【ブラシレスモーター】120A ESCでHolmesのアウトランナーモーターを使う〜 Part.3 〜

前回、前々回と、ドローン用の小型アウトランナーモーターでの検証を行ってきた、TSKYの120A ブラシレスアンプ。

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正直、「ちょっとクローラーでは使えないかなぁ〜」、と思っていたんですが、Holmes Hobbiesのアウトランナーモーターを入手したので、もう一度検証してみることにしました。

まずは動画をどうぞ!!

以下、動画内の内容を簡単に説明していきます。

目次

TSKY 120A ESCでリボルバーを回す

このESC、何度も伝えていますが、ホビーウイングのHOBBYWING QuicRUN-10BL120-SENSOREDの互換機なので、設定はHWのプログラムカードで可能です。

こちらがデフォルトセッティング。

最終的に僕が出したセッティングの答えがコチラ。

主要項目のセッティングを変えてはテストの繰り返しを30回位しましたwww

8.スロットルレンジ

ニュートラルの範囲の事。

  • 6%
  • 9%
  • 12%

とありますが、トリムで少しずつスロットルをあげていき、モーターが回転しはじめる数値を見ると、スロットルレンジが狭い方(6%)がトリム値は低く、12%にするとかなりトリムをあげないと反応しません。

しかも12%だと速度も上がりました。

4.スタートパンチモード

スロットルのレスポンス。

ソフトからクイックまで9段階あります。

最終的には一番ソフトな「レベル1」になりました。

クローラー向きの低速コントロールが出来るESCならクイックでパンチのある設定が理想ですが、このESCでパンチを目一杯あげると制御がしづらい感覚を覚えました。

ただ、これは何が正解か微妙な所です。

9.タイミング

色々試して18.75°に落ち着きました。

これは「進角」とい言われるもので、詳しくは理解出来ていないので説明できませんが(笑)、簡単に言うとモーター内で発生するズレを修正するためのセッティング項目です。

リボルバーはセンサーレスタイプなんですが、関係あるのかな?と思っていたら、設定を変えるとちゃんと変化がありました。

0,00°だと微速で走らせると途中でカクカクした動きになりましたが、タイミングをあげるとカクカクは無くなりました。

でも上げすぎても挙動がおかしい感じもするので、最終的に18,75°になりました。

プロポの設定でも多少は改善できるかも

今回は実験のためにプロポのスロットルカーブやニュートラルレンジの設定は弄りませんでした、プロポ側で制御することでもう少し改善する可能性はあります。

ただし、いずれにせよ、クローラー向きでは無く、

ツーリング向けのESCなので、
超低速での運用はファームウェアに設定幅がそもそも無いんでしょうね。

そんな感じがしました。

でもね、実用性は十分にあります。
それも事実。

ドラッグブレーキもバッチリ効くし、
低速もそれなりに使える。
120Aのスペック。
なによりも安い(2000円ちょい)

有りか無しかでいったら、アリだと思います。
最終的にはMAMBAに行き着くと思いますがwww


という事のこのシリーズ、コレにて終了です。

ということで、既にMAMBA Mircro Xに載せ替えてしまいました(笑)

やっぱりこっちは、鉄板の組み合わせだけあって制御が楽ですね。
Castle LINKの設定で化けます。

次回からはMAMBAのESCの使用感等、報告していきます。

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