RC4WD。
このメーカーはホントに凄い。
アメリカ6大クローラーメーカー(僕が勝手に選出しただけですが)の中でも特に、唯一無二の独自路線を貫き通し、しれっと魅惑的な製品をリリースしてくる、そんな彼等の仕事ぶりに敬服します。
そんな彼等の新作トランスミッション(2024年1月リリース)の紹介です。
RC4WD R7 Crawler Transmission
アルミケースに覆われたシングルスピードトランスミッションです。
価格は$69.99
ちなみにTrailFinder2に標準搭載されているミッションは"R3 シングルスピード トランスミッション"です。
R3とR7。
その違いが気になりますね。
ということで比較してみます
R7 | R3 | |
---|---|---|
素材 | ビレットアルミニウム | 鋳造金属 |
サイズ | 40.5×71.9×44.9mm | - |
ギア比 | 1:10.88 | 1.78:1 |
重量 | 110.5g | - |
価格 | $69.99 | $82.99 |
R3の方は重量やサイズなど明記されていない情報もありますが、僕が持っているR3ミッションを見る限りR7の方が断然小さく軽いと思います。
ギア比はどこの部分の比なのかが分からないので、数値に大きな違いがあります。
で、これ見ると分かるんですが、大きなスパーギアは付いてません。
小型ミッションにする場合、歯数の大きなスパーはスペースや重量的に不可能なんですね。
つまりこれはですね
こういう使い方をする必要があります。
※必要ではなく"推奨"かな。画像はマーリンクローラー
TF2みたいに、フロントミッションからセンタートランスファーケースを介して駆動させるタイプのマシンだと、トランスファーケースで減速されるので、ギア比的にOKなワケです。
このR7単体をセンタースキッドで使う場合は、速度が早過ぎちゃうかも知れません。
その場合はポータルアクスルを使用して、ポータルギアでの減速をさせるという手もあります。
でも、このR7は基本的にはRC4WD TF2用のミッションですので、他マシンで使うケースはほぼ無いと思いますけどね。。・・。
Francesco SequenziaさんとDaniel Siegl さん
この製品はRC4WDのチームドライバーであるFrancesco SequenziaさんとDaniel Siegl さんによって設計され、テストされたそうです。
Francesco Sequenziaさんはイタリアの方
この方ですね。
そしてDaniel Siegl さんはオーストリアの方
たぶんこの方。
ていうかRC4WDにチームドライバーがいたことが驚きです。
あとね。
フランチェスコさんもダニエルさんもヨーロッパの方です。
そのお二人が設計とテストをしてRC4WDで製品化されたというのは、なんとも不思議に感じました。
もしかして、RC4WDのベースってEUにあったりするとか?
などと想像してしまいますが、どうなんでしょうね。
かんがえすぎかな(笑)
RC4WD R7 クローラー トランスミッション
https://store.rc4wd.com/rc4wd-r7-crawler-transmission.html
※当ブログは"RC4WD USA"より画像等の使用許可を得ています。
※This blog has permission to use images etc. from "RC4WD USA"
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