【ビルド】ELEMENT ENDURO ビルダーズキット 2 〜 スタンダードなRCクローラー シャーシキットとしてベストな選択

昨今、ビルダーズキットの種類が増えてきました。

  • AXIAL SCX10 III ベースキャンプキット
  • AXIAL SCX10 PRO キット
  • Vanquish VRD Carbon キット
  • Gmade GS02F キット

でも、手軽で間違いが無いスタンダードなビルダーズキットといえば

「ELEMENT ENDURO ビルダーズキット 2」

これで間違い無いでしょう。

僕も昨年の夏にビルドをしました。その時のリポートを簡単にしておきます。
以前の記事も参照ください。

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S-techsにてビルダーズキット2が国内在庫で販売中です。
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目次

ELEMENT ENDURO ビルダーズキット 2 のビルド情報 1

ELEMENTのビルダーズキットの組み方には特徴があります。
僕個人的にはこの組み方が一番しっくりきます。

まずシャーシからビルドしていきます。
そしてミッション、リンク、アクスルなど、仕上がったパーツをその都度シャーシに組み込んでいきます。

AXIALの場合は、最初に全ての各部パーツを制作し、最終的にシャーシにいっぺんに組み込んで行くスタイルです。

最終的には同じ事なんですが、作業性や仕上がっていく過程を考えると、ELEMENTの作り方の方が全体を把握しながら作れるので、ミスを発見しやすい&テンション的に維持しやすい、と感じます。

ビルダーズキット 2 の利点1

ENDUROはそのままビルドしてもとても走破性が高いシャーシです。

僕がラジコンを始めた時、はじめにAXIAL SCX10 IIIを導入しましたが、その数ヶ月後にENDURO ビルダーズキットを導入しました。そしてその走りの凄さに感動しました。それ以来ELEMENT ファンであり、ELEMENT 崇拝をしています(笑)

そんなENDUROシャーシはLCGマシンへのコンバート用にも採用されるケースが多いです。

そういう背景もあり、ビルダーズキットV2ではちょっとしたアップデートが施されています。それがこのパナールマウントです。

多くのシャーシはパナールマウントがシャーシ一体型orショックマウント一体型になっています。でもENDURO キット2では完全に別体型となりました。コレによりLCGシャーシなどへの転用が可能になっています。

まあ、今となってはこの仕様、特にありがたみが無い、、、といえばそうなんですが、出た当時は革命とも言える仕様でした。

説明書の誤植はちょいとある

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上の記事でも紹介していますが、説明書の誤植がちょいとあります。

主にネジ関連の指定ミスですかね。
でもこれは普通に作っていれば「おや?」となるし、BAGごとにパーツを開封していれば間違えることはないと思います。

説明書の誤植はELEMENTに限らずAXIALでも頻繁に見られますね。。。。

シャーシから組む

先ほども書きましたが、まずシャーシから作っていきます。
ステップ1の段階でここまで仕上がります。

これはね、気持ちが上がりますよ。
もちろん、個別のパーツを一つづつ作っていって、最終的にシャーシにドッキング!というスタイルもテンション上がりますが、僕的にはこっちの方がミスなく仕上げられます。

トランスミッションのビルドは難関のひとつ

スパーギアが変わった

キット2の付属スパーギアははキット1のスパーとちょっと違う所があります。

こっちはキット1のスパー。
スリッパークラッチの形した切り込みが入っております。
これ、結構ガタガタなんですよ。

こっちはキット2の方。
しっかり固定されるようになりました。

付属品が変わった

トップシャフトギア。
スパーギアを固定するシャフトですね。

キット1では、ギアの位置が違うタイプのパーツも付属していました。ミッションを反転させてモーター位置を変える時に使う用です。でもキット2ではそのパーツは付属していません。

キット1とキット2は、バージョンアップしているパーツもありますが、簡略化されている部分も結構あると言うのが僕の印象です。

ミッション製作一番の難関

ビルダーズキットV2では付属のドライブギアもスチールからプラに変更になっています。

これがビルド時の最難関ポイントになる訳です。。。。

ネジ固定する際に指定の2.5×10mm を使うのですが、これがねじ込めない・・・・・(笑)

普通に作業すると途中で確実に六角がナメます。
多分どんなに精度が良いドライバーを使っても固すぎてナメます。

なので説明書の指示にあるようにグリスを塗って作業するのですがそれでも固すぎてナメます。

ドリルで穴を拡張したり、別のネジを使ってタップを切る必要があります。

最終的に僕は、手持ちのスチールギアを使いました(笑)

プラギアへのネジ込み困難なリポートは海外のフォーラムでも報告されており、やはりタップを切る事が推奨されています。ここは注意が必要な部分です。

モーターはRADONを採用

いや、Holmes Hobbiesのモーターがクローラーには安牌という部分はあるのですが、やはりELEMENTに採用するならREEDYのモーターを!ということで、別売りのRADON 16T 5スロットを採用しました。

カッコイイ。。。。。

RADON
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多分イジること無いけど、カスタマイズ可能なタイプです。

ミッションが完成したので、早速シャーシに装着します。

アクスルはやっぱりストレートでしょ!

ポータルアクスルが流行りだした時に、”あえて”ストレートアクスルで貫いたELEMENT ENDURO。
ココが競技シーンで絶大な支持を得ているTeam Asocciateedcd”のクローラー部門であるELEMENTの真髄。

デフカバーは塗装しました。

このアクスル、舵角もかなり切れるしシンプル構造だし頑丈で、ホントにイイと思います。

FTパーツのリンク

キット2ではFTのリンクが付属しています。
しかもハイクリアランスタイプ。

本来はオプションパーツ扱いの製品です。
買うと結構高いです

キット1ではシルバーのストレートリンクでしたが、このアップグレードはキット2の大きな利点です。

FT = Factory Team :チーム・アソシエイテッドのワークス部門。高性能パーツ、パフォーマンスパーツ部門

ピボットはデルリン製。
これ、結構珍しいです。

多分他のメーカー含めデルリン製のピボット採用してるメーカー、他に無いんじゃ無いかな???

あと、リンクには長さが明記されています。
これ、地味に有り難い。

リンクは制作したらその都度シャーシに装着していくスタイルです。

なので、もうほぼほぼ形になりました。

ペラシャ、ダンパー

プロペラシャフトはシンプル。
大きなこだわりは感じませんが、今までELEMENTのペラシャでトラブルが起きたことはありません。

AXIAL SC10 IIIのペラシャは脱落したことあります

ダンパーはブロンズでカッコイイ

ダンパーはFTのブロンズダンパー。
でも・・・・・・

一部パーツはプラです。

キット1ではシリンダー周りのパーツ全てがアルミでしたが、キット2ではその辺の帳尻がしっかり取られています。
これは、なんとなく微妙な気がしたのが正直な所です。

完成

ということで完成。

自分は動画の撮影もやりながらなので時間がかかりましたが、普通にビルドすれば半日あれば完成すると思います。
少なくとも1日で行けます。じっくり楽しむなら2.3日という感じでしょうか。

とにかく今原稿でリリースされているスタンダードなクローラーシャーシならコレがベストです。
※LCG寄りのコンセプトシャーシだと、話は変わりますが・・

ビルドも想像より簡単なので、気になっている方はトライしてみてください♪

ELEMENT ENDURO Builders Kit2
https://www.associatedelectrics.com/element/cars_and_trucks/Enduro_Trail_Truck/Builders_Kit_2/

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