【ELEMENT】ナイトランナー計画 着手開始 〜 IFSトランスミッションの改造 / Knight Customs IFS Modification & Skid Plate

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ナイトランナー計画についに再着手しました。
3Dプリントしたパーツ類を精査し再印刷等を行いましたので、やっとこさシャーシに組み込みます。

目次

Knight Customs IFS Modification & Skid Plate

ボディカスタムは計画があるのでちょっとお預け。
という事でまずはシャーシ側の改造から行っていきます。

今回使用するのは「Knight Customs IFS Modification & Skid Plate

こういう3Dデータ。
それと「Knightrunner Overland pack」に含まれているパーツを合わせて組み込んでいきます。

こんな感じのプレートとパーツを付けていきます。
※一番左のパーツはトレーリングアーム式サスに変更する際のパーツだったので今回は使いませんでした。

ノーマルのナイトランナー。
初代IFSが標準搭載されています。

欠点はクリアランスの低さ。
これを改善するのが今回の目的。

グリスケースの縦の長さほどの隙間しかありません。

35mmですね。

これを42mm程に改善することが出来ます。経った7mmですが大きな差です。

はじめに言ってておくと、このパーツがポイントです。
純正のパーツをこのパーツに置き換えることでユニット全体に上側に少しだけ移動します。

フロントのプレートも形状が変わっています。
3Dプリントしましたが、印刷の仕方でTRDロゴの解像度が全然変わります。
印刷時間が最も速い角度と、TRDロゴの面が最上部になるような角度だと細かい部分の仕上がりが変わって来ます(印刷技術やプリンタ性能によって如何様にもできますが)

ガタガタ・・・・
なので再印刷しました。

まあまあ。

Rの文字が失敗してるけど、まあコレでいいでしょう。

色塗って完成

ヤスリ掛けするとある程度積層痕は消せますね。

装着していく

詳しくは今後動画にする予定ですが、ブログでも書いていきます。

ちなみにナイトカスタムのパーツには説明書が存在しませんので、先人の動画を参考にさせてもらいました。

  

お馴染みのREVolutionX RCさん。
分かりやすい動画で有り難いです。

基本的にはIFS周りを色々とばらして、パーツを付け替えて元に戻すという作業。

単純な作業ですが、バラす部分が意外と多いので抵抗はちょっとありますが、やってみると簡単な作業でした。バラバラになって再構築不可、みたいな事には絶対にならないので安心してください。

あと、IFSキットの製作経験がある方にはなんて事無い作業かと思います。
僕は経験が無いのでELEMENTのマニュアルを見ながら作業しました。ねじのサイズとかのチェックもマニュアルで行います。

まずはネジを外して色々とバラしていく

上の赤丸のネジを外してプレートを取ります。

赤丸の部分が先ほど外した部分です。裏返してあります。
金属製のパーツも外します

アンダーガードのこの部分のネジも外しておきます。

ロワアームがシャフトで固定されているので引き抜きます。

するとこんな風になります。

この作業の前後にサーボの取付位置変更が必要です。
方法は最後に記載してありますので、チェックしてください

続いてこの部分のネジを4箇所外します。
※デフギアユニットが付いている部分

ここを外すとアッパーアームが外れます。

こんな感じです。

こっちも外しておきます。

そして上側の4箇所のネジを外します。

沢山外すので、ネジサイズ、種類等を戻すときに間違えないように注意してください。

そうするとコチラのユニットが外せるようになります。

こんな感じ。

ギアボックスマウントを3Dプリントしたパーツに置き換えて元に戻す

ここからが本番。
コチラの上に付いているギアボックスマウント、コレがシャーシ側と固定される訳ですが、パーツの高さがあるので全体的に下側に位置することになり、地上高が低くなるという訳。

3Dプリントしたパーツとの差。

全然違う。

両方装着終了しました。

そして逆の手順で戻していきます。

マウントが短くなりましたが、使用するネジのサイズはそのままで大丈夫でした(僕の場合)。
一応再確認した方が良いかもしれません。

そしてアンダーガードも純正品を外して3Dプリントしたモノに交換します。
スキッドプレートのネジを外して止め直すだけでOKです。

前側のネジも元に戻します。

バンパーポストをフロントのアンダーガードにさして

ネジ止めします。

でもって完成です。

これが

こうなりました(笑)
若干の変化ですが、効果は確実にあると思います!

