LCGマシン製作に伴い、改めて手持ちのELEMENT ENDURO アクスルを見直していました。
そこで、以前から気になっていたステアリング舵角について、ちょっと記しておこうと思います。
ELEMENT EDNRUOのステアリングリンクは、普通とちょっと違う

これはAXIAL のAR45アクスル。
普通のアクスルってこのタイプですよね。
ステアリングリンクが前に配置されています。

TWS CTSもそう。
っていうか殆どの車種は前にリンクがあります。

でもENDUROはこうです。
デフカバーの前に1本あるはずのリンクがありません。

リア側にリンクが配置されています。
これがある意味ENDUROの特徴でもありますし、色々なメリットをもたらしてくれるのだと思います。
が、ちょっと問題点もあるんですよこれ。
舵角は十分切れるんだけど、限界点で干渉する

右に目一杯切った時の状態。
わかりますか?これ。

ステアリングリンクのロッドエンドと、サスペンションのロッドエンドが干渉しています。

ここが干渉しなければ、あともうちょっとだけ舵角がアップするんです。

さらに前側のサーボリンクのロッドエンドは、パナールロッドを固定するボタンビスと干渉しています。
これも少しだけ舵角を狭めている理由。
ただ、これは「ELEMENT RCなりの答え」とも考えられます。
「あえて」こうしている。という可能性があるということです。
理由はわかりませんが。
この問題を解決するために、色々考えました。
そしたら、既に素晴らしい製品がリリースされているのを発見したんです。
Enduro axles steering plates set Enduro Style upgrade Artful Dodgers


こちら、ステアリング舵角を改善させるMODパーツです。

純正のステアリングプレートよりも長く、折れ曲がりの角度も少し緩やかになっています。
コチラは右側です。

左側も同様に長くなっています。


素晴らしい。
こういう製品は、ENDURO好きの僕としても初めて見ました。
素晴らしいアイデアです。

これはハンガリーのLCGシャーシメーカー「Artful Dodgers」の製品。
一つ$14.90とお安い製品です。
現在は在庫復活していますが、すぐになくなります。
在庫が無かったときに僕は考えました。
「自分で作れないか?」と(笑)
自作出来ないか考える

結論としては出来るんですが、Artful Dodgersの製品は、単に長くして角度を変更しているだけではありません。

ボタンビスやホイールに干渉しないよう、とても良く考えられた形状になっています。
コレをmm単位で再現するのは僕にはほぼ不可能。
実物あれば別ですけどねwwww
それから、仮にこの形をちゃんとトレースできても、暑さ3mmのアルミか真鍮板をこの通りに切り出すことは僕の技術や環境では不可能です。

DMM.makeで造形を依頼するとこの値段になります。

スチールでもこのくらい。
オリジナル買った方が確実です。
という事で、Artful Dodgersのこの製品の発注を検討しています。
が、実際、ノーマルの舵角でも困ることはほぼ無いです。
気持ちの問題ですかね(笑)

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