びっくりニュースです!
なんとあの「hpi-racing」から1/10 RCクローラーが新製品としてリリースされました。
hpi-racingと言えば、第1次RCスケールクローラーブームが生まれるキッカケにもなった最重要メーカーだと僕は思っています。※主観です
この会社は1986年にアメリカで誕生していますが、創設者はなんと日本人の「渡辺達郎」氏です。世界的に大成功をおさめますが、2019年にスカンジナビアに拠点を置く Vestergaard Groupに事実上の買収をされました。その後はいまいちパッとしない(主観)リリースが続いています。
ですが、hpiこそ現在のRCクローラーカルチャーを生み出した立役者です。
こちらの記事を読んで頂ければわかりますが、hpiからはその後のRC業界で活躍する多くの優秀な人材が輩出されています。その中にはJeff Johns氏、AXIALの創設者もいます。
そんなhpiのクローラーですが、かつては「クローラーキング」なるレジェンド機も存在しました。
そしてその後、本格クローラーとして「VENTURE」が登場しました。
しかし2021年4月にVENTURE FJクルーザーのRTRは生産終了となります。
唯一残ったhpi-racingのクローラー製品は「VENTURE SDK」というビルダーズキットのみでした。
正直なところ、若干設計や構成が古い印象があり、僕は今まで手を出してきませんでした。そのうちこちらも廃番になり、hpiはクローラーから完全撤退?またはVENTURE 2 が登場? などと予想していました。
が、このSDKはずっとラインナップとして今も残り続けています。
そんなVENTURE シャーシですが、今回の新製品リリースで大幅なアップデートが施されたようです。
ということで、早速チェックしてみましょう。
1/10 VENTURE WAYFINDER31
わぉ!!
hpi-racing名義でのこのポスターイメージを見る事ができるなんて、、、なんか感激です。
ボディスタイルはトヨタの4ランナーぽいイメージですかね。ランクルっぽくもある。とにかくhpiのオリジナルデザインボディです。なんとなくですが、ヨーロッパ圏のボディブランドの作品群テイストをふんだんに感じます。
正直コレがカッコイイかどうかは何とも言えませんが(笑)、新しいボディを搭載したVENTURE 2とも言えるマシンが、どんな進化をしたのか、とても気になる所です。
ガンメタ色のボディの方がカッコ良いかも。
ボディはポリカーボネート製。サイドミラーやルーフラック、可動式のリアスペアタイヤマウントやLEDライトマウントなど、スケールアクセサリーも豊富に装着されています。
また、1.9インチのビードロックスタイルホイール「CR-10」にRockthomタイヤが装着。hpiのタイヤは実力も高く、かつては人気が高かったモノが沢山あるので、期待が膨らみます。
進化したところ
厳密にどことどこが進化した、とか、どのパーツがバージョンアップした、という事はVENTUREであることに変わりは無いので、ぶっちゃけ分かりません(笑)
公式の説明によれば
- オプション扱いだったパーツが標準装備
- バッテリートレイの位置を3箇所選択可能に
基本的にはこの位の変化となります。
オプション扱いの品は
こういうパーツ類です。
フロントユニバーサルドライブシャフト、6MMアルミニウムロアリンク、4リンクリアサスペンション。
これらはVEMTURE SDK(ビルダーズキット)では標準搭載されています。
ちなみにSDKでは真鍮製のアクスルウエイトも付属しています。
バッテリートレイの位置はフロント、センター、リアで変更可能になったようです。
ということで、シャーシの構造自体は初代VENTUREのままとなります。
ESCやサーボ、プロポ、モーターなどは、VENTURE FJクルーザーに装着されていたモノと同じ物が付いています。
この辺は未進化ですね。
まとめ
簡単に言えば、、新ボディ搭載のVENTURE SDK仕様 RTRですかね。
- 全長:527mm
- 全幅:227mm
- 全高:238mm
- ホイールベース:311mm
- 重量:2.1kg
■工場組立&塗装済み電動フルタイム4WD 1/10スケールオフロードトラック■手描きのポリカーボネート製ウェイファインダー本体■機能的なルーフラックとサイドミラー■フロントバンパーにはブラシガード、ライトマウント、Dリングシャックルが装備されています。■リアバンパーにはスイングアウェイ スペアタイヤ マウントと D リング シャックルが装備されています。■調整可能なロックレールのサイドスライダーは、トラックが困難な障害物を乗り越えるのに役立ちます■成形鋼製 C チャンネル シャーシ レール■フロントユニバーサルドライブシャフト■フロントマウントのモーターとトランスミッションの位置により、究極のスケール感を実現■フロントウェイトバイアスにより登坂時のトラクションが向上し、より現実的な運転が可能になります。■3 つのバッテリー位置すべての部品が Wayfinder に含まれています■極めて高い耐久性を実現する全金属製ギアドライブトレイン■フロントおよびリアディファレンシャルへのスライダードライブシャフトを備えた中央トランスファーケース■トランスファーケースはモーターの失速を防ぎ、最高のクライミングアクションを実現します■トランスファーケースもセンタードライブシャフトを真っ直ぐにして低くし、より効率的なパワー伝達を実現します。■アクスルは、可能な限り最高の地上高を実現する小さなデフケースまたは「パンプキン」サイズを特徴としています■アルミデフパンプキンカバー■オフロードクライミングで優れたトラクションを実現するロックされたディファレンシャル■入手可能なクローラー ホイールに適合する 12mm アルミニウム六角ハブ■ショックタワーには複数のショック取り付け位置があり、ホイールベースのオプションが可能です■BTA (Behind The Axle) ステアリング リンケージによりアプローチ アングルとディパーチャー アングルが向上■スケール感のある外観とゼロバンプステアによる最適化されたジオメトリを実現するパナールバー■ゼロアッカーマンハイステアナックル設計により、障害物クリアランスが向上し、回転半径が狭くなります■フロント3リンク、リア三角4リンクサスペンション■オイル封入アルミ車高調ショックアブソーバー(ストローク63~90mm)■調整可能なネジ式ショックボディにより、車高を素早く変更できます。■デュアルステージショックスプリング■アルミロアリンク/ショックマウント■アルミニウム製パナールマウント■CMS (シャーシマウントサーボ) リアルなステアリングセットアップ■あらゆるスタイルのオフロードボディにフィットする調整可能なボディマウント■フルブレース付きリアボディマウント■全地形対応 Rockthorn 109mm x 38mm ソフト S コンパウンド タイヤ、分厚いトレッド ブロック付き■ビードロック スタイル CR-10 10 スポーク 1.9 インチ ホイール■HPI 35 ターン クローラー仕様モーターは、スピードとクローラ トルクを提供します。 ■HPI 防水 SC-3SWP3 クローラー エディション調整可能な電子速度コントロール ■HPI 防水ステアリングサーボ SS-30MGWR■キャリーハンドル付きHPI 2.4GHz無線システム■保護ケースに入った HPI 防水 2.4GHz レシーバー■ボールベアリングのフルセット■ニッケル水素電池と充電器、無線送信機用の単三電池 4 本が付属■
価格は$369.99です。
これはRTRとして安いと思います。
値段相応とも感じます。
いかがでしょうか?
ちょっとどんな走りをしてくれるのか、試して見たいところでもあります。
hpi-racing VENTURE Wayfinder
https://www.hpiracing.com/kit/160510
https://www.hpiracing.com/kit/160511
https://www.hpiracing.com/en/kit/117255
※当ブログはHPI Racing A/S.”より画像等の使用許可を得ています。
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