昨年の夏に「エアブラシが欲しい件」について記事を公開しました。
で、またその欲求がジワジワと上昇しています。
というのも、ある塗料への魅力が高まっているからです。
vallejo ファレホ
最近まで知りませんでしたが、
vallejp ファレホ
というスペインの塗料メーカーがあり、その製品群がなんとも魅力的で「使ってみたい!」という気に僕をさせているからです。
塗料の種類が多く、世界中にモデラーからの信頼が熱いメーカーで、
日本にも正規代理店があり、予想以上に安く入手する事が可能です。
シリーズも一杯ありますが、エアブラシ用としては「モデルエアー」「ゲームエアー」があります。
モデルエアーはマットアクリルカラー、水性、エアブラシ用に特別に配合されており、塗りやすさも定評あり、匂いも少なく、そしてなんと、
日本での販売価格1本 ¥319(税込)
という金額です。
この金額ならタミヤの塗料と余り変わりないので、メインの塗料として多数揃えるのは充分にアリだと思いました。
創作造形©造形村/ボークスさんが日本の代理店です
ファレホ 特設サイト(日本)https://hobby.volks.co.jp/brand/vallejo/
ボークスオンラインショップ https://hobby.ec.volks.co.jp/
発色が豊かで、ゲームのキャラクターなどで良く採用される色味を再現した「ゲーム カラー」の場合 1本18ml 363円です。
シリーズによって価格が変わってきます。
ちなみにですが「Scale Builder’s Guild」氏の動画を見ていると、画面の端に時たま映り込む塗料ぽいモノがあります。
右下にVapeのりキッドみたいな瓶が並んでますね。
これがファレホの「Model Air」です。 専用のファレホスタンドに飾られています。
単にこれを真似したいだけ(笑)というのも正直あります!www
今までずっと彼の動画を見て来ましたが、やっと謎が解けました。
で、コレを使うには「エアブラシ」が必要なワケです。
ファレホには筆塗り用やエアブラシ用を始め、沢山の塗料シリーズがあり可能性は無限大です
ラジコンのボディ塗装するなら、コンプレッサーの能力は高い方が良い
以前、エアブラシの記事を書いたら、経験者の大先輩の方からコメントを頂きました。ありがとうございました<(_ _)>
で、なんですが、1/10 ラジコンボディのような大きなモノをエアブラシで塗装する場合、ハンドピースのノズル系は0.7mmは必要とのことでした。※0.3や0.5でも塗れるが時間がかかる = ムラになる。
あと、エアブラシは
「塗る」のでは無く「描く」ツール
という重要な認識も伝授いただきました。
その辺ふまえ、導入するものを考えていくと、ハンドピース(エアブラシ)よりもまず「コンプレッサー」が重要である事が分かって来ます。
ノズル系が大きいハンドピース、つまりエアの吐出量、圧力が高いエアブラシを使う場合、コンプレッサーもそれなりのスペックが必要になってくるという理屈です。
プラモデルの塗装なら、沢山ある模型向きのエアブラシ+コンプレッサーキットでも良いかもしれませんが、ラジコンボディメインだと、恐らくパワー不足を感じることが予想されます。
例えば安価な充電式のエアブラシ。
恐らくこれで1/10ボディを塗装するのはかなり厳しいと想像します。
amazonで安価に入手出来る本格的なものだと、例えばコレ。Urlifeのエアブラシ2本付きのセット。
ハンドピースは0.2mmと0.3mmが付属。
タンクは1リットル。
ハンドピースは置いておいて、タンク容量1リットルは多分厳しいです。
WPLのラジコン製品を日本で取り扱っている”RAYWOOD”が展開するのは、PROFIXというエアブラシシステムのブランドです。
NITRO-COMP ニトロコンプ V2 オイルレスエアコンプレッサー は評判も高く価格も安価です。
でも多分、これでもラジコンボディをメインの塗装対象とすると最適とは言えないはずです。
RAYWOODのコンプレッサー製品はしばらく新製品が出ていないので、そろそろV3が?という期待もあります。
多分、本格的にやるので「良い品を」という時に選ばれることが多そうな製品がコレ
アネスト岩田 エアーブラシ用オイルフリーコンプレッサ パワージェットライト IS-925。
使ってる人が多く、信頼性もある名機のようです。
ですが、もしかしたらコレもパワーが足りなくなる恐れがあります。
0.7mm エアブラシ
ラジコンボディ塗るなら、ノズル径0.7mm以上が理想とのことですので、例えばこんなのを使うとしましょう。
WAVE スーパーエアブラシ トリガータイプ07【軽量アルミボディ】
やっぱ、これだな・・・。
で、注意書きにこうあります。
【推奨コンプレッサー】エア吐出量: 35リットル/分 以上
上で紹介したコンプレッサーのエア吐出量を調べて見ると
- Urlife;23リットル/分
- ニトロコンプ V2 :20-25リットル/分
- iwata IS-925:22.6リットル/分
と、やはりエア量不足になってしまいます。出来ない事は無いと思いますが・・・
HAIGE HG-DC880N1 ハイガー
今の僕の最終的な答えはコレです。
ハイガーのHG-DC880N1。
エアブラシ用、ホビー用、模型用ではなく、普通の用途向けのタンクレスのコンプレッサーです。
エア吐出量:0.6MPa時 70リットル
これはエアブラシ塗装用としてはかなり高い能力だと思います。
タンクが無いので、別にエアサブタンクを用意すれば、完璧です。
タンク無くても行けるかな???
どうなんだろう。
ちなみに5リットルタンク付きのタイプもあります。
¥23,800
36Lの予備タンク用意しておけばバッチリでしょうが、邪魔だよな・・・。
別にエアツールで車の整備するわけじゃ無いし。
ちなみにですが、ハイガーのコンプレッサーと全く同じ形状の色違い製品が「ミナト」というメーカーからも発売されています。
つまり、OEM/ODM系の製品ですねコレ。
元々の製品は中国のどこかの工場で作っていて、それを各メーカーがロゴとか色とかを変えて販売している”だけ”。
ラジコンでいうところの1060系ESCとか充電器とか、モーターとか、でも良くあるスタイルです。だから安い。安いだけじゃ無くて評判も宜しい。故障は多いがアフターのサービスは悪くない。
ということで、まだまだ調査を続けますが、
ファレホ + エアブラシ
でプラボディの塗装をいつかしてみたいと、考えています。
Vallejo 本家サイト:https://acrylicosvallejo.com/
ファレホ 日本サイト:https://hobby.volks.co.jp/brand/vallejo/
ボークス(ファレホ代理店):https://hobby.volks.co.jp/
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