前回リポートしたBLHelit32搭載のESCの件、早速配線しラジコンを動かしてみましたのでそのリポートです。
配線して設定してマシンに取り付けたらちゃんと動きました。
当たり前と言えば当たり前、でも感動。
ESCの配線処理
このESC、バングッドで2300円位だったカンナ。
https://www.banggood.com/custlink/vvvEkrRCDV
元々バッテリー線とサーボ線が付いてるのがありがたい。
モーター線は自分で装着しました。
相当小さいです。
が!!!!!
これBEC無いんですよ。
つまりサーボに電源供給が出来ない。
ということは外部BECが必要。
この状態では動かないというわけです。
手持ちの使っていないUBECですが、MAX出力が
6.0Vなんです。
今のサーボ8.4Vで駆動させたいのでこれだとちょっとね・。。。
なので使っていなかったCC-BECを使う事にしました。
でもこのCC-BEC、結構配線的にゴチャゴチャしちゃうんですよね。
大きさもESCより大きいし太い!!!!
意味ないヤン・って話です。
左がMAMBA MICRO X とBEC、右がドローン用ESCとBEC。
殆ど変わらないですよコレは(笑)
でも配線処理をして取り付ける事にしました。
BLHeli32 優秀
まずは動作時の様子を動画で。
室内での短時間のテストでは特に問題点なく動作しました。
なによりもアウトランナーのキーン音がほぼゼロ。
PWM周波数48khzが効いてます。
ドラッグブレーキも良く効くし、低速走行も結構優秀。
問題はこのESCが30Aタイプなので、フィールドでの高負荷や長時間(5分〜15分)の走行だとESCが熱暴走する可能性大です。
この手のESCで運用してる人は80Aくらいをよく使っている印象。
80Aのドローン用(FPV)ESCは7〜8000円とかするので、 Holmesの買った方が絶対に良いです。
半導体不足になる前は80Aでも3000円とかで買えたそうです。
今はまだセッティング段階なので配線はすぐに外せるようにしてます。
本運用になったら下のスペースに入れ込めば以前よりは多少シンプルにまとまるかな。
理想を言えば、HHのモーター配線長すぎるのでカットしたい気もする。・。。
ちょっと抵抗あり(笑)
起動音を編集
BLHeliSuite32という専用ソフトで起動音を変更してみました。
3分クッキング。
曲の入力にはちょっとコツがありますが、理論が分かれば簡単です。
こんな感じの画面。
ESCの各種設定は奥深し
一番の要はこの設定項目。
スライダーを移動して各種項目をRCクローラー向けにしていきます。
元々FPVドローン用のソフトなので、結構弄る必要あります。
といっても、僕は全く分からないので、以前からこの件でやり取りをしている台湾の友人に教えて貰った設定を真似してみました。
それが上のような感じ。
以下僕の独断による各項目の概要です。※間違いもあると思いますのでご参考まで
Rampup Power:パンチ値的なやつ。高すぎると良くないはず。クローラーの場合はなるべく上げたい。
Temperature Protection:設定温度以上になるとESCがストップする。40Cは低すぎかも。
Low RPM Power Protect: 多分回転数が落ちた場合の保護機能。クローラーでは必要無し。
Sine Modulation Mode:なんなのか分からないですが、ONにしてあります。
Auto Telemetry:テレメトリ関係無いのでOFF
SBUS Channnel:SBUSも関係無いのでOFF
Motor Direction:モーターの回転方向。Soft bidirectionalで設定。正転逆転を頻繁に使う場合はこれが良いみたい。
Demag Compensation:これはサッパリ分からないけどOFF。
Motor Timing:モータータイミング、これも適切値を引き出すのは難しいのでAUTOで。
Maximum Acceleration:これも分からんが、マキシマムで。
Stall Protection:たぶんストールした時(ドローンを見失ったときの設定)なので何でもOK。
Minimum Throttle:スロットル強度の最低値の事かな?最低にしておきました
Maximum Throttle:これはスロットル強度のマックス値、最大で。
Center Throttle:これも分からないけど、台湾の友人の設定通りに。
Brake On Stop:多分コレがドラッグブレーキの動作になる設定。100%で。
Non Damped Mode:分からないからOFF
Statup Beep Volum:起動時のサウンド音量
Beacon /Signal Volume:RCクローラーでは関係無いのでOFF
Beacon Delay:ビーコン使わないのでOFF
PWM Frequency Low:PWM周波数の最低値24Khz
PWM Frequency High:設定可能な最大値48Khzで。PWM周波数上げると繊細なコントロールが出来る様になるが、パワーが落ちるという話も合ったり無かったり。48khzまで上げればアウトランナーの音はほぼ無音になります。
Music Note Config:起動音を自分で設定出来ます。
といった感じ。
Holmes HobbiesのESCやAM32では、RCクローラーに必要の無い項目は排除され、もっと分かりやすいに設定画面になってる模様。
設定内容も恐らくRCカー向けの物になっているはず。
やっぱりAM32,インストールしてみたいなぁ。
ちなみに設定するときはUSBケーブルで接続する必要があります。
この辺はキャッスル製のESCと同じ。
アドロイドだと実はスマホアプリがあったりするそうですよ。
という事で、とりあえず成功。
次の御岳コンペではこのESCで参加してみようかな。
もちろん、Mambaも予備で持って行くけどね♩
コメント
コメント一覧 (2件)
素晴らしい!
そしてその起動音www
プログラム出来る理解力と技術に感服でございます。
ありがとうございます。
ただ、このシステムがホントにメリットあるのかは微妙な所です。
素直にホームズのESC買うか、普通にMAMBA MICROでOKとも思います。
試行錯誤してると面白いですけどね。
また続報届けます!!!!