「AXIAL」
RCクローラーを嗜む趣味人なら1台は経験したことがあるであろう、アメリカ、いや、世界のRCクローラーラジコン界のトップリーダーですよね。
そんなAXIALの名機と言えば
SCX10 II
である事は間違い無いでしょう。
その後の各メーカーの指標ともなった名機中の名機。
今その仕様を見ると、若干物足りなさを感じてしまう贅沢な時代を生きているわけですが、未だに数多くの社外･コピー･クローン等、リリースされている「SCX10 II互換パーツ」の多さが名機と言える確固たる証拠。
そんなSCX10 IIですが、実はまだ1台 販売しているんです・・・・・
1/10 SCX10 II DEADBOLT 4X4 BRUSHED RTR
クリーム色っぽい「ブラウン」と「ブルー」の2色展開されているSCX10 II Deadbolt。
型番はAXI03025T2です。
この型番はAXIALがHORIZON HOBBY傘下になった後のものですね。
メカ類がHORIZONグループブランドのモノに変更された為と思われます。
改めてDeadboltをみると、これ、カッコイイと僕は思います。
オリジナルボディですが、ガチのスケールボディと言うよりもタミヤ的な夢のあるスタイルなのがとてもそそられます。
なぜ、いまさら、SCX10 IIに興味を抱いているのかか？
という事ですが、
やはり、「名機だから」という率直な答えしか出てきません(笑)
「経験しておく必要がある」そんな風にも思うレジェンド機なワケで、僕的に無視出来ないという気が以前からしていました。
そして、このDeadboltは、近いうちに確実に廃番になるであろう製品です。
AXIALからSCX10 IIが完全に消滅する前に入手しておく必要がある、そういうコレクション的な欲求もあったりします。
で、このRTRですが、$339.99という価格で販売されています。
これはAXIALとしてはとても安い設定です。
amain hobbyで送料込みの金額が$400.98 USD。
これは今の為替(151円)の単純計算で約¥60,000チョイ
他の製品に比べたら安いけど、やっぱりSCX10.2 RTRに6万は高い・・・(笑)
とか思っちゃいますが、いかがでしょうか？
amain hobbies
https://www.amainhobbies.com/axial-scx10-ii-deadbolt-rtr-4wd-rock-crawler-blue-axi03025t1/p1446353
$ = ¥110 位だったときが懐かしい。。。。
鉄板レイアウト
SCX10 II のシャーシレイアウト
これは今やスタンダードなレイアウトですよね。
センターミッション
フロントバッテリー
サイドにESCと受信機ボックス
サーボはフロント縦置き
鉄板ですね。
もちろん、10.2がこれを初めてやったというワケではないと思いますが、爆発的に支持された10.2が採用していたこのレイアウトはその後のクローラーのスタンダードレイアウトになったと言っても過言では無いでしょう。
名機の条件
話がそれますが
名機とは何か？
僕の考えではですね。ラジコンの場合ですが
「良く走る」「高い走破性」「リアリズムが高い」、という部分は関係無いと思ってます。
パーツ「単体」で使用したいか、されているか
だとおもいます。
- 10.2のトランスミッションだけを他のラジコンで使う。
- 10.2のアクスルをLCGで使う
- 10.2のフレームを別のパーツで組み上げる
など、一つ一つのパーツの信頼性や性能の高さが、名機たる所以だと思うんですね。
そういう意味で言うと、10.2はまさにそれ。
今でいうと、ELEMENT EDNUROやVanquish VS4-10やVRDでは無いかな？
そんな10.2ですが、
1年位前まではビルダーズキットがあったんですよね〜。
しかも廃番前のセールでは150ドルとか、その位の投げ売り状態でした。
買っておけばよかった＿・・・・・・・
正直ですね、実際にRTRをそのままの状態で走らせると、物足りなさや、ボディのチープさなど、色々と気になる部分はあると思うんです(笑)
でもそれは現代の他のクローラー製品を知っているからであって、
温故知新
という意識の元では、SCX10 IIこそ、いま最適なマシンと言えるかも知れませんね。
OBL HOBBY
http://www.aiobl.com/shopdetail/000000003315/
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