3Dプリンターを再び使うようになり、やっぱり思う機種選択の間違い(笑)
僕が使用しているCreality CR-10 Smartですが、ちょっと実験的な機種だったようで、日本で使ってる人は殆どおらず情報も少なく、正直イマイチなんです。
その後ダイレクト式のCR-10 Smart Proがリリースされ、そっちは優れたマシンの様ですが、初代Smartは置き去りにされている感じが否めません。
ということで、新しいプリンターが欲しくなっているわけです。
で、2つほどチョイスしました。
Creality K1 & K1 Max

同じCreality 製の比較的新しい製品。
特徴はなんと言っても高速印刷。
これ重要。
3Dプリントって1つ印刷するのに数時間は当たり前、大きなモノになると2.3日ってこともあるわけです。
でも最近のプリンターは高速化がどんどん進んでいます。
このK1シリーズはその筆頭。
常のFDM 3Dプリンターよりも12倍速いらしいです。
最近増えているKlipperファームウェアが搭載されているからこそのこの速度。
こういう一般向けの製品でKlipperが搭載されてくるとは、やはり進化の過程にあるんですね、3Dプリンターは。

しかもエンクロージャーハウジングタイプなので温度変化などにも強い。
ずっと避けているABSプリントも出来そうです。
CREALITYは今まで使っていたこともあり安心という面もあります。
価格も日本円で8.5万くらい。
MAXだと倍くらい。
2台体勢なら小さい方で全然OK。
200×200×250mmなんで大抵のモノは印刷出来るし、占有スペースも少なくて済む。

Bambu Lab P1P & X1

憧れはこれだよね。
BambuのX1 Carbon Combo。
¥249,000
多色印刷が出来るプリンター。
最大で16食まで対応。
AIカメラ搭載でミスを検知。
などなど、今最も注目されていて、さらに評価が高いプリンター。
多色印刷っていうのはそこまで必要性が無いんだけれども、水溶性のサポート材を使ってサポート除去が楽になるとか、そういう点が魅力。

多色印刷が必要無いならX1-Carbon これでOK。
¥209,000
高いよ・・・・(笑)

でもって、比較的買いやすい価格のBambu製品はこれ、P1P。
¥109,000
カスタマイズすることで多色印刷も可能になったりと、X1シリーズのベースグレードみたいなイメージ。
もちろんKlipperファームウェア搭載で速い。
評価も良し。
これはなかなか迷うところ。
Bambu Lab
https://bambulab.com/ja
Creality Sonic Pad Based on Klipper Firmware 7" Touch Control Screen

ただね、現実的に3Dプリンター新調するっていうのはなかなか現実的じゃ無い(笑)
でも、こういう製品があるんです。
CREALITY Sonic Pad
¥26,900

これ、何かというと、
手持ちのFMDプリンターをKlipperファームウェア化する端末
というスゴイ製品。
僕が持っているCR-10 Smartもそうですし、ENDERシリーズやその他市場に出ている殆どの3Dプリンターは「Marlin」というファームウェアで動いています。
でも最近の速度系プリンターには「Klipper」というファムウェアで動いています。
超簡単に言えばパソコンで言うWINDOWSとMACみたいなモノですね。
Klipperといえば、以前紹介したことがある「VORON」等、DIYプリンター、つまり相当コアな世界のプリンターで使用されていたファームウェアです。

そして、このSonic PadをプリンターにUSB接続すると、大体のプリンターがKlipperで動く様になるという魔法の端末なんです。
すごいですねー。
でもね、速度が出るマシンって筐体も頑丈に出来ていたりとハード側の作りもちゃんと考えられているんですが、CR-10 SmartをKlipper化しても速いだけで品質がどうなのか?というのは不安なところでもあります。
でも割と評判が良いこのマシン、時短だけを考えれば導入はアリかもしれない。
とかって色々考えていると、ベストなのはCreality K1かな〜。
そんな気がしています。
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