【プロポ】FLYSKY NOBLE PRO 〜 このプロポ、個人輸入でも技適があります!!!!

昨年10月に登場した中国 FLYSKY社のハイエンドプロポ”NB4 Noble Pro”。

このプロポ、僕が使っているNB4 Nobleの上位版にあたりますが、価格が2倍するのでイマヒトツ人気が出ていないと言うのが正直な感想。

デザインもちょっと独特ですしね。

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ただし貴重な情報を発見したのでシェアしておきます。

目次

技適マーク付き!!!

NB4 Nobleは技適マーク付き製品でした。

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中国ブランドが中国で製造した製品。
Aliexpressで個人輸入しても「技適マーク」が印字されている、数少ない製品の1つです。

  • 8ch仕様。
  • VRC-PROの操縦がUSBケーブル一本で可能
  • 軽量
  • 右利き、左利き両方に対応
  • コンパクト
  • 高解像度

とメリットは沢山あります。
そして何より価格が¥25000ほど。

AliExpress.com Product – Flysky FS-NB4 RC Car RC Boat 2.4G 4CH Noble Radio Transmitter w/ FGR4 Receiver HVGA 3.5 inch TFT Color for RC Car/Boat

円安なので僕が買った時より5000円高くなっていますが、それでも安いです。

このプロポ、FUTABAの7PXRやサンワのM17をも凌ぐ性能と評判の高性能を誇りますし、何より技適付き。最高です。

ではNoble Proはどうなのか?

18chプロポという恐るべき多チャンネル仕様を筆頭に、通信速度の高速化、付属品の充実差、スマホ撮影用のアダプタ、専用ケースなどなど、完全なプロ仕様。

サーキットユーザーにとって、コンマ一秒を縮めるための心強いツールです。

ただし筐体はNB4 Nobleのモノを流用しています。
装着されているパーツ群のカラーやデザインが変わっています。

そしてなによりも、このNOBLE PROにも

技適マークが付いています!!!!


宣材写真では分かりづらいですが、ホイラーの裏側に技適マークが見え見ますよね。

この動画の6:03 付近でもちゃんと技適マークと番号が確認出来ます。

技適番号は検索するとちゃんとヒットします。

210-126134

素晴らしいです

価格は5万ほど。
日本のハイエンド買うより全然安いです。
しかもこのセット内容。

スマホ撮影用マウントが何よりも素晴らしい仕様だと思います。

AliExpress.com Product – FLYSKY Noble Pro 2.4G 18CH AFHDS 3 Radio Transmitter Built-in Battery 3.5inch Touch Color Screen with FGr4B FGr8B Receiver

プロポの技適問題。
これは日本の輸入ラジコンの広まりを塞き止めている大きな要因です。

しかしFLYSKYのNobleシリーズに関しては、”メーカー”が技適を取得し、本体にマークと番号を”印字”した状態で販売するという、とてもレアなケースをとっています。

京商がNB4を販売していることが要因となっていることは確実でありますが、今後海外のプロポメーカーが様々な製品の技適を取得して本体に印字して出荷するという流れが一般的になれば良いのになぁ、と思う次第です。

アメリカの技適にあたる”FCCマークはほぼ全ての海外製品に印字されていますからね、コレに技適マークもセットなれば最高です。

ココからはちょっとマニアックな情報ですが、現在アメリカ製ラジコンのRTRに付属する安価なプロポを製造しているのは殆どが中国のメーカーのはずです。そして技適を取得する際はNobleもそうですが「相互承認(MRA)」という方式を使っています。これは日本国内のテストによる認証では無く、中国の検査機関による検査で合格すれば日本での技適が認められるという相互システムです。恐らく日本で取得するよりも格段に安く取得できるモノと思われます。中にはFCC認証と技適認証を同時にテストしている製品などもありました(ラジコン以外)。

つまり、鍵は中国のプロポメーカーにあります。製造段階で全ての製品にFCCと技適の同時取得をしてくれれば、僕ら日本人的には有り難いことですよね。
海外製品の輸入代理店もちゃんとビジネスが出来る様になります。

あっ、日本のプロポに貼ってある、あの訳の分からない技適シールシステムは超特殊な慣習なので、無くなれば良いのにと、僕は思っています(笑)

フタバやサンワやKOPRORPOが製造時に本体に印字や刻印すれば済むことですからね。
ホントに謎のシステムです。

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コメント

コメント一覧 (2件)

  • 初めまして、失礼致します。

    技適より厄介なのが、ラジコンナンタラ安全協会(?)なのです。

    日本国内で走せるだけなら、本来なら技適で十分なのですが、レースへ持って行くには、技適だけではダメなようにしてあります。

    上記の協会が検査(? 建前上は検査をしてると言う話だが、要はお金を納めろと。)して協会シールを貼って無いと出られないと。

    走行させる場合も、もしかたら、そのプロポはシール無いから使わないでとなる事も…(全てとは言わないが、可能性はあるそう)

    違う所からの改革が必要と感じた、新規ユーザーでした。

    • コメントありがとうございます!

      ナンタラ協会ですね。。(笑)
      たしか京商のブログか動画でも、NB4は2枚のナンタラ協会シールが貼ってないと公式レースに参加できないと説明されていました。

      このシステム、総務省からの天下り団体なのかな?(勝手な想像)
      よくわかりませんので、意味が無いとはいえませんが、おかしなシステムだと個人的には感じます。

      そもそも技適は国がメーカーに付与する認証のハズなので、メーカーが製品の製造段階で製品に刻印すれば良いだけの話。
      他の電波製品がそうであるように。

      それが何故かあのシール方式になっているのか。大人の事情が絡んでいることは容易に想像出来ますね。

      あと、技適というシステムは日本のRC文化をガラパゴス化している大きな要因なので、米国のFCC認証があるものは相互認証される、と言うようなそういうシステムが出来ればいいなぁ、なんて思ってますが、多分むりだろうな(笑)

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