いや〜、ビックリしましたよ。
全く予想していませんでした。
VS4-10 Origin/Pro/Ultraが廃番に
USAメーカーの本格RCクローラーとして憧れの対象でもある”VANQUISH PRODUCTS”のラジコンですが、WEBサイトをしっかり見ていると、いくつかの製品が「Discontinued= 製造中止」となっていることに気がつきました。
Discontinuedは「中断する、中止する、廃止する、打ち切る」という意味がありますが、製品に対して言われる時は「廃番」を意味することが殆どです。
なので、もう入手する事が不可能になってしまったわけです。
![](https://rccrawlers.net/wp-content/uploads/2024/03/VS4-10_Press_Shot_Square_Cover_Model__26967.jpg)
![](https://rccrawlers.net/wp-content/uploads/2024/03/VS410_Black_VPS09002_28__30816.jpg)
![](https://rccrawlers.net/wp-content/uploads/2024/03/VP_410PRO_Clear_Mountain_Shot2__94772.jpg)
![](https://rccrawlers.net/wp-content/uploads/2024/03/VP_410PRO_Black_Water_Shot2__63999.jpg)
![](https://rccrawlers.net/wp-content/uploads/2024/03/VS410_Ultra_05_1000x1000__30821.jpg)
![](https://rccrawlers.net/wp-content/uploads/2024/03/VS410_Ultra_07_1000x1000__49885.jpg)
- VPS09001 / VS4-10 Origin Limited Kit
- VPS09002 / VS4-10 ORIGIN LIMITED BLACK KIT
- VPS09003 / VS4-10 PRO CLEAR ANODIZED – ORIGIN HALFCAB
- VPS09004 / VS4-10 PRO BLACK ANODIZED – ORIGIN HALFCAB
- VPS09005 / VS4-10 ULTRA CLEAR ANODIZED – ORIGIN HALFCAB
- VPS09006 / VS4-10 ULTRA BLACK ANODIZED – ORIGIN HALFCAB
これら6つの製品がDiscontinuedになっています。
Vanquishがメジャーなメーカーとして躍進するキッカケにもなり、Vanquishというメーカーのプレミアム感を決定づけたVS4-10シリーズ初期の名作達です。
これらは$749.99、$829.99、$899.99という価格設定で、しかも組立キットでした。
AXIAL、TRAXXAS、ELEMENT、REDCATと比べても一番高額でハイエンドとも言える価格設定ですね。
しかも、クローラー専門メーカーですので、その実力やこだわりは他の追随を許さないモノがあります。
この初期のVS4-10シリーズが無くなった現在、Vanquishは新しい時代に突入していると言えると思います。つまり、もっと幅広いファンに向けたメーカーとなったワケです。
ということで、2024年3月現在のラインナップについて調査をしました。
2024年3月 Vanquish Products ラインナップ
各車種の細かい仕様等について書き始めると長くなるので、ここでは簡単にラインナップをまとめます。
【RTR】VRD STANCE RTR – GREEN & SILVER
![](https://rccrawlers.net/wp-content/uploads/2024/03/VP_Stance_RTR_Green_Cover_Shot_1000x1000__27405.jpg)
![](https://rccrawlers.net/wp-content/uploads/2024/03/VP_Stance_RTR_Silver_Action_Shot_1000x1000__28485.jpg)
Vanquish Products(以下VP)の最新機種です。僕がブログ休止中にリリースされましたので、まだ詳細を記事にしていません。
このRTRリリースの一カ月前にVRDのカーボンキット(シャーシのみ)がリリースされています。
![](https://rccrawlers.net/wp-content/uploads/2024/03/VP_Stance_RTR_Chassis_Shot4_1000x1000__87685.jpg)
簡単に言えば、LCGマシンのRTRです。
「いつか出る」と言われ続けてきたLCGの全部乗せRTR。
しかもVP製ですから信頼に値します。
VS4-10シリーズとは完全に違うシャーシです。
REDCATのLCG RTRやRGTのLCG風RTRもありますが、実力という意味ではやはり今後コレが支持されると思います。
【KIT】VRD CARBON – KIT
