【新製品】REDCATから”LCG”ロッククローラーのRTRが登場 〜 Ascent Crawler – 1:10 LCG Rock Crawler

秋の新製品ラッシュ情報が立て込んでおりますが、こちらは紹介しないわけにはいきません。

REDCAT レーシングから新作の1/10 クローラーが登場しました!

めちゃくちゃ気になる一台です!

目次

Redcat Ascent Crawler – 1:10 LCG Rock Crawler

REDCATと言えば、GEN7.8.9と「GENシリーズ」でクローラーを展開してきましたが、今回は”GEN”の名称は付いておりません。

Ascent Crawler

Ascent = 上昇
と言う意味のワードが付けられた新シリーズのRCクローラーです。

しかも!
「1:10 LCG Rock Crawler」というサブタイトルも付いており、”LCG=低重心”マシンである事を意識したプロモーションとなっています。

※いわゆるカスタムシャーシで組み上げるコンペティショナルなLCGマシンとは別物と考えた方が良いです

2021年ごろからLCGマシンは世界的に人気のカテゴリーになりましたが、アメリカの大手RCメーカーが「LCG」を意識し、名称に加えたRTR製品をリリースするのは恐らくコレが初では無いかな?と思います。

いつか大手がLCGブームに乗っかり、全部盛りのRTRをリリースする事は予想してきましたが、まさかREDCATとは・・・、でもある意味REDCATだから、という部分もあるのかな?

そして魅力的なのは価格です。
REDCATはアメリカのメーカーの中で最もコスパに優れる本格RCクローラーをリリースするメーカーです。

$289.99 & $299.99

安い。
この価格はGEN9の$399.99よりも$100以上安く、GEN8の$339.99よりも$30〜$40安いです。

ボディが2タイプあります。
赤い方が$289.99、青い方が$299.99

まだ予約販売も出来ない状態ですが、近日中に取扱が開始されると思われます。

Redcat Ascent Crawler の詳細

それでは詳細を見ていきましょう。


赤と青でボディデザインが全然違います。

赤い方は1ピースボディです。
トラディッショナルなアメリカントラックにREDCATらしい(GEN7 Everestみたい)未来感を加えた様な印象があります。

スケールボディとしてはこちらの方がいいのでは無いでしょうか。

青いボディは2ピースのダブテイル&ピンチドボディデザインを採用し、いかにもLCGマシンぽいスタイルになっています。

2ピースなのでリアのベッドを取り外して更なる軽量化も可能です。
ハードなクローリングをするならこっちの方がオススメ。(RTRのボディを使い続けるならですが)

ボディはチルアウトマウントです。脱着が楽。

このマシンはGENシリーズではない点からも想像出来るのですが、ボディのディテールに関してはそこまで力を入れていません。グリルもデカールです。
これはボディの軽量化という点もありますが、コストの問題もあるでしょう。
そしてこの若干チープな印象を受けるスタイルが、じつはREDCATの元々の姿。
※言い過ぎか・・・(笑)

もちろんボディを取り替えて遊ぶもよし。
なんせ$289.99で買えるLCGコンセプトのRTRですからね。

シャーシの詳細

一番重要なシャーシ部分の詳細を分かっている範囲で解剖します。

  • 全長:444mm
  • 全幅:242mm
  • 全高:213mm
  • ホイールベース:312mm
  • 地上高 : アクスル – 54mm / センタースキッド – 70mm

まず、ホイールベースは312mmなので、一般的なサイズです。
対応するボディも無数にありますし、何よりもLCGの場合は313mm前後がベストサイズですので、GOODです。

そしてシャーシはもちろん新シャーシ。
3mm スチールシャーシです。
ショックマウント別体型。

このシャーシはLCGシャーシですね。(見た目も)
一般的なクローラーRTRのシャーシとは全然違います。

ドライブトレインはこんな感じでメチャクチャシンプル。

フロントモーターマウントからセンターのトランスファーケースへ駆動させるタイプです。
トランスファーケースもシンプルな構成でメチャクチャ軽そう。

そしてなんと!

アンダードライブトランスファーケース

なんですこれ。

付属のギアを入れ換えることで、リアアクスルが10%または20%のアンダードライブになります。(RTRに付属、出荷時は0%)

これは素晴らしいと思います。

シンプルという事もあり、ギア比の問題が出てきます。
通常はミッションやトランスファーケース内のギア構造を複雑にしてギア比を落としますが、こちらの場合は550/42Tのモーターを採用する事で速度を最適化しているのだと思われます。

これはどうなんでしょうかね。。。気になります。

メカやバッテリーの配置は好みに応じて変更可能です。
普通で考えたら、サイドにメカ、フロントにバッテリーかな。

ウインチサーボを付けることも可能です。

アクスルはポータルです。

なるほど〜。

ちなみにこのアクスルは「GEN9」で採用されている物と同じ物です。

サスペンションはLCGマシンぽいハーフスプリングタイプのアルミニウムショック。内部スプリングも取り付けられています。

リンクは一部ハイクリアランスタイプ。

サーボは35kgの8.4V対応です。(付属のESCは7.4V BEC @ 5A 付き V4 クローラー ESC)

タイヤは1.,9インチのこんな感じのやつ。
これはまあ、とりあえず付属している、って感じだと思います。

プロポはこれ。
技適はないと思われます。
※最近のRTR付属海外製プロポは技適取ってあるケースが増えてきていますが。。。

ということで、Redcat Ascent Crawler、いかがですか?

金額的にも目新しさ的にも、僕は興味心身です。
これは導入しないわけにはいかないかな?と感じています。

皆さんもチェックしてみてください。

Redcat Ascent Crawler – 1:10 LCG ロック クローラー
https://www.redcatracing.com/collections/3-new-redcat-products/products/everestascent

https://www.redcatracing.com/

※当ブログは”Redcat Racing “より画像等の使用許可を得ています。
※This blog has permission to use images etc. from “Redcat Racing

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