アメリカのラジコン用メカメーカー”CASTLE CREATIONS”から、ESCの新シリーズがちょっと前に登場しました。
2021年4月にリリースされた「COPPERHEAD10」以来の新たなシリーズということになります。
これで陸用ラジコンのESCシリーズは
- MAMBA
- COBRA8 (今回加わったシリーズ)
- COPPERHEAD10
- SIDEWINDER
の4つとなり、ターゲットマシンに最適なESCを選択することがより可能になりました。
という事で、簡単にどんなESCなのか簡単にチェックしてみようと思います。
CASTLE COBRA 8
COBRA 8のキャッチは
「1/8スケール用の32ビットデュアルコア プロセッサ次世代ESC」
との事。
【次世代】と言うところがポイントみたいですね。
「Cobra 8 は、最先端の 32 ビット、デュアルコア プロセッサを誇り、精度とパフォーマンスの新時代をもたらします。」
今までのCASTLE製陸用ESCが何ビットなのかは不明ですが、恐らく12bit? 24bit? と32bitよりも低いスペックだったという事でしょうね。
32ビット化により、
「データログ機能」が主に向上しているみたい。
※もちろんモーター制御や応答時間の向上もあるそうです
32ビットというと、ドローン系、空物のESCでは一般的なスペックになります。
陸用だとハイエンドの部類だと思いますが、あまり陸用ESCでビット数というのは売り文句にはならないのか、今まで目にしたことが殆どありません。
1/8スケール対応との事ですのでスペックも強力です。
まあ、これはクローラーで使うにはオーバースペックかも知れませんが、重量級の1/8クローラーとかには良いかもしれません。重量は6.8kgまで対応しているそうです。
入力電圧範囲 6.0v ~ 25.2v (2s ~ 6s LiPo)
BEC電圧:5-8V(8Aピーク)
強力なBECは頼もしいです。
「CRYO-DRIVE™テクノロジー = 動作温度を下げて ESC の寿命を大幅に延ばすように設計」も搭載
もちろん防水仕様です。
対応モーターは、SmartSense ブラシレス、センサーブラシレス、ブラシに対応。
製品にはUSB-Cタイプの「Castle Link V4 USB アダプター」も付属しています。
これで細かい設定が可能ですが、WINDOWSのみなのが惜しいところ・・・。
ちなみにドラッグブレーキは「option5 :Crawler Full On」を設定することが出来るので、クローラー、トレイルトラックでの使用も出来るESCとなっています。
価格は$209.95
これはMAMBA Xよりも高いです。($169.95)
つまり、CASTLEのベースグレードESCとしてトップに君臨するモデルとも言えるかも知れません。
今後、MAMBAシリーズの用にCOBRA 8シリーズで色々な派生モデルが登場してきそう。
COBRA 8
https://www.castlecreations.com/en/cobra/cobra-8-esc-25-2v-esc-010-0172-00
Cobra 8 ACE
と思ったら既に出ています(笑)
Cobra 8 ACE
https://www.ghost-rc.com/shop/p/cobra-8-ace
これは「ドラッグレーシング」用にチューニングされたCOBRA 8です。
ただしこの製品は「GHOST RC」とのコラボ製品の様ですので、通常ラインナップではありません。
Castle Creations
https://www.castlecreations.com/
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