【ハチイチ】CROSS RC 1/8スケール EMO X3 牽引機能付き 〜 実走行レビュー @ クジラシークレット

今回は”CROSS RC”のEMO Xシリーズ3作目であるEMO X3の走行レビューです。

開封レビューは既にお届けしておりますので、下記記事と動画をチェックしてみてください。

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1/8 EMO Xシリーズですが、既に次期作であるEMO XLという6×6マシンが発表されています。

目次

EMO X3でトレイル。1/8ならではなの安定感が最高に楽しい

CROSSのEMO Xシリーズはハチイチ(1/8)クローラーラジコンです。僕が最も好みのサイズです。※EMO シリーズは1/10。

サイズがデカイ事もあり他のCROSSの1/10シリーズとは違い、ボディはポリカーボネート製です。ということでそこまでトップヘビーではありません。つまり、良い走りをしてくれます。

僕の経験上、1/8のハードプラボディクローラーはボディが重くなりすぎて、走行性能に少々難ありです。

EMO X3 は[トーイングサービス・タイガー]というデカールが貼ってあるように、牽引レスキュー車というコンセプトです。この辺の機能も含めて紹介しようと思います。

まずはクジラシークレットでのトレイルから。

この日は川の水量も少なく流れも穏やかでした。
基本的にどこも乾いた路面だったので、ノーマルのストックタイヤでも不安に感じるシーンはありませんでした。

ちなみにタイヤはEMO X2に装着されているモノとはパターンが違うモノが装着されています。流用してしまいそうな部分ですが、この辺にもCROSS RCの本気度を感じました。

そして川沿いの玉石スポットでの走行は、1/8 + ポータルアクスルならではの走破性でした。

この玉石、多摩川沿いで良くあるサイズですが、1/10スケールマシンの場合デカすぎるんですよね〜。でも1/8だとリアルな障害物になります。

しかもEMO X3のポータルアクスルが相当効いてくれて、見事に交わしながら悪路を進んでくれました。
お見事!という感じです。

そして、サイズ的なアドバンテージは通常の何気ないシーンでも活きてきます。

ホイールベースや全幅という諸元はもちろん、重量的な部分も影響して全体的に高い安定性を感じました。

例えば、水位という面でも走行出来る場所が増えます。浅すぎることもありますが・・・

もちろん一長一短ではあります。
デカイからこそ走れない、リアルにならない、というケースもあります

とはいえ、走行中に転倒するようなシーンって殆どありませんでした。
これはEMO X2でもそうですね。
重量とトレッド&WBの影響だと思います。

ですが、これがね、ロッククローリングとなると1/8はデメリットの方が多いと思います。

牽引プレイを試す 〜 注意点はあるが、これは萌えるゾ

EMO X3の特徴はこの牽引システム。
ウインチサーボをプロポでコントロール出来るので、実際にマシンを持ち上げてレスキューすることが可能です。

ただし、後述しますがいくつか注意点があります。

とあるマシンのレスキュー依頼を受け、EMO X3が現場へ向かっていきます。
悪路でも問題ありません。
EMO X3自体の高い走破性でどこへでも駆けつけます。

一体どこまで依頼者は進んでしまったんだろうか?
そんな不安がよぎりつつもEMO X3は先に進みます。

で、見えてきた救助依頼者。
マシンはAXIAL SCX10 III Basecamp with Vanquish VS4-10 Body。

完全にハマってしまって身動きが取れないとのこと。
場所が場所だけにコレはかなり難儀しそうです。

EMO X3をバックでVS4-10の前につけます。

そしてフックをVS4-10のフロントバンパーに引っかけてました。

そして徐々にウインチを巻き上げていきます。
ジワジワとVS4-10の車体がアップしていきます。

ここまで来たら引っ張っていくしかありません。
かなり雑ですが・・・(笑)

で、

ココで注意点!!!

  • 牽引される側のマシンの重量
  • 牽引される側のデフの状態

この2つは牽引プレイするときに予め考慮しておいた方が良い点です。

牽引されるマシンの重量が重いと、ウインチでつり上げるときにEMO X3のフロント側がウイリー状態になってしまいます。トラクションが得られないので牽引自体難しくなります。

そして、牽引される側のマシンのデフがロックされているとタイヤを引きずりながら進むことになります(笑)

ただ、デフロックでもギア比が高ければ行けるかも知れません。
オープンデフでもギア比が低いと厳しいかも。

理想はリアが完全フリーになってる状態。
ただ、それを制御出来るマシンはクローラーの場合数が限られているので、結構牽引出来るマシンは限定されるかもですね。

と考えると、牽引自体はあくまでもオマケのギミックだと思っておいた方が良いかもしれません。

この部分のアームも動いたらもうちょっと変わってくるかもですが、あいにく動きません。


という事で、トレイルシーンにおけるEMO X3のレビューでした。

最後にEMO X2との共通点でもありますが、純正のESCだとドラッグブレーキの効き具合はかなり弱いです。色々と検証した結果、恐らくこれはギア比とEMO Xの重量による影響ですので改善するのはESCの交換が必要です。

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ISDT のESC70にあるアクティブドラッグブレーキだとそれなりに高いドラッグブレーキ力を発揮してくれました。

EMO X3でもESCの交換はした方がベターかと感じます。
サーボやモーターはそのままでも十分です。

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OBL HOBBYはCROSS RCの日本代理店です。
保証等もしっかりしており、技適対応プロポも付属していますので安心です。

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この製品、サイズと出来映え、そして価格の点から考えてもこの価格はかなり良心的です。
チェックしてみてください。

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