アウトランナーモーター使用時に選択するESCとして、定番のCastle Creations Mamba Micro Xに変わる製品といえば、
Holmes Hobbiesの"CRAWLMASTER MINI"です。
昨年登場したこのESCは、CastleESC使用時に発生していたあの「キーン音」がほぼ消えるという売りと同時に、Holmes独自の調整によりLCGコンペシーンで支持率が高まっています。

そのCRAWLMASTER MINIが早速V2にバージョンアップしました。
CRAWLMASTER MINI ROCK CRAWLER ESC V2 - BARE BOARD

V1との違いですが、
- 内部BEC搭載
- MOS-FETが大きくなる
この2点が大きなポイント。
V1ではBECが搭載されていなかったので、受信機への電源供給が出来ませんでした。
なので外部BECが必要でしたが、BEC内蔵となったことで利便性があがりました。
ただし、5V/2.5Aなのでパワーはありません。
あくまでも受信機駆動用かな。
なのでいずれにせよ外部BEC、またはバッ直サーボは必要かもしれません。

そしてMOS-FETが大きくなりました。
トランジスタの一種です。
これにより高負荷にも耐えられるようになり、高いKV値のモーターでも安定した利用が出来る様になりました。

裏はこんな感じ。
自分でハンダ付けする必要があります。
が、恐らく今後配線済みの製品も登場すると思います。V1もそうだったので。

価格は$110
キャパシタも付属してるんですね。

配線キットは$12です。
CRAWLMASTER MINI ROCK CRAWLER ESC V2 - BARE BOARD
https://holmeshobbies.com/electronics-and-wiring/speed-controllers/crawlmaster-mini-esc-v2-bare-board.html
ちなみにこのESCは以前から僕がお伝えしているドローン用のESCシステムをベースにしています。
AM32というオープンソースのソフトウェアを採用しています。
なので根気があれば自作する事も可能。
なかなか難しいですが・。・・

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