この差www

35mm→42mmになりました。

重要な補足事項5つ

装着は出来ましたが5点ほど補足があります。
結構重要なので忘れないように作業をしてみてください。

サーボ取付位置の変更が必要

KnightRunner純正状態だとサーボがシャーシの下側からネジで固定されています。
この位置で今回のカスタムをすると、サーボホーンが干渉するそうです。

ですので位置の変更が必要。
位置の変更と言っても簡単で、

サーボを上から固定すれば良いだけです。

一度バラしてサーボを上側に持っていきます。

こういう事。
サーボの取付台座がシャーシの上側に来るという意味です。
これだけで干渉が防げるそうです。

ステアリングリンク固定位置の変更

ノーマルだとステアリングリンクがプレートの上側で固定されています。

ギアボックスが上側に移動したので突っ張った状態になってしまっています。
なので下側に移動が必要(だそうです)

はずして

下側にボールスタッドを移動してロッドエンドを付けるだけ。
簡単です。

バッテリーマウント干渉

ここからは僕だけのケースからもしれないので参考まで。

完成後テスト走行させていると、何やら異音が____
で、見てみたら、バッテリーマウントとプロペラシャフトが干渉しています。
ギアボが移動したせいですね。

削れてます。

ということで、

雑ですがガッツリ削りました。
これで干渉はしなくなりました。

プロペラシャフトの筒の感覚が狭い

でも異音が無くなりません。
カチカチ嫌な音がします。

よく見るとプロペラシャフトの筒の部分の隙間が殆ど殆どありません。
コレもギアボが移動したために起きている症状です。

ノーマルはこんな感じです。

という事で、筒の中のアルミ棒と筒を数センチカットしました。
そしたら異音が無くなりました。

3Dプリントパーツのネジ止め精度の問題もあるような気がします。

左旋回目一杯すると、アンダーガードとタイヤが少し干渉する

ENDUROは舵角がスゴく切れるので、純正タイヤのサイズでもアンダーガードの端っこと少し干渉します。
右旋回は問題無し。

これはリューター等で一部削った方が良いかもしれないですね。
あと120mmタイヤとかは厳しいかも。。。


ということで、今回はここまで。

恐らくこんなマニアックな作業をされる方は日本に殆どいないと思いますが、参考になれば幸いです。

また、あくまでも僕の作業リポートですので、間違っている点があるかもしれません。
おかしいな?と思ったら自分の感覚を信じた方がいいです(笑)

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コメント

コメント一覧 (4件)

  • ご無沙汰してます
    前に少しコメントでやり取りさせて頂いた者です
    自分もナイトランナー少しいじってまして先日Club 5 Racingからパーツを買った際に
    club5のインナーフェンダーとマグネットボディーマウントをシャーシに取り付けるとボディーのあちこちに干渉箇所がでてメールでその事を伝えたら新しくインナーフェンダーを3Dプリンターし直して送ってくれましたよ
    新しいのはまた違う箇所が干渉して色々カットしましたけどね…
    自分でプリンター出来るのは羨ましいです‼️
    また色々参考にさせて頂きます

    • 干渉ありましたか・・・・

      大手メーカーと違い、その辺の詰めの甘さはどうしてもあるのかもしれないですね。
      参考になります。

      プリンターはあるとホント便利です。
      2年前は凄く安かったんですけど、最近は低価格帯モデルでも高くなってますね・・・

  • 着々と進んでいますね
    サーボ位置とロットの取り回しを変えないと行けないんですよね。
    確かにそうだったです思い出しました。www
    完成したらナイトランナーミーティング開催してください♪
    ぜひ参加させていただきます。

    • 問題はボディですね。
      いまそこでストップしてます。

      塗装し直すか? などなど。。

      ナイトランナーミーティングやりましょう!

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