【プロポ】RADIOMASTER MT12 Surface Radio Controller 〜 ExpressLRS(ELRS) 対応 　

先日の記事でExpressLRS(ELRS) の事を紹介しました。

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簡単に言うと、送受信機のオープンソースプロトコルです。

例えば、
フタバのT-FHSSやF-4Gはフタバのプロポでしか使えない
サンワのFH5UやFH4はサンワのプロポでしか使えない
FLYSKYのAFHDS3はFLYSKYのプロポでしか使えません。

これは各メーカーが独自の送受信方式（プロトコル）を採用しているためです。ただしこれは逆に言うと、技術の発展性を欠くことにも繋がっています（少々大袈裟ですが）。

そこで注目されるのが「オープンソース」という手法です。
技術者だけでなく、世界中のユーザーが開発に加われるわけです。しかもそのソース情報は無料、つまりオープンにされているので、どんどん発展していきます。

オープンソースはPCのソフトなどではごく一般的なスタイルですね

そして、プロポの送受信システムにもこの【オープンシステム】が活発になり、数年前からExpressLRS(ELRS)が注目されています。

今回はそんなExpressLRS(ELRS)対応のホイラープロポを紹介します。

RADIOMASTER MT12 Surface Radio Controller

RADIOMASTERという中国メーカーの製品です。

MT12というサンワのプロポ名みたいな製品ですが、$129.99で販売されているExpressLRS(ELRS)対応のプロポです。

販売先：Atees
MT12 Surface Radio Controller

MT12はExpressLRSだけでなく「EdgeTX」や「4in1」という方式にも対応しています。

この手のオープンソース対応プロポ詳しい事は分かりませんので、詳細は省きますが、 10 個の物理入力と 16 または 32 チャンネル を処理する機能を備えているそうです。

• アイテム: MT12 サーフェスラジオ
• 物理寸法: 177.8*118.4*207.8mm
• 重量: 480グラム
• 動作周波数: 2.400GHz-2.480GHz
• 内部 RF オプション: 4-in-1 マルチプロトコル / ELRS 2.4GHz
• サポートされているプロトコル: モジュールに依存
• 動作電流: 160mA (4in1) / 320mA (ELRS)
• 動作電圧: DC 6.6-8.4V
• オペレーティングシステム: EdgeTX
• 制御チャンネル: 標準で 16 チャンネル、拡張可能 32 チャンネル (4in1 のみ)
• ディスプレイ: 128*64 モノクロ LCD
• バッテリー: 2 x 18650 セルまたは 2 秒 7.4v 5000mah バッテリー パック (バッテリーは含まれません)
• 充電: 内蔵 USB-C 充電
• ファームウェアのアップグレード方法: USB または SD カード経由
• ホイールおよびトリガーセンサー: ホール効果
• モジュールベイ: ナノサイズ (RadioMaster Ranger Nano モジュール / RadioMaster RM 4in1 モジュール / TBS Crossfire Nano モジュール)

そしてこの製品には受信機が1つ付属されています。

ER3C-i 2.4GHz ELRS PWM Receiver
3CH
単体だと16ドルほど。

8chタイプだと35ドルくらい。

購入の際には、ELRS版か4IN1版、そしてFCCとLBTの選択をする必要があります。

たぶんというか、ほぼ確実にこれは技適は無いですし、取得できるようなプロポではないかも。。。

ただ、航空系ユーザーの中には、日本で使用している人も多いみたいなので、そのうち技適対応のファームウェアとかが出てくるカモデスね。

プロポの出力はファームウェアで制御されているのが最近のプロポの特徴なので、MT12もMIC版が出ればいいですね。

https://www.radiomasterrc.com/collections/surface-radio/products/mt12-surface-radio-controller