ちょっと前にRC8Xのアップデートをしたという話を記事に書きました。
結論から言うと、このアップデートで不具合がプロポに出ました。※僕だけのケースかも
海外の情報を見ても、どうやら最新の1つ前V1.2.4 (現在はV1.2.5がリリース)は安定していないみたいです。僕はV1.2.5にしても変わらず不具合が出ていました。
現状V1.1.5が安定
僕の症状を説明すると
- V1.2.4にアップグレード
1ch(ステアリング)の左右と2ch(スロットル)の片側の動きが極めて遅くなる←後述あり- 色々設定を試すも改善せず
- V1.2.5にアップグレード
- 症状変わらず
- Facebookで調べると最新ファームは不具合があるとのこと
- V1.1.5が安定バージョンとの情報
- V1.1.5にダウングレード
- 画面がおかしくなる・・・・
なんか、サービスメニュー的な見たことも無いUIになってしまいました。
でなんですが、
ダウングレートはしてはいけない
という事らしいです(笑)
スマホとかでもダウングレードって出来ない様になってますよね。
でも、RC8XのFirmwareページに今までのファームウェア一覧がありDLできるようになってるという罠があり、気軽にダウングレードを試みてしまいました。
この状態からV1.2.5(最新)のファームウェアをインストールしても変わりません。この画面になったらもう終わりです。
これはもうお手上げか?
と思って諦めていたのですが、FacebookのRadiolinkグループで復帰させる方法が書いてあったので試して見ました。というか、ダウングレードを成功させる方法と言った方がいいかな。
RC8Xのダウングレードで詰んだ状態から、ダウングレードを成功させる
RC8Xには本体内のメモリとマイクロSDカードのメモリの2つがあります。
【INT】ディスクと【EXT】ディスクです。※EXTはマイクロSD
PCとUSB接続するモードをWindowsで試すと、INTとEXTディスクが認識されます。
そしたらPC上で2つのディスクをフォーマット(設定は弄らず)。※INTを初期化するのは怖いですが大丈夫でした。ただしモデルメモリーなどのデータは全て消えます
EXTディスクにダウンロードしたV1.1.5の解凍済みフォルダの中身4つをコピー。
そして「Upgrade the specified」を実行。
この際、通常のアップデートの際に使う、1つ上の「update the latest」は使用しません
アップグレードが完了したらpower offで電源を切ります。
そして電源をON
そうすると、一回目の起動時はこういう画面が出ます。
ブートできませんって。
自動的にシャットダウンするので、もう一度電源をONにすると、、、
V1.1.5で無事起動しました。
挙動が正常に戻る
V1.1.5に戻すと、1chと2chの速度が正常に戻りました。
よかったよかった。
推測ですが、これが不具合なのかは不明です。←デフォルトの遅延設定が原因でした
V1.2から新しいプロトコルであるFHSS V2がRC8Xに加わりました。それに伴い受信機もアップデートされました。FHSS V2だとデジタルサーボ速度(3mm/s 4mm/s)を出すことが出来る様になります。恐らくその辺のプログラムの何かしらのエラー、または競合が起きているのかも。
ただしこの遅延にかんするリポートはあまり見掛けませんので、僕個人だけのケースかも知れません。プロポ内の設定が関係しているのかも。
感想
RC8Xは悪くないです。
受信機が安いので複数マシン所有者にはコスパがいい多チャンネルプロポです。
正直なオススメ具合でいうと、やはりFLYSKY NB4になってしまいますが、クローラーユーザーの場合はRC8Xでも充分運用出来ます。
ソフト関連の信頼性がもっと高くなると、Radiolinkの信頼性がアップすると感じました。
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