定期的に新製品をリリースしているハンガリーのLCGシャーシメーカー「PROCRAWLER」。
久々にサイトを見たら、またまたニューフェイスが加わっておりました。
ちなみに前回は"YUUKI F51"というフリースタイルクローラーシャーシを紹介しました。
この他Flatgekko のC23(クラス2.3)タイプとC1(クラス1)タイプのラインナップもあります。
で、今回はどういうコンセプトなのか?というと、
低予算、コスパ良し
となっています。
PROCRAWLER MADSTOCKR for AXIAL SCX10ii & ELEMENT ENDURO
コスパ優先のシャーシキットとしてリリースされた「MADSTOCKR」。
3mm厚のFR-4(難燃性 G10(グラスファイバー系))レール は軽量で頑丈。
大きくレーザー加工された「MADSTOCKR」のロゴが格好いいです。
上から見た形状はこんな感じ。
もちろんFlatgekkoとは違ったジオメトリになっています。
各種のルールセットに適合
MADSTOCKRは各種競技レギュレーションに適合しています。
- SORRCA
- WRCCA
- ISRCC
- IFROC
- CISE
- ASTS
このマシンなら世界の公式戦に参戦できますね!!
価格は$93〜
肝心の価格ですが、コスパ優先キットという事もあり、かなりお得になっています。
CMS = シャーシマウントサーボ
AMS = アクするマウントサーボ
の違いで価格は変わってきますが、AMSのセットだと$93.07となっています。CMSのセットだと$107.76。
シャーシレールだけじゃ無く、付属品も込み込みです
スキッドプレートも込みです。スキッドは単品だと$30以上します。
※両サイドのスライダーはオプション扱いです。
ENDURO用とSCX10ii用がありますが、スキッドは穴位置同じなので共通です。
CMSの場合、SCX10ii用またはENDURO用のパンハードマウントとサーボマウントも付属します。
ENDUROとSCX10iiはパンハードの位置が変わるので、両キットの差はこの部分だけだと思います。
CMSとAMS共通で70mmのスペーサーが2本入りが2つ(合計4本)付属します。
※2x SCX10II 70mm Frame Spacer (2pcs)と言う表記なので多分4本
これらが$100前後で揃うのは破格だと思います。
ちなみに付属パーツは3Dプリント製です。ただし、PA12というナイロン系の素材をSLS方式という工業用の高精度プリンターで出力したものになるので高強度で安心です。
あと、AMSキットの場合、サーボをアクスルにマウントさせる為のパーツは付属していないので別途用意する必要があります。
リンクキットもある!
PROCRAWLERの素晴らしい所はリンクをオプションで購入出来るところです。
リンクってLCGビルドの鬼門でもあるので、シャーシレールメーカーが予め用意してくれているジャストサイズのリンクセットは有りがたいです。※完全ジャストかは不明ですが・・・
そして、リンクはハイクリアランスタイプになっています。
リンクの種類もフルキットとベーシックタイプと2種類ありますので、AMSとCMSの違いなどで選択するといいでしょう。
ベーシックリンクセット:パンハード、ステアリング、フロントロワー、リアロワー
フルリンクセット:パンハード、ステアリング、フロントロワー、リアロワー、フロントアッパー、リアアッパー
製品のパターンをまとめておきます。
※SCX10iiとENDURO用の価格差はありません
MADSTOCKR | AMS | CMS |
シャーシキット | $93.07 | $107.77 |
ベーシックリンク付き | $142.08 | $156.78 |
フルリンク付き | $181.29 | $195.99 |
PROCRAWLER MADSTOCKR
https://procrawler.eu/madstockr-budget-lcg-crawler-chassis/
※当ブログは"PROCRAWLER®byKRAWLEuropeLtd."より画像等の使用許可を得ています。
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