【塗装】ラジコンホビーにおける三種の神器は「3Dプリンター」「カッティングプロッター」、残る1つは・・・・「エアブラシシステム」か?

以前、何かの動画で「ラジコンにおける三種の神器」に付いて話したことがあります。

2つは確定しています(僕的にね)

3Dプリンター:小物パーツからボディまで作れちゃう強力なツール
カッティングプロッター:ボディデザインの幅が広がる便利なツール

で、もう1つはなにか?
と考えていたんですが、やはり”アレ”しかないかもしれません。

そう、「エアブラシシステム」です。

ただ、3Dプリンターとカッティングプロッターよりも、遙かに敷居が高いです。
つまり、場所問題、排気問題ですね。
でも、導入したらボディ制作の楽しみは何倍にもなりそう。
※ラジコンボディの塗装にここまでのモノは不要といえば不要なんですが・・・

ということで、簡単にチェックしてみます

目次

タミヤのエアブラシシステム

前提として、「何故エアブラシなのか?」
という話なんですが、

『タミヤのTS、PS、ASスプレーのカラーラインナップから選択するのに限界を感じているから』

カラー数自体はそこそこ沢山あります。
っていうか一杯ありますね。
でも「この色で塗りたい!」っていうドンピシャのカラーに巡り会うことはほぼありません。

スケールクローラーの場合、実車カラーと同じような色味や、ネットで画像検索して気に入った色味とか、そういうチョイスをしたくなることが多いと思います。特に古い車が多いので、タミヤのカラーラインナップだとイメージと全然違う場合が殆どなんですね。

となると、

調色、混色で好みの色を作る

という方法しかないんですよね。

ホルツやソフト99の実車用スプレーを使う手はあります。
メタリックだと、多分粒子がデカイのでギラギラになりそう・・・

まあ、メチャクチャ難しく、面倒である事は容易に想像出来るのですが、エアブラシシステムを導入したら間違い無くスタイルの幅が広がることは間違い無いと思います。

で、一番お手頃なのがこの缶タイプの「タミヤバジャー」シリーズ。
なのかな?(笑)

これ、僕が子供の頃に近所のプラモ屋で売っているのを見たことがあります、
懐かしい・・・・。※似た製品かも。。。

ぶっちゃけ、僕の用途だとこれでも十分な気はします。
好きな色作ってボディ塗装するだけですからね。
ガンプラとか戦車、戦艦の細かい部分を表現するとか、そういうアレではないし。

でも、この缶タイプだと三種の神器の1つとはちょっと言いたくないかも(笑)
道具ってやっぱりテンション上げる自己満要素も大事ですからね。

コンプレッサータイプだと、「スプレーワーク ベーシックコンプレッサー (エアーブラシ付き)」っていうのが¥11,880とお安い。

これも昔、プラモ屋で売ってるの見た記憶がある。
タミヤの良いところは、こういう製品もちゃんとタミヤパッケージになっていて夢がある所。

なんと、タミヤ7.2Vバッテリーパックで駆動も出来ると言う楽しい仕様も魅力。
公園とか河川敷とかで塗装出来る!(笑)ので、排気問題考えなくても良い?かもしれない。

実売が¥7,600と言うところも魅力。
缶タイプのタミヤバジャー350IIエアーブラシセットと比較すると、ほぼ同じ金額だし、ランニングコストはこっちの方が安いし、良さげ。

初めてのエアブラシシステムに最適というレビューも多数あり、本格的な感じはしないけど悪くない選択の様な気もする。安いし

タミヤバジャー350IIエアーブラシセットの”エアーブラシ”の方が恐らく良い物ぽい。
エアブラシシステムはコンプレサーよりも、エアブラシの品質&性能で価格が大きく変わる

他にもタミヤにはいくつもエアブラシシステム製品があります。
¥25,000〜¥38,000くらいの間の機種です。

エアーブラシ付きのものとコンプレッサー単体のものなど、色々あります。

こういう小型のコンプレッサーもあるみたいです。

細かい事はサッパリ分かりませんが、パワーがあるコンプレッサーの方が長い時間安定して噴くことが出来るんでしょうね。圧力も高いので塗装も綺麗に仕上がるという面もあると思われます。

重要なのはやはりブラシか?

タミヤには沢山のエアブラシのラインナップがあります。

安いモノだと¥3,600程。
高いモノで¥17,000程です。

エアブラシというのは使った事が無いので感覚が分かりませんが、やっぱり高いモノの方が綺麗に塗装出来るんでしょうね。

あと、ラジコンのボディを塗装する場合に重要なのは「ノズルの口径」かな?

