AXIAL SCX10 III Basecamp ビルダーズキットのビルド情報 その2。
今回はサスペンション編です。
こちらも基本的にはSCX10 III JEEP ラングラー JLのサスペンションと同等なのですが、一部パーツ構成が変わっています。
サスとしての完成度もこちらの方が高いように感じます。
その辺のポイントを紹介します。
前回のアクスル編は下記参照ください。
https://rccrawlers.net/2024/03/03/axial_basecamp_build_axle/
No.02 – アクスル – B1〜B2 / SCX10ⅲBasecamp Kit / パーツのこと
サスペンションの構成パーツはこれだけ。
4本分です。
付属のオイルは35wt。
35wtというとタミヤの#425とかその位だという話もあります。比較的柔らかめ。
まあ、スタンダードといてばスタンダード。
ボディ重くなる場合はもうちょい固いオイルでも良いのかもしれないですね。
オイルの番手は奥深すぎて手が出せません(笑)
付属のスプリングには4本ともイエローの印が付いています。
これは品番で言うと「AXI233009」で、バネレートが”2.0 LBS/IN” つまり907gのスプリングです。
長さは70mm
こちらはSCX10 III ラングラーキットに付属していたバネです。
レッドとグリーンが2本づつ。
グリーン:2.13 LBS/IN
レッド:1.3 LBS/IN
前後でバネレートが違います。
しかも長さは62mmとBasecampのスプリングより短いです。
ここが大きな差となります。
シリンダーも見た目は似ていますが、パーツ番号も違う別物です。
この辺の差は、事実上のアップデートだと思います。
サスペンション性能は確実にBasecampの方が向上していると感じました。
作りやすさ、オイル漏れの状況に関しても品質アップしていると思います。
制作開始
アクスル同様、サスのビルドも特に戸惑うところはありませんでした。
実に作りやすかったです。
そういえば、サスのシャフトを固定する専用ツール、まだ使った事ありません。。。。
あれ、やっぱり必要ですよね〜。
オイル入れて完成。
大体いつものパターンだと、オイル入れてエア抜きして蓋閉めて、4本比べると戻り具合がバラバラなんですが、このサスペンションに関しては一発で決まりました。
やはり全体的な精度や構造が優れているから、僕みたいな腕のビルダーでも一発OKだったんだと思います。
次回はトランスミッション/ギアボックス編です。
1/10 SCX10 III BASE CAMP 4WD ROCK CRAWLER BUILDER’S KIT
https://www.axialadventure.com/product/1-10-scx10-iii-base-camp-4wd-rock-crawler-builders-kit/AXI03011.html
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