来ましたね、ついに・・・。
今まで数多くのRCをリリースしてきたFMS MODELですが、今回の製品はFMSの歴史の1ページに刻まれる製品になる事間違い無しの1台です。
簡単に僕の認識を記します。
少し大袈裟ではありますが、あながち間違っていないと思います。
要は「FMSの顔」になる製品ということです。
このマシンの評価がFMSというメーカーの評価につながる。
そんな気がしています。
【2024.3.13 追記】
アマゾンで販売開始されています。中国発送製品なので到着まではかなり時間がかかりそうです。今注文すると2ヵ月後に発送と出ています。。。このプロポに技適があるのかは不明です。検索したところ、現段階では総務省のページでヒットしませんでした(FS-MG11-BS)。
でもBEEZRCはFMS製品を日本で販売する公認ショップですので、もしかしたらまだ反映されてないだけかもしれません。いずれにせよ自己責任となります。
FMS 1:10 FCX10 Chevrolet K5 Blazer RS
シボレー K5 ブレイザーボディを纏った1/10スケールのRCトレイルクローラー、トレイルトラックです。3色展開です。
ポイントは「FCXシリーズ」であること。
FMSはいままでも1/10スケールの製品を出してきました。AtlasとFJ40です。このブログでもレビューをしてきました。この2つはシャーシの構造的に走破性が高くありませんでした。カスタマイズ性もヨロシク無かったです。ただし価格は安かった。
しかしFMSの「FCXシリーズ」は、1/24と1/18で走破性やカスタマイズ製に重点をおいた製品開発がされており、アメリカ製のクローラーを嗜む厳しいユーザーにもある程度支持されるシリーズとなってきました。
そんなFCXシリーズについに1/10が登場したんです。
これは期待が膨らみます。
K5ボディ。
個人的には正直、もうお腹いっぱいです(笑)
ちょっとここのところ、K5やK10のボディを採用した製品が相次いでいます。
スタイル的にも僕はあまりピンと来ないんです。これは好みですけどね・・・
ボディはポリカーボネート製です。
現在注文するとオプション扱いのハードトップとフェンダーが付属するそうです。LEDシステムもインストール済みみたいです。
- 全長:548mm
- 全幅:249mm
- 全高:285mm
- ホイールベース:324mm
これは良いサイズ感ですね。
ポリカボディのこのサイズの1/10スケールクローラー。
走りが良ければ確実に一軍入りマシンとなるでしょう・
そしてFMSですので、製品展開の速さも期待出来ます。
FCX10シリーズがドンドン増えていくかも知れません。
価格は$399.99
安くは無いですが高くも無いです。
この金額になったワケはその性能、ギミックにあります。
FCX10の詳細
FCX10はクローリング性能重視と言うよりもトレイルクローラーと言った感じです。トラクサスのTRX-4 インスパイア的な感じ。高規格クローラーとも言えます。
ポイントは6つあります
- DIGユニット搭載(後輪ロック)
- 2WD/4WD切替
- デフロック/オープンデフ制御
- 2速トランスミッション
- ポータルアクスル
- 磁気接続のLED
ちなみに
これらの機能を操作するために付属のプロポは11chタイプとなります。MG11というもので単体だと29.99ドルになります。Flysky製のプロポではありません。
FlyskyのFS-MG11-BSというプロポでした。
このプロポが技適対応になるまで日本での販売は開始されないと思われます。
→アマゾンでは販売開始されています。
ギミックについて
DIG機能 = 後輪ロックがRTRマシンに標準搭載されるのは希です。ですがFCX10では大きな売りの1つとしてイメージ動画でもDIG旋回の様子が多用されています。
2WD/4WDの変更はDIG切替の位置によって実現するので、ちょっとしたオマケ機能でしょう。
デフの制御は2速ミッションでのハイギア走行時に有効的です。
ポータルアクスルはこのようなトレイルクローラーにおける標準仕様ともいえます
そして僕的に一番感動したのがコレ。磁気照明システムです。
フロントヘッドライト、フロントウインカー、サイドインジケーター、リアウインカールーフライトバケット。
これからのボディに装着されたLEDへの電源供給を磁石をつかって行うというモノです。
ボディとシャーシを配線で繋ぐ必要がなくワイヤレスで電源供給が出来るので、ひじょうに便利です。
RTRでこのシステムが搭載されたマシンは、僕が知る限りほかにありません。
あと、サーボはアクスルマウントです。
これはこの手の1/10トラックだと珍しい仕様だと思います。
良い様にも思うし、逆とも言える。。。。
シャーシはミッドシップレイアウトで、中心軸に重心が来るように最適化してあるそうです。
バッテリーはTRX4と同じようなリア側寄りの配置です。
FCX10 ポテンシャルは高そうに感じます。
そして注目すべき点は、オプションパーツ/スペアパーツが既にFMSからリリースされていることです。ロングセラーシリーズとして展開していく事が前提である事が分かります。
他のFMS製品の場合、オプションやスペアパーツの展開がほぼ無いものもありますので・・・。
諸々詳しいレビューはこの製品の実機レビューをする際に行う予定です。
まだ先になりそう(技適の件があるので)。
とりあえずFMSの公式サイトで販売は開始していますので、チェックしてみてください。
※当ブログは"FMS MODEL "より画像等の使用許可を得ています。
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