【説明書の補足】ELEMENT ENDURO ビルダーズキット2のマニュアルで、ちょっとわかりにくい部分の説明

ELEMENT ENDURO ビルダーズキット2を先日ビルドしました。
説明書について、補足事項があるのでリポートします。

尚、この内容は僕個人が感じたもので、もしかしたら間違いがあるかも知れません事ご承知頂ければと思います。

目次

説明書の補足

誤植?

レールの左側にショックマウントを固定する際に使うネジの長さが違う?気がします。

FLAT HEAD SCREWS (FHCS) の12mmという指定がありますが、12mmのフラットヘッドはシャーシパーツが入っている袋には付属していなかったと僕は認識しています。

代わりに14mmが余っていたので14mmだと思います。

ちなみに、右側のショックマウント固定のネジは、FLAT HEAD SCREWS (FHCS) の14mmという指定です。構造的に左右で違う長さであるハズはないので、12mmは誤植と思われます。

付属グリスの事

ギア部などで「BLACK GREASE #6588」の使用を促す記載がある箇所が複数存在します。
ブラックグリスと書いてありますが、このグリスは付属していません。

#6588はコレです。

キットに付属のグリスはこれです。
ASSEMBLY GREASEとあります。

中身はグリーンです。ピンボケですが・・

説明書を見るとこんな図があります。

この中で付属しているのはショックオイルだけです。(SHOCK FLUID)
ねじロック剤やグリーンスライムは付属していません。※グリーンスライムはショックのオイル漏れ防止に使うグリス

付属のASSEMBLY GREASEがグリーン色なのでコレがグリーンスライムなのかと思いがちですが違います。単にグリーン色をしたグリスです。

ですので、グリスを使用する箇所にはこのASSEMBLY GREASEを使えばOKです。
ただし少ないので、別にグリスを用意しておいた方が無難です。

説明書の補足2

ピボットボール

ビルダーキット2に付属のピボットボールは珍しいデルリン製です。

耐候性と耐久性に優れる金属に似た樹脂「デルリン」

2セット付属しています。

実は2種類のサイズがあります。
ブルーで塗りつぶしたものは若干長いです。

リンクのロッドエンドに使う物は通常版の方

サスペンションの上部に取り付けるものは長い方です。
間違えないように注意してください。

サスペンションのOリング

サスペンションに付属のOリングは8つあります。
1本に付き2つ使いますが、サイズが違うので注意してください。

プリロード調整リングに入れるOリングはサイズが大きい方です。

ピニオンは付属してない

これは初代もそうでしたが、ピニオンギアは付属していません。

指定ではコチラの18Tを使うように書いてありますが、48ピッチのピニオンなら何でも良いと思います。
僕は13Tとかその辺をよく使います。

ショック固定マウント

ショックを固定する際のGKSマウントですが、黄色が黒いプラ製パーツで、青がアルミパーツです。

両方アルミでは無いので間違えないように注意が必要です。後で面倒いので。

ドライブギア固定にはタップリのグリスと良質なツールを

このキット一番の難関はここです。
V2のキットはドライブギアがプラスチック製になっています(強化プラ?とても固いガチガチのプラ)。アイドラーギアはスチール製です。

このプラの穴にM2.5のフラットヘッド(皿ネジ)をねじ込んで固定するのですが、メチャクチャ固いです。

しかも使用するツールは1.5mmの6角ドライバーです。
なめやすいですね〜。

なのでグリスを塗るように書いてあります。

ネジにも塗りますが、穴にもグリスを充填しておいた方が良いです。
そして、他のナメにくそうなボタンヘッドのM2.5ネジを使い一度シュミレーションしておきました。
タップを切るイメージですね。
このサイズのタップがあればベターです。

ドリルはやめておいた方が良いかも。

ギアがギザギザなので手で持って力を入れると痛いので、クロス等でギアを包んで持つと作業しやすいです。

で本番。
グリーンのグリスじゃ無い別のものを使用しました。

なんとか完成。


ということで、僕が感じた点を紹介してきました。
参考になれば幸いです。

エンデューロ トレイルトラック ビルダーズKIT2
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