![](https://rccrawlers.net/wp-content/uploads/2024/03/VP_VRD_Carbon_Kit2_1000x1000__00579.jpg)
上で紹介したVRD RTRのシャーシ部分だけのキット。
レールがカーボン製だったりと、RTR版のパーツとは一部変更されており、更なるパフォーマンスアップが期待出来ます。
これはAXAIL SCX10 PROと同じコンセプトの製品です。
「RTRでLCGを」というのではなく、メカやボディ、タイヤなどもっと仕様にこだわりたいという方に最適なキット。
【RTR】VS4-10 FORDYCE RTR – GREY&BLUE
![](https://rccrawlers.net/wp-content/uploads/2024/03/VP_Fordyce_Cover_Shot_1000x1000__74413.jpg)
![](https://rccrawlers.net/wp-content/uploads/2024/03/VP_Fordyce_Cover_Shot2_1000x1000__48587.jpg)
VS4-10シリーズとしては一番新しいRTR製品。
登場は2023年8月。
そうなんです「RTR」です。
VanquishのRTRなんて、以前をしる人からしたら、結構意外な展開ですが、やはりアメリカではRTRが求められているんでしょうね。
![](https://rccrawlers.net/wp-content/uploads/2023/08/VS4-10-FORDYCE-1.webp)
VS4-10 ProやUltraと違い、アクスルがプラスチック製のハウジングになっています。
他にもコストダウン策が講じられております。
使用されているミッションは初代VS4-10と同じVFDトランスミッション。
【RTR】VS4-10 PHOENIX RTR – RED&GREY
![](https://rccrawlers.net/wp-content/uploads/2024/03/VP_PHX_RTR_Gray_Field4_1000x1000__27355.jpg)
![](https://rccrawlers.net/wp-content/uploads/2024/03/VP_PHX_RTR_Red_Field3_1000x1000__45599.jpg)
こちらはフェニックスのRTR。
VPとして初めてのRTR製品でした。
登場は2023年2月。
![](https://rccrawlers.net/wp-content/uploads/2023/02/VS4-10-PHOENIX-RTR10.jpg)
DIG機構とオーバードライブ率変更が可能なVFDツイントランスミッションが搭載されているのが特徴です。アクルルはどちらの色もストレートとなります
【KIT】VS4-10 PHOENIX – STRAIGHT AXLE / PORTAL
![](https://rccrawlers.net/wp-content/uploads/2024/03/VPS09007_A_1000x1000__05333.jpg)
![](https://rccrawlers.net/wp-content/uploads/2024/03/VPS09008_2_1000x1000__15697.jpg)
そしてこちらは、フェニックスのキットです。
ポータルアクスル版と、ストレートアクスル版があります。
ずっとラインナップに変化の無かったVPに突如してこの製品が現れて、もの凄く興奮したことを覚えています。確か2021年10月にポータル版がリリースされ、2022年2月にストレート版という感じでした。
いきなりの新製品がやはりキットでのリリースという事で、何度も何度も1人で頷いていた事を覚えています(笑)
★まとめ
こうして見るとヴァンキッシュの製品ラインナップの価格設定は以前よりも安くなったことが分かります。
半額近くかわりましたね〜。
AXIAL、TRAXXASと同等の価格設定と感じます。
入手しやすくなったといえばそうですが、在庫が安定してないようでどれも常に品切れ中です。
あと、なんとなくですが、プレミアム感は薄れたかな、そんな印象を僕は感じています。やはり金属アクスル付属の高額キットという特別な感じがVPというメーカーの「顔」だった様な気がしないでもない。
あと、RTRが増えました。
なのでボディ付きのフルキットで手に入るのはPhonenixのストレートとポタールの2種類だけです。
という事で、VPのラインナップまとめでした。
僕的には、初代のスカウトボディ搭載でVFD2ミッションとアルミアクスルが付属した組立キットが出れば$899.99でも買うかも。。。。
![](https://rccrawlers.net/wp-content/uploads/2021/08/vanquishproducts.jpg)
https://www.vanquishproducts.com/new-releases/
※当ブログは”Vanquish Products“より画像等の使用許可を得ています。
※This blog has permission to use images etc. from “Vanquish Products“
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