【調査】定番の安サーボ(Amazonサーボ)「DSSERVO」のラインナップを調べて分かったこと 〜 最適なチョイスはどれか?

サーボ!サーボ!サーボ!

ラジコンにとってサーボは最重要パーツです。
「サーボに満足しているマシンほど愛着度が高い」という部分は間違い無くあると思います。

でも、良いサーボは高いです。

そこで選択肢に度々上がるのが定番の安サーボ。
別名「Amazonサーボ」

20kg。防水性も良い。価格は1700円前後
国内在庫で翌日届く。
25kg版もあり価格は2000円前後。

恐らく誰もが1つは買ったことがあるサーボかと思います。
僕も持っています。

しかし、DS3128ですが、

遅い・・・・

動きがモッサリ。
1700円のサーボなのでその辺はね、仕方ありません。
「クローラーに速いサーボは必要か?」という見方もありますが、絶対に「速い=クイック」な方が良いです。繊細なコントロールが可能ですからね。

で!本題

このDSSERVOのシリーズですが、他にもいくつかラインナップがあります。
スペックを読み解いていくと、ほぼ変わらない金額でもっと良い(と思われる)製品が見つかりましたので紹介します。

尚、日本のAmazonでは恐らく取扱が無いようです。Aliexpressで買えます。

目次

DSSERVOのラインナップ

Dongguan City Dsservo Technology Co.Ltd

DSSERVOは2012年に設立された中国のサーボメーカーです。
OEM、ODMが得意ということなので、やはり数多く存在する安サーボの中身はDSSERVO製であるケースが多いと思います。

DSSERVOのサーボラインナップですが、恐らく沢山あります。
公式サイトには載っていないモノもあります。
なので、これから紹介するモノが全てではありません。

アリエクスプレスの販売サイトを調べると下記の種類がある事が分かります。

赤ラベルの安サーボは合計7つ。
※青ラベルの上位シリーズは別にあります。

  • DS3218
  • DS3218 PRO
  • DS3225
  • DS3230
  • DS3230 PRO
  • DS3235
  • DS3240

赤字になっている製品は日本のAmazonで国内在庫で売ってるタイプです。
※他のシリーズの一部は海外発送扱いで売ってるケースがあります。

定番の20kgサーボ「DS3218」ですが、「DS3218 PRO」というバージョンが存在します。

左がDS3218,右がDS3218 PRO
ラベルからはその差を見極めるのが難しいですが、サーボホーンを取り付けるシャフトギアの部分の色が違います
トルク値やスピードも性能アップしています。

  • DS3218 ¥1,618
  • DS318 PRO ¥1,751

価格差は100円ほど。
これはPROを選ばない理由が無いですね。
https://s.click.aliexpress.com/e/_DBJsUnX

7/2に価格見たら倍近い価格に上がってました、なんで?(笑)
アリエクの価格は日単位で変動するので安い時に帰るとラッキーです

25kg、30kg、35kg、40kg

DSの赤ラベルにはもっとハイトルク(を謳っている)製品があります。

最高トルクは6.8Vで45kgのDS3240

価格は¥1,751
https://s.click.aliexpress.com/e/_DBJsUnX

そうなんです。
このDSシリーズ、スペック違いでも価格差が殆どありません。

これは謎ですね(笑)
アリエクで買うなら迷わず、40kgを選べば良い、と言いたいところですが、

ちょっと待って!

もうちょっとスペックを見てみましょう。

トルクとスピードのバランスが良い製品が1つある!

20kgのDS安サーボを使うと感じる速度不足、モッサリ感。
これは元々持っているサーボスピードのスペックが影響しています。

BEC出力を5V→6.8Vにするだけで多少アップしますが、やはりベースの速度が重要です。
※僕の経験では7.4Vぶち込んでも壊れませんでした。

DSの赤ラベルシリーズでスペック上の速度が一番速いモノを調べると

DS3230 PRO
https://s.click.aliexpress.com/e/_DBJsUnX

である事が分かりました。

6.8Vで0.09sec/60°
※DS3218は0.14sec/60°、DS3240は0.17sec/60°

この0.09sec/60°というのは、フタバのハイエンドサーボ「HPS-CB701」の6.0V時の速度と同等です

このサーボはトルクが30kgとありますが6.8Vで38kgなので十分と言えば充分。
それよりもスピードが赤ラベルの中で一番速いというのがポイントです。

この製品ポチりましたので、届いたらリポートします

この背品が、それなりにストレスなく使えそうなら、今後のサーボ運用に革命が起きそうです。

青ラベル

最後にもう一つの青ラベルシリーズについて簡単に紹介しておきます。

DSSERVOの青ラベルは赤ラベルの上位版シリーズです。
価格帯は¥3000〜¥4500程。
https://s.click.aliexpress.com/e/_DCmzO9j
赤ラベルの倍します。

スペックを見ると赤ラベルとの差が良く分かります。

  • 電圧が8.4Vまで対応
  • 速度も全モデルで速い
  • コアレスモーター仕様

最近増えてきた8.4V対応のサーボです。
Hobbywing 1080 G2のBEC出力も8.4V出来る様になったので、この辺は嬉しいですね。

そしてコアレスモーター仕様。
赤ラベルは普通のDCモーターですが、青ラベルはコアレスなので(鉄心 (コア) )スムーズで音も静かめです。

ただし、価格を考えると9imodなど他の選択肢も入ってくるので、青ラベルはからなずしもお得とは言えないかもしれません。

DS3225 PROは8.4Vで0.05sec/60°というスピード。これは興味あり。
https://s.click.aliexpress.com/e/_DCmzO9j

青の35kgは昔使ってましたが、ハイトルク故にハードなクローリングをさせ続けるとシャフトギア周りのプラケースが削れて、軸がゆがみ最終的にぶっ壊れた経験があります。プラケースのハイトルクはほどほどの方が良いかもしれません

ということで、DSSERVOの調査でした。
ご参考まで。

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コメント

コメント一覧 (2件)

  • 僕はスケール重視のトレイルランがメインなのでサーボはあえて遅めを使っています。
    ゆっくりステアリング切る方が実車ぽくて萌えます(笑)

    • 返事遅くなりました。

      確かに!!!
      その考え方もありますね。、
      勉強になります。

      動きが速いと、リアルさにはかけますもんね。
      キュキュyキュって(笑)

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