【LCG】準備編 – サスペンションのドゥループ化を100均のボールペンを使って挑戦してみる 〜 PEN SPRING MOD

今回は、前から挑戦してみたかったカスタムに手を出してみます。
実際のカスタム内容をリポートしますが、今回は準備編です。

そのカスタムとは「サスペンションのドゥループ化」です。

僕自身、ドゥループサスペンションについて明確な理解は出来ていないのですが、LCGマシンで遊んでいると車高を低くすることの重要性を実感することが多く、今回ちゃんと組んでみようと思った次第です。

今までは単にスプリングを外して使っていただけなので・・・(笑)

※以下調査は僕の少ない知識によるもので、間違いがあるかもしれないこと、ご了承下さい。

目次

RCにおけるドゥループサスペンションとは

製品化されているドゥループサスペンション

Yeah Racing DESERT LIZARD 

製品化されているRCクローラー用のドゥループサスペンションと言えば、Yeah RacingのDesert Lizardが有名です。多くのマシンで装着されている姿を見掛けますよね。あるいみコレがあれば確実、という気もします。

見て分かるように、スプリングが付いていません。

でも製品には複数のスプリングが付属しています。

そうです。スプリングは筒の中に入っているんです。
こんな風に。

Desert Lizardは通常のダンパーとして組む事も出来るし、ドゥループとして組む事も出来ます。
そんな優れた製品です。

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ご無沙汰のデンジイエローさんも以前組まれていました。

他にもドゥループサスペンションはいくつか製品化されています。
そういうのを買うのも手なんですが、僕はとりあえず手持ちの通常ダンパーで作業してみようと思います。

ドゥループサスペンションの効果とはなんなのか? 上手く説明できない・・・

Droop = 垂れる・うなだれる等

そもそもドゥループはRCクローラーに限らず、ツーリングマシンのセッティングでも重要視されるもので、もちろん実車にも存在する概念です。

簡単に言えば

通常ダンパー = 伸びていたモノが縮む方式
ドゥループダンパー = 縮んでいたモノが伸びる方式

と言うのが僕の認識です。
もちろんそれにはもっと深い理論があるそうですが。。。

これは現在の3DRAP FIZZYの状態。
ELEMENT ENDUROの純正ダンパーのスプリングを取っ払い、1Gでダンパーが下がりきった状態になっています。

ひとつ目の効果は「車高が低くなる」ことです。

スプリングがダンパーに装着されているとその分車高は上がりますが、無ければ下がるのは当然の事で車高がグンと下がりました。
ハードな傾斜やキャンバーを走行する際には、1mm単位の車高の違いが走破性に大きく影響することは経験済みなので、単純に車高を下げたのが今の状態。

そして足上げ性能ももちろんアップします。

スプリングがある状態だと左側は伸びきるので問題ありませんが、右側はスプリングのバネレート(固さ)によって全縮みしなかったりする事もあります。オイルの番手によっても変わりますね。

こうやって固定した状態で足上げすれば全縮みするかもしれませんが、走行中の瞬時に変わる段差にはなかなか対応仕切れない、という事もあるかもしれません。

地面を這いつくばって進む様な、そんな印象があります。

スプリングを取っ払っただけのドゥループに起きるデメリット

ただし、スプリングを取っ払っただけだと、今までの僕の経験上だとあまりメリットは大きく無いです。

動きはスムーズだし、車高は低くなるし、足の動きも良くなるし、「最強じゃん」と思いがちですが、全然そんな事無いんです。

ダンパーの動きが良すぎてダメ って事があります。
表現が難しいのですが、動きを抑制するモノが全く無いので、単なる伸び縮みする棒でしかないです。

これは言い換えると「踏ん張りが効かない」という事でもあります。
トラクションがかからない、かかりにくくなるんですね。
通常バネがある場合は、バネが伸びようとする力が働きます。そしてタイヤを地面に押しつけるチカラ=トラクションになります。

なので、やっぱりスプリングはあった方が良いんだと思います。
もちろんその分車高は少し上がることになるのかん?
セッティング次第かな?

ということで、ドゥループ化をしてみたいと思います。

100円で実現するドゥループサスペンション

海外では「PEN SPRING MOD」と言われるこの手法。
100円均一のボールペンセットを買えば実現するそうです。

って事でいくつか用意しました。
今回使うのは一番左のボールペンセット10本入りで110円(税込)。

方法はダンパーを全部バラして、赤線の部分、筒の中にボールペンのバネをセットするだけ。
ダンパーに元々付いているバネは使用しません。
インナースプリングって事です。

ボールペンをバラして、

こんなバネでした。

このバネをダンパーシャフトの下側に挿入して筒の中に入れるだけ。

こうすると、筒の中でバネは伸びきった状態になるので完成時のダンパー長は短くなります。つまり車高が低くなる。更に反発するチカラも働くのでトラクションも確保出来る。という事らしいです。

これはやってみないと、やっぱりイマイチ理解が出来ないので挑戦してみます。

続報をご期待下さい

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