FMSから登場したFCX18ですが、先日ミッキーロックでのシェイクダウン&検証をしてきましたのでリポートします。


FCX18 LC80 ミッキーロックアタック

ミッキーロックというハードなフィールドで1/18スケールの検証をするのはかなり酷ではあります。
今までもFCX24やTRX4mなど走らせてきましたが、このサイズ感だとなかなか厳しいというのが実際の所です。
ですが、1/10ではなんて事無い場所が難所になるので、遊べるスポットが増えるという側面があるのがスモールスケールの魅力でもあります。
ということで、どんなもんか検証してみます。

まず大前提ですが、完全なフルノーマル状態での検証です。

いきなりですが、こんな所から。

ABS樹脂製のボディとはいえ、やはり重いプラボディ。
特にルーフラックやリアのスペアタイヤなど、トップヘビー要因がLC80には付属しています。
なので、こんな感じで体勢が崩れることは多いです。
FCX24 K5のフルノーマルだとこんな状態になるとスッテンコロリンですが、FCX24よりも足回りが強化されているのでこのケースでは大丈夫でした。

で、見事走破。
フロント側にウエイトを仕込めばもっと安定感が出るかな。
と言うか全体的に重心を低くしたいので、やはりブラスホイールは導入したい所です。

ちなみに、この程度なら何の問題もありません。

上手いラインを見つければ、こんな場所でもクリア可能。
こう見ると、タイヤが細いですね。
太いタイヤしたら、もっとワイルドな感じになってカッコイイかも。






基本的に良く走ってくれました。
感覚としてはトラクサス TRX4mのフルノーマルを「5」とすると「4」くらいな感じです。

ただし、こんな場所は到底無理です。

ボディが長い。
リアタイヤから最後部まで(クォーターパネル)の部分が長くて突っかかっちゃうんですよね。
これはボディデザインによって変わって来ますが・・・

ここは上の画像とは別の場所ですが、こういうカッコになる事がとても多かったです。

ギリギリまで登れても、やはり最後の一歩が難しい。
そんなケースも多かったかな。
とはいえ
フルノーマルでも十分な走行性能を持っていると感じました。
その他の印象

まず、ボンネットが衝撃で開いてしまうことが良くあります。
これはFMS製品全般に言える事です。



スケールリアリティは高いです。
これはFMSのお家芸とも言えます。
純正のノーマル状態ではTRX4mよりもボディの出来映えは高いと感じます。

あと、ESCは良いです。
ギア比も影響していますが、低速走行性の高さはTRX4mより勝ります。
ただし音はそれなりにします。
※TRX4mのギアのイズはほぼありませんが、ESCの高周波音が逆に気になります

FCX18はFMSがリリースしているスモールスケールRCカーの中で、間違い無く一番走るマシンです。
LC80好きならマストな一台かも知れません。

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