前回の記事でCROSS RSの”AT4 EMO 4WD”の事について紹介しました。
なかなか魅力的な製品で、導入したら面白うそうなマシンでしたよね。

「いい線付いてるね」
というよりも、
「直球で潔い!」
そんな印象を個人的には感じました。
そんなCROSS RCについて、今回は少し掘り下げて見ようと思います。
CROSS RC

前回の記事で触れましたが、中国のブランドだと思われます。
香港?台湾?その辺の詳しい情報が見当たらないのですが、恐らく上海近辺に本社があると思われます。
“CROSS RC”と調べると、こちらのサイトと、

こちらの2つのサイトがヒットするかと思います。
本家である”CROSSRC”の方は製品の紹介を行う中国で公開されているサイトで、”CROSS RC U.S.”の方は、販売も行っているアメリカの総代理店のサイトです。
基本的にはCROSSの製品を購入しようと思ったら現在はアメリカのこのサイト経由か、アメリカの各ショップ経由という事になるみたいですね。
HOBBYTOWN OSHKOSH

CROSS RCの代理店はアメリカのウィスコンシン州オシュコシュにあるホビーストア”HobbyTown”だそうです。
1990年代にミリタリーRCの取扱を開始したHobbyTownが、2015年にCross-Rcの製品の輸入を始めて北米市場での販売独占権を得ています。
これはあくまで僕の想像に過ぎませんが、
Cross-RC U.S.の誕生以降、製品の開発に関する部分にもアメリカ人チームメンバーの意見やノウハウが反映されているのではないかな?と感じています。

中国資本のブランドではありますが、アメリカ人受けしそうな製品開発がAT4 EMOから始まったような気がしてなりません。
CROSS RC ラインナップ
ミリタリーRC
元々はミリタリーモデルの専門ブランドだったCROSS。
スケール感の溢れるリアリズムを追求した製品が目を惹きます。

BC-8 Mammoth Flagship Version $1,499

MC-8B Crawler Kit $749.99

HC-6 Kit $649.99
ミリタリー好きにはたまらない、モデルばかりなんでしょうね。
値段も高いですが、クオリティがスゴイです。

T-005 3 Axle Articulated Trailer $249.99
トレーラーとか、

D20 1/12 Scale 152mm Howitzer Towed Gun $269.99
D-20 榴弾砲まであります。
マニアックなレベルが一歩上をいっている感じです。
CROSS RC クローラー ラインナップ
さてここからが本題です。
CROSS RCのクローラーラインナップには5種類のモデルが存在します。
これはスゴイ事です。
どんな物があるのか興味心身です。
具体的には
- EMO AT-4
- SG4 & SR4 & KR4 & VR4
- FR4 & SP4
- SU-4
- PG4
こちらの5種。
名称の付け方が下手くそ。。。(笑)
なんか良く分からないしゴチャゴチャ。。。
EMO AT-4 Series

一番新しいAT-4シリーズ。

詳細は前回のブログで報告したとおり。
恐らく今、CROSSの製品を買うならコレが安牌。
ボディはシボレー ブレーザーの1タイプのみ(2021年2月現在)
2スピードミッション
デフロックのON/OFF
ポータルアクスル
等、TRAXXAS TRX-4 の機構を模倣してあるのは確実ですが、キット版だとスチールホイールが付属していたりとコスパが良いパッケージです。
キット版:$349.99
RTR版:$429.99
SG4 & SR4 & KR4 & VR4 SERIES







SG4 & SR4 & KR4 & VR4 シリーズですが、
車種によって名前が違います。
スカウトっぽいヤツと、ハイラックストラギー見たいのとアメ車のピックアップスタイルの4車種。

シャーシはAT4のベース車輌になっているだけあって、AT4と似たレイアウトです。


フロントモーターが斜めに付いてますね。
面白いなぁ。

CROSSのもう一つの特徴が、
同一車種内にもラインナップが3つほどあるという点があります。
こちらの ” KR4 “には、
- KR4A Sports Edition $289.99
- KR4B Athletics Edition $369.99
- KR4C Flagship Edition $469.99
があります。
違いは付属パーツの差です。
アクスルやホイールがプラ製かスチール製か、とか、
付属のインナーフォームがシングルかデュアルステージか、などなど。

それからCROSSのお家芸でもあるスケール感の高いボディデザインも魅力です。

車種によりボディ素材も差があるようで、ポリカボディだったりハードボディだったり種類があります。

一番安いのが、
SR-4A 4×4 DEMON Crawler Kit $199 です。
タミヤ並みの価格ですね。
走り関しての評判は高くありませんが、この価格なら欲しいかも。。。
FR4 & SP4 Series



つづいて、FR4 & SP4 シリーズ。
こちらも
FR-4A、FR-4B、FR-4Cとあります。
一番安いのが$199.99。

なんかさ、カッコいいんだよなぁ〜。
ただ、上で紹介した、SG4 & SR4 & KR4 & VR4 シリーズと決定的に何が違うのかが良く分からない(笑)
明確にシリーズ訳されているのでどこかが違うんでしょうけど、ちょっと分かりませんでした。

このシンプルなドライブトレイン、
なんだか良さそうです。

ベースシャーシはDEMONなので、ボディの差だけかもしれません。


クオリティ高いですね。
日本人が好みそうなマシンだと思います。
SU-4 Series

SU-4シリーズ。
こちらも今までのDEMONシャーシと基本的には同じ。
バッテリートレイの位置が若干違う程度です。

特徴がコレ。
内装がちゃんと全席後席あります。

しかもフィギュアの足もしっかり載せられるタイプです。
この内装はシャーシレイアウトの関係上実現するのは難しい事だと思います。

まさにスケールクローラーと言える逸品です。
もちろんプラボディです。

ボディの組立は大変そうですね。
価格は$329.99,$399.99,$549.99の3タイプ。
良い値段します。
PG4 Series Kits

こちらは全く違うマシンです。

シャーシも違います。
PG-4A $499.99
PG-4L $489.99
PG-4S $449.99
いずれもキットです。
PG-4Lはホイールベース412mm。

しかも、デュアルタイヤです。
エンジン音を再現するスピーカーユニットを搭載する事が想定された設計でスイッチパネルなども搭載されています。
クローラーというよりもスケールトラックですね。
ミリタリーマシンの延長線上で生まれたマシンなのかな?という気がします。
他にも、オリジナルのカスタムパーツ類が非常に豊富です。

ブランドとしての立ち位置は、クローラー界では走破性の点からもまだまだという感じがしますが、スケール寄りのマシンと割り切れば、RC4WD等とも張り合える魅力的な製品が豊富にあるので、注目に値すると感じました。
唯一惜しいのが、販売網がアメリカ発になっている点。
中国ブランドなので、もっと入手がしやすい場所があっても良い気がするんですが、僕が調べた限りアメリカのショップ経由で無いと買えません。
恐らく今までの展開から予想すると、最新機種である”EMO AT4″に新しいボディが加わるのは確実。
個人的にはディフェンダーD110ボディ搭載のEMO AT4。
これが、最高クオリティのボディで登場してくれないかなぁと、と期待しています♪
CROSS RC U.S. https://www.crossrc.us/
CROSS RC http://www.cross-rc.com/
※当ブログは”CROSSRC“より画像等の使用許可を得ています。
※This blog has permission to use images etc. from “CROSSRC“
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