※プロモーション含む
今回はCROSS RC 1/8スケールクローラーラジコン EMO X2 Big Lion RTRの開封レビューをお届けします。
まず結論から言いますが、
CROSS RCの製品がこんなに素晴らしいとは想像していませんでした
ちょっとビックリしました。
でも背景を知ると納得です。
CROSS RCは中国のメーカーですがメインターゲットはアメリカ市場です。
アメリカ市場がターゲットという事は、厳しいアメリカのユーザーに受け入れられる製品を作らないといけません。
開封して感じた第一印象は正に「アメリカンクローラー」という事。
AXIAL、TRAXXAS、ELEMENT、REDCATと同じレベルの製品だと感じました。
そんなCROSS RCの日本代理店が東京都足立区にある実店舗RCショップ「OBL HOBBY」です。
http://www.aiobl.com/

EMO X2も既に入荷しており、国内在庫品の販売を開始しています。
要チェックです!
http://www.aiobl.com/shopbrand/ct247/
ということで、今回は「開封レビュー」をしていきます。
動画も公開しています
CROSS RC 1/8スケールクローラーラジコン EMO X2 Big Lion RTR

箱は1/8なのでデカイです。



初のCROSS製品とご対面という事でドキドキしています。

コチラにはOBLホビーの封印デカールが貼られていました。

こんな名前入りの書類も同封。

マニュアル類は付属のUSBメモリに入っています。
※言語は英語と中国語です
本体

じゃじゃじゃーーーん。
カッコイイ・・・
この格好良さはヤバイです。
デカさも相まって存在感が半端ないです。
1/8スケールはやっぱり良いですね〜。

ジープチェロキーボディを搭載していますが、ライセンスボディではないのでチェロキー風ですね。
CROSSの製品はプラスチックボディが多いですが、コチラはポリカーボネート製です。
厚みのある頑丈なポリカボディです。

塗装もバッチリでシンプルなデカールチューンが良い感じ。
今回僕はグレーをチョイスしましたが、他にブルー系のカラーが2色ラインナップされています。
グリップ性能が期待出来る2.2インチタイヤがこのモデルの本気具合を感じさせます。

LEDももちろん光ります。
プロポ制御で数パターンの点灯モードを切替可能。
しかもこのLEDはチップタイプのLEDです。5mmとか3mmのLED球ではありません。
つまり専用設計のLEDってことです。こういうのは通常はオプション扱いですが、初めから装着されているのは素晴らしいです。




アクセサリーパーツやプラスチック製のディテールパーツもしっかり装着されております。

プスチックパーツの品質が良く感じたのも僕の評価が高い点。
結構こういう部分のパーツって無視されたりしてるケースがありますが、重いボディを守るためか、頑丈で見た目も良いパーツが採用されています。

内装もあります!人が乗ってるのはポイント高いですよね。

いや〜、これはホントに良い出来映え。
まだ外での走行はしていませんが、きっと期待通りの走りをしてくれると思います。

ちなみにAXIAL SCX10IIIと並べるとこの大きさの違い。
ハチイチクローラーの迫力の違いは歴然です。
EMO X2 のシャーシを見る

ボディが良く出来ているって言うのは重要な要素ではありますが、それだけで全体の出来映えレベルを評価することは出来ません。
やはりシャーシが重要です。

上から見るとこんな感じ。

センタートランスミションです。
2速スピード切替が可能。

モーターは560サイズモーター採用。※動画では550と行っていますが間違いでした

右側サイドには2スピード切替用のマイクロサーボと、フロントデフロック制御用のマイクロサーボが付いています。
なお、保証対象のパーツにはOBL HOBBYのシールが貼ってあります。

左サイドにはESCと受信機ボックス、その上にLED制御用のコネクタがあります。
ESCはホビーウイングの880 DUALの改良版。
市販品の880 DUALよりもBECのスペック等が高くなっています。※通常は6V/4Aですが7.4V/4Aになっています。
またDUALモーター駆動用の配線も省略されています

プログラムカードを使う事で各種設定が可能。
カードは付属していませんが、ホビーウイング1080に付属のカードが使えます。

受信機ボックスとESC等に貼られているコチラのシール。
「水濡れの場合はこのシールが赤色になります。その際は保証対象外となります」
過度な水没、水中での走行は自己責任となります。
水滴が降りかかる程度の走行なら問題無いと思われます。

コチラはフロントサーボ。
動かした感じクイックでトルクもあります。
RTRのサーボはモッサリした動きのサーボが付属している事がよくありますが、このサーボはそんな事はありません。

リアにはリアアクスルのデフロック制御をするマイクロサーボが付いています。

バッテリーはフロント縦置きタイプでGOODです。


色々な所にCROSS RCやEMO Xのロゴが記載されています。
ダンパーのシリンダーにもあります。
こういう部分重要です。
ブランド力を高めると共に、所有感を満たす小さな演出です。
汎用品使ったり、刻印処理せずに出荷すればもっと安く出来るのに、そういう所にこだわるCROSS RCの姿勢は評価すべき点です。やはりアメリカがメインの市場である事が背景にあると思われます。
プロポとリアのワットリンク式サスペンション
付属プロポは優秀

今まで僕が手にしたRTRはそれなりの数がありますが、正直言うとRTR付属のプロポに満足したのはこれが初めてかも知れません。
やはり価格を抑えるために廉価版のプロポが付属している事が殆どですが、EMO X2に付属のプロポはDUMBO RCの6chプロポです。※先日10chプロポの紹介をしました
価格的にはコストパフォーマンスに優れるプロポなのですが、とても使用感が優れる良いプロポですよコレ。

決して高級感とか重厚感があるわけではないです。

でも握ったときのフィット感や素材の感触、重量感、スロットルとステアリングののフィーリングが良いんです。

そしてもちろん日本正規品。
技適取得済みプロポです
今までRTRのプロポは殆どの製品で、手持ちのお気に入りプロポに変更してきましたが、EMO X2に関してはこのまま使い続けたいと思いました。
ワットリンク式サスペンション

そしてコチラがEMO Xシリーズ最大の特徴である「ワットリンク式サスペンション」
リア側にリンクロッドが接続されています。

これは僕は初の経験。
※実際このタイプのリンクが付いているラジコンはまだ少ないです、

別名「リアアクスルバランスリンク」。
ということで期待出来るシステムです。


こんな風に中央の部分で力を吸収してくれます。
EMO X2はOBL HOBBYで販売中



紹介したCROSS RC EMO X2はOBL HOBBY(CROSS RCの日本代理店)で販売中です。
カラーはグレーとブルーにレイクブルー(薄いブルー)
初回ロットには数に限りがあるので気になる方は要チェックです
OBL HOBBY
http://www.aiobl.com/shopbrand/ct247/
ということで長くなりましたが、EMO X2 の開封レビューでした。
次回は走行レビューを行う予定です。
最近忙しいのと暑いのとで、なかなかフィールドに出向けないのですが、なるべく早くリポートしますのでお楽しみに。
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