2月に開催された「ニュルンブルク 玩具ショ」ーでのタミヤ新製品発表には興味を持たれた方も多かったんではないでしょうか?
BBXやCC-02 ランクル LC300、スカニアトラックなど僕個人的にも惹かれる製品が多くでました。
TAMIYA USAのサイトでは「COMING SOON」とラベルの付いた製品が追加され始めています。
そこで、僕が感じる
タミヤと主に海外メーカーの販売戦略の差
みたいなモノに関して今回は書こうと思います。
あくまでも僕個人の主観による感想であり、批判とかそういう内容ではありません
海外メーカーはティーザーから数日以内での発表&発売が一般的
僕はクローラー情報をメインでチェックしているので、バギーやツーリングメインのメーカーの事は分かりませんが、アメリカのメーカーの場合、ティーザー広告を打ってから数日、早い時では翌日に新製品の発表が行われることが多いです。
京商もモノによってはそういう戦略を行う事がありますね。
そして特筆すべきは
発表から発売までのスパンが短い
というところです。
AXIALなんかは、ティーザー広告が出た日の翌朝には製品ページがバッチリ公開され発売まで開始されているケースが殆ど。
正直、ティーザー広告の効果が出る前に発売されるという、広告マーケティング的にはちょっと勿体ない戦略ではありますが、ユーザーにとっては良いことだと思うんですね。(1週間とかその位のワクワク感は持たせて欲しいけど)
製品発表のインパクトって、目にした時を境に日に日に下降していきますから。
それがすぐ購入出来るっていうのは、やっぱり戦略的に正解だと思うんです。
製品概要とか動画とかも一気に出ますし、よく考えられて計画的に進行している戦略だと感じます。
もちろんメーカーや製品によっては、ティーザー打たずに突然発表ということもあります。
発売まで1ヵ月くらい待つこともありますが、ちゃんと発売日が明記されている事が多く、ユーザーにとってはありがたいこと。
タミヤの様に発売日が分からず、もどかしい気持ちになる事もありません。
そういう意味でユーザーフレンドリーな戦略。
実に単純な事でもあります。
タミヤの上半期下半期の製品発表はユーザーには「歯痒い」
そしてタミヤの上半期&下半期の製品発表。
こちらはユーザー向けと言うよりも業界向けの発表と理解するのが正しいと思います。
しかし現在のネット社会では業界向けの情報もすぐにユーザーへ届く時代ですから、僕のように、そして皆さんのように、タミヤから今後発売されるRC製品について知ることになる訳ですね。
で、タミヤの半期毎に行う製品発表は、あくまでも発表であり、発売日や製品に関する詳細は実際の発売日の1ヵ月とか2ヵ月前まで分かりません。
2月に発表された製品が7月とか8月に発売って事も普通にあります。
発表時に衝撃を受けて惹かれた製品でも、いざ発表(発売日決定)されたら「気分がもう萎えていた」なんて事は珍しくありません(笑)
僕もその1人。
まあこれは、人それぞれだと思いますけどね。
時間をかけて想いが熟成されるというケースもあると思います。
だから良い悪いという話では無いです。
タミヤ式の戦略の良いところは、一気に製品リリース予定が分かる点。
計画が立てやすい
ちなみに、タミヤでも発表会で出た製品以外に突然ティーザーが打たれる事もありますね。
あと、タミヤは年間にリリースされる製品数が桁違いに多いのでこういう手法しか出来ないのかもしれません?
いや出来るけどね(笑)
なにはともあれ、これがタミヤの良いところでもあり、ガラパゴスタミヤの独自路線でもあります。
P.S. BBXが発表された時は「これは買う」と思っていましたが、ぶっちゃけ今は欲しくなくなりました・・・(笑)
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