

が、このプロポは多分技適取れて無いハズです。その辺は注意が必要。

その他もろもろ

ELEMENTといえば1.55インチホイールの小さめのタイヤがRTRに付属してくることが多いですが、SEでは1.9インチホイールの120mmタイヤが付属してきます。

しかも PinSeekerというあたら新タイヤみたいです。これは興味アリ。

受信機ボックスはリアへ。
ESCは他も出ると変化無し。
モーターも5スロの16Tが付属。

この辺は特に気になりません。

エントリーグレードという事で、やはり価格重視の構成となっている事は確かですが、ひじょうに良い製品だと僕は感じました。

これ、ひょっとしたら物凄いポテンシャルを持っている?
そんな可能性を感じます。

ELEMENTが構造変更してまで出してきたわけですからね。
ある意味”ENDURO2″のプレリリース的な意味合いもあるのでは?
なんて思ったりもします。

個人的にはSEのビルダーズキットが199.99ドルとかで、169.99アタリでリリースされたら面白いなぁと思っています。

最近パッとしなかったELEMTNTの動向ですが、この製品の登場で再び旋風が巻き起こるか?
楽しみですね♩

ELEMENT SE
https://www.associatedelectrics.com/element/cars_and_trucks/Enduro/SE_Sendero/specs/

https://www.associatedelectrics.com/element/

※当ブログは”Associated Electrics, Inc.“より画像等の使用許可を得ています。
※This blog has permission to use images etc. from “Associated Electrics, Inc.

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