【ビルド】AXIAL 1/10 SCX10 III BASE CAMP ビルダーズキット 〜 その3:トランスミッション/ギアボックス C1-C6

AXIAL SCX10 III Basecamp ビルダーズキットのビルド情報。その3です。

今までのベースキャンプビルド情報は下記を参照ください。

https://rccrawlers.net/2024/03/03/axial_basecamp_build_axle/(新しいタブで開く)
https://rccrawlers.net/2024/03/07/axial_basecamp_build_shocks/(新しいタブで開く)

今回はこのキットの肝でもある「トランスミッション(ギアボックス)」の制作です。
BaseCampのギアボは今までのAXIAL製ギアボと共通性は無く、全く新しいものとなります。

名称は「LCXU SINGLE SPEED TRANSMISSION」と名付けられています。

また、BaseCampのRTRではオプション扱いの「DIG制御ユニット」がキットには標準装備されています。
この辺もチェックポイントですね♪

目次

No.03 – トランスミッション – C1〜C6 / SCX10ⅲBasecamp Kit / パーツの観察

BaseCampのトランスミッションは、ノーマルのSCX10 IIIよりもシンプルで小型化されています。ですがやはり、”SCX10 III”である事に変わりはないので、その仕様は一世代前のものよりも進化しています。
LCXU SINGLE SPEED TRANSMISSION

具体的にいうと「DIG機構」が搭載されています。
しかし、2スピード切替機構は省略されています。

DIG = 後輪ロックをプロポで操作できる = テクニカルなクローリング走行で有効

ですので、パッと見は”SCX10 II”のギアボと似たスタイルですが、全く違うモノとなっています。

これがBasecampのギアボの完成したものです。

こっちはノーマルのSCX10 III トランスミッション。
フロントモーター仕様なので長いです。

これは、SCX10 IIのギアボ(同等品)。

こう見ると、10.2と10.3の中間的な作りをしているのがBasecampのギアボという感じがします。(イメージ的なものとして)

DIGユニットがあるので使用するパーツもそこそこあります。

ただし、構成されるギア数は少ないです。
この辺は軽量化にも貢献しますよね。

ギアボックスの固定穴位置

SCX10 IIIのギアボックスはご覧の様な穴位置になっています。
LCGマシンのギアボとして採用する場合には注意が必要です。

僕の検証ではスキッドプレートごとLCGレールに装着するのは難しそうでした

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ギアボ組んでいきます

ギアはこんな感じで3ギアミッション形式となります。

カバー側のプラパーツにABCのアルファベットが記されています。

ストレートアクスルを使用する通常の組み方だと、AとBの位置にギアを挿します。ポータルアクスルの場合はAとCの位置にギアを差し込みます。※ギアはオプション扱い

これでギア比の調整をして、両方のアクスルスタイルに対応が可能です。

で、ちゃんと組んでいくとこんな感じになります。

カバーをすると、穴が空いているところからギアが見えていますので、ココにDIGユニットを装着します。

この黒いパーツと先ほどのシルバーのギアが噛み合うことで、後輪だけがロックするようになります。

この小さなレバーをマイクロサーボで前後にシフトさせ、ロックさせます

レバーを装着し蓋をします。そしてレバーの先っちょに黒いプラパーツを付ければほぼ完成。

こんな風になります。

もし、DIG制御が不要なら付属のパーツで対応が可能です。

DIG用のレバーを動かないようにする固定プレートがあるのでこれでOKです。

マイクロサーボを装着する場合

DIG機能を有効化させて遊びたい場合はマイクロサーボをギアボックスに装着する必要が有ります。

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こちらの記事で詳細を説明しているのでチェックしてみてください。

付属のマイクロサーボ用のサーボセイバーパーツは僕が使用したサーボには装着出来ませんでした。
サイズが違ったんですね。

AXIALの製品はサーボ関連パーツの互換製がSPKTRUM基準になっているので厄介です。

モーターを組み込みます

スーパーギアはこんな感じです。
56T。

このパーツ、ちょっとバリがあるのかシャフト入りませんでしたので、簡単に削って対応しました。

32ピッチはバックラッシの調整が楽でいいですね。
48Pだとちょっとシビアになるので大変です。

ピニオンは付属しています。14T。

モーターはHOBBYWING QUICRUN Fusion SEを採用しました。
escとモーターが1つになった2in1です。

2in1なのでちょっと長いです。
ここにマイクロサーボ装着すると、干渉しそうになります。
ギリギリ回避していますが・・・・。
このあたりの設計も、もうちょっと汎用性考えて欲しいなと思いました。

なんか細かいところが惜しいんですよね・・・・(笑)

モーター付きの重量は441gでした。
※マイクロサーボは無し

という事でギアボが完成しました。

1/10 SCX10 III BASE CAMP 4WD ROCK CRAWLER BUILDER’S KIT
https://www.axialadventure.com/product/1-10-scx10-iii-base-camp-4wd-rock-crawler-builders-kit/AXI03011.html

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