上の画像の製品の口径は0.2mmですが、その上の画像のは0.5mmです。
繊細な塗装をするわけでは無いので、0.2mmで1/10ラジコンのボディを塗装するのは厳しい気がします・・

その辺の選択も注意が必要になりそう。

PROFIXのエアブラシシステム

【公式】PROFIX エアブラシ by RAYWOOD

WPLのラジコンを販売しているRAYWOODさんが取り扱う、「PROFIX」というエアブラシ関連製品が何やらとても人気みたいです。

【予約商品】PROFIX Tech Liner 充電式エアブラシセット TR-02 PRO

PROFIX Tech Liner 充電式エアブラシセット TR-02 PRO
https://raywood.jp/products/r-profix-tr02-pro

USB充電式のコードレスエアブラシシステム。
何度かのバージョンアップを経て、このTR-02 PROっていうのはとても評判が良いみたい。

これも場所を選ばす作業出来ますね。

定格圧力:0.066~0.1MPa
タミヤのスプレーワーク ベーシックコンプレッサー (エアーブラシ付き)が最大0.11Mpaである事を考えるとほぼ同等?なのかな。

でもこのレベルの製品だと、1/10のボディを余裕を持って噴くのは厳しい予感がしないでもない・・・

PROFIX NITRO-COMP ニトロコンプ V2 オイルレスエアコンプレッサー


となると、この「PROFIX NITRO-COMP ニトロコンプ V2 オイルレスエアコンプレッサー」が良さそう。
なんかもの凄い人気らしい。

最大圧力0.4Mpa。
これはタミヤの上位機種「スプレーワーク パワーコンプレッサー」と同等の性能。

で、価格は¥19,800。
安い。

エアブラシは別売りなので大体3万前後でしょうか。
この辺になると3種の神器の1つとしての存在感を感じさせますね(笑)

PROFIX
https://profix.jp/

ガイアノーツ 「イージーペインター」 & ソフト99「エアータッチ」

で、落とし所なんですが、、、、
ガイアノーツのイージーペインター。

これでいいんじゃね?

という疑惑が浮上してきました(笑)

調合した塗料でスプレー塗装出来るやつ。

塗料をボトルに入れてエアスプレーで噴くだけ。
簡単です。

これ、実車用の補修製品をリリースする「ソフト99」がリリースしている”エアータッチ”と同じです。
エアータッチのOEMがガイアノーツのイージーペインターだそうです。

タッチアップペンをスプレー化出来るヤツです。

家にありました。
もう6.7年、いや、もっと前に買ったものなので、ノズル内部で塗料が固着しています

これの良いところは、専用のボンベじゃ無くても、市販のエアダスターで使えちゃう点にあります。
つまりランニングコストがめちゃくちゃ安い。

ただし!
小さな傷の補修用なので極細なんですね。
ラジコンボディを塗るのはなかなか厳しいかな〜。
どうでしょうね。

まとめ

理想は、やっぱりレギュレーター付きのエアコンプレッサーとエアブラシのシステムでしょうね。Mrホビーとかウェーブ、アネスト、サンコー等々、メチャクチャ種類があるので、今のところ正直さっぱりです。

ただやはり、場所問題があるので、導入はちょっと先かな〜、という気がします。

とりあえずで、充電式かボンベ式、またはタミヤのバッテリー駆動出来るやつアタリが濃厚路線でしょうか。

引き続き調査を進めていきます。

ちなみに、ホビー塗料の調色イメージを確認出来るこんなサイトがありました。
スゴい!
https://nmitani.info/collor_blend/index.php

あと、プロラインの塗料でエアブラシ塗装しているこんな動画もチェックしてみてください

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コメント

コメント一覧 (3件)

  • 飛行機モデラーからラジコンに転身して楽しんでる人間からの意見ですが、
    某長谷川迷人も仰ってますが、エアブラシってどちらかというと、塗ると言うより描く道具に近いので、ポリカボディや1/10サイズだと小径のハンドピースだと塗るのに時間がかかりますし、斑になりやすい、そして何より小径だと手入れが鬼大変です。
    個人的にオススメは0.7mm位がオススメですね。

    グラデーションとか色々やるなら0.5mm二本持ちがベストですが、希釈度合いが変わるので、その都度薄め液等で調整が必要です

    コンプレッサーに関しては大は小を兼ねるじゃないですが、容量があるのがベストですね。ただ比例して騒音には悩まされます、後水問題

    缶タイプは早めにコンプレッサー買っておけば良かったと後悔しましたw

    個人的見解ですが、コンプレッサーに関しては騒音等気にしなければ、ぶっちゃけ容量が多ければ何でもいいです。(タンク付きなら尚良し

    お金かけるならハンドピースですね。ただベタ塗り単色ならそこまでこだわる必要は無いです。

    小物パーツや一部マスキングして塗装なんかは0.3mm 
    1/16等のスモールスケールプラボディの表塗りやクリア塗装は0.5mm
    1/10以上の裏塗りなら0.7mm位が欲しいですね。

    まぁそれよりも一番大事なのは換気システムなんですがね…w

    • 返信おそくなりました。
      アドバイスありがとうございます!

      やはりなかなかハードルが高そうですね。

      騒音に関しては特に問題無いのですが、本格的なシステムだとやはりスペースを確保するのが今のところ難しいですね・・・。
      換気システムは尚更。。。

      将来的な目標として、引き続き調査を続けて行こうと思います!
      ありがとうございました

  • 補足
    ハンドピースに関してはあまりにも安いと詰まりや塗料飛び(大粒がびゅっと飛び出る)が出やすいので、1万前後がいいですね。

    岩田等は性能はいいですが、正直ラジコンボディには不要です(高い

    扱いやすく、尚且つ手頃でどこの模型店でも揃えれるなら、タミヤやクレオスのダブルアクション

    これは人によりますが、トリガータイプとボタン式がありますが、塗料カップが大きいトリガータイプがオススメです。(何度もカップに塗料入れるのが億劫になります)

    タミヤやクレオス製はなんだかんだでオールマイティーなので使いやすいです。
    というよりどのコンプレッサーでも使えるのがいいですね。(厳密にはアウトですが…

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