【MAC】MacPro2013からMacStudioへ 〜 色々と困ったことが起きている VENTURA 13.0.1

久々にMacをアップデートしました。

ずっと使って来たMacPro2013をサブ機にして、MacStudio M1 MAXを導入しました。

スペックはM1 MAX、64GB 、2TB。
DTPメインでたまに動画くらいなので50万越えのULTRAは止めました。高い!!

ということでいくつかリポート。
備忘録てきな感じの記事です。

目次

めちゃくちゃ快適。早い。

MacPro2013も普通に快適でした。
でもメイン機1台で仕事をする恐ろしさがあったのでMacStudioを導入したのですが、やっぱり全然快適さが違う。

何がって、やっぱりSSDの速度。
これが一番影響していると思う。
MacPro2013がやってきた時も、それまでのHDD運用より圧倒的に早く衝撃的な快適性でしたが、MacStudioは全く違う。

MacPro2013

これはMacPrp2013の起動用SSDのデスクトップで測定した速度。

書き込み:970.4MB/s
読み込み:1385.7MB/s

MacStudioだとこの数値

書き込み:2740.0MB/s
読み込み:5311.0MB/s

書き込みで3倍、読み込みで3.8倍の差があります。

この速度なので、起動時の立ち上がりは一瞬。
データコピー関係はもちろんの事、Adobeソフトの動作もメチャクチャ快適。

MacPro2013だと起ち上がるので30秒ほどかかっていたAfterEffectsも6秒ほどで起ち上がります。

すげ〜。

ただし、快適だけどいくつか微妙な所があります。
MacStudioだからと言うわけではなく、OSがVENTURAだからという側面が強いですが、以下に紹介します。

MacOS VENTURA 13.0.1が微妙なところ

疑似解像度アプリが動作しない

EasyResとかQuickResを今までは使ってきました。
いわゆる疑似解像度アプリです。

24インチのFull HDモニタの作業領域を4Kに変更したりできちゃう優れもの。

僕の環境は会社でモニタ4台、自宅で3台使っています。
メインはTOSHIBAの32PROとBENQのPD3200U。他のサブモニタは会社で余っていた27インチのApple Cinema DisplayとかDELLの24インチなど、色々な行き場を無くしたモニタ達です。

有効活用するために繋げて使っていますが、解像度をある程度合わせることで快適に仕事ができるようになります。

たとえば、7680×4320なんていう8K解像度にする事も可能。

しかし!

VENTURAにアップデートしたらコレができなくなりました。

1920×1080のモニタはそれが限界。つまり一切拡張できなくなったという訳。

これがVENTURAによるものなのか、MACSTUDIOのビデオボードに対応していないということなのか?
ちょっと分かりませんが、実に不便。

あと、ディスプレイ名が表示されなかったりと、ちょっと不安定な感じも否めない。

スリープ解除する度に配置が切り替わることもある。

QuickRes類似のアプリは沢山ありますが、どのアプリでも無理なので、やっぱりOSかMacStudio側の問題ではあると思う。

Total Finderが使えない

https://totalfinder.binaryage.com/

欠かせないアプリ「TotalFinder」

コレが無いと仕事の効率が落ちます。
なのでずっと使ってきました。

何が良いって、

カラーラベル機能です。

以前のOSでは普通に使えたこの色分け機能ですが、どこかのOSバージョンからカラーラベルがタグ機能に変わりカラーラベルが廃止されてしまいました。

でもTotalFinderを使えば、タグ付けした色味でファイルやフォルダの背景にカラーラベルが付いてくれます。

これがないと色分けはこういう風にしかできません。

マジでこの仕様はクソです。
Appleの標準仕様での復活を強く望みます。


話を戻すと、

TotalFinderがVENTURAにアップデートしたら使えなくなりました。

海外サイトを調べても同様の事例が多数。
っていうか、VENTURAにはまだ対応していない、と公式サイトにも出ていました。。。(笑)

やっちまいました・・・。

ただ、一部情報ではintelマックだとターミナルでコマンドを打つことで使えるようになったとか、そういう話もあります。でもカラーラベルはやっぱり機能しない?という情報もあります。

なにやら根本的な問題があるみたいです。

とにかく、AppleシリコンでのTotalFinderによるカラーラベルは、今後も使える可能性がないように感じています。

Path Finder

https://ja.cocoatech.io/

で、導入したのがPath Finder。

優良のサブスクアプリですが、コイツでなら

こんな風にカラーラベルが使えます。

ただし、このPathFinderは独立アプリです。

TotalFinderはMacOSのFinderに追加されて動くアプリなので、使い勝手は標準のFINDERと変わりないんです。

インストールすると右上にTotalFinderの設定画面が出ます。

そこで設定すれば、通常のFinderがTotalFinderの機能に上書きされる形です。
なのでショートカットとか諸々、なんのストレスもなく使えたんですが、Path Finderはアプリとして起ち上げて、その都度そこで処理をしないとならないんです。多分。。。

これ、不便よね。
Finder切って、Path Finderに置き換えるような事が出来れば良いんだけど。

できるのかな?

とにかく機能がありすぎて良く分からないですこのアプリ(笑)

でも、今後の事を考えるとPathFinderを使いこなせるようになるのがベターな気もしています。


アップルシリコンはいいんだけど、こういう互換性とかの問題で、今まで使えていた物が使えなくなるのはやっぱり不便です。
Montreryに戻そうかとも思ってますが、どっちみちアップデートはする事になるので、TotalFinderやQuickResの開発陣に期待して、朗報を待ちたいと思っています。

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