Holmes Hobbies
RCクローラー界におけるパワートレインパーツの雄
定期的に新製品のリリースがあり、そのどれもが毎回興味深いです。
前回はRetroシリーズモーターを紹介しましたが今回は毛色の違う製品となっています。
さらに現在大人気のESC、Crawl Master Miniに関係するパーツも登場しました。
要チェックです!
Holmes Hobbies – CUSTOM PRO 540
“カスタムプロ”と名付けられたこのモーター。
ラベルがいかにもプロ仕様って感じでそそられます。
低速域のコントロール性とトルクを両立がコンセプト。
パーツ類は日本製、手巻きと組立作業はアメリカで行われているそうです。
他のホームズ製品はパーツ類が中国製だったり、全てが中国製というものもあるので、気合いを感じられますよね。
その他内部構造への高いこだわりを感じさせる記載がWebサイトにありますが、詳しくない僕には何がスゴいのが良く分かりませんwww。ただし明らかに他と違うという事だけはわかります。
このモーターは購入時にオプションをいくつ選べます。
ベース価格は$94.99
13T 5スロット +$10
27T 3スロット
モーターリード
回転方向 (順方向、逆転)
タイミング(0° 6° 12°)
MOA用オプション
などなど、まさにプロ仕様という感じですね。
この手の高精度ブラシモーターは、装着マシンのギア比(主にスパーとピニオン)によっては、煙を噴いてぶっ壊れるケースも希に報告されているので注意が必要です。
RTR製品そのままのギア比だとリスキーかもしれません。
CUSTOM PRO 540
https://holmeshobbies.com/motors/brushed-motors/limited-edition/custom-pro-540.html
CRAWL MASTER MINI – SERIAL PROGRAMMING DEVICE $20.00
ホームズの最新ESCであり人気爆発で年中品切れのESC「CRAWL MASTER MINI」
このESCは基本的にはアウトランナーモーターを駆動させる為のESCです。
Revolverシリーズとか。
高いPWM周波数で動作させることが出来るので、アウトランナーモーター特有の高周波音がほぼしないんですね〜。
ベースはドローン用のESCで、以前のブログで紹介してたAM32というオープンソースファームウェアの技術が応用されている物と思われます。
ただ、発売された当初はこのESC、プログラム等する事が出来ませんでした。
※将来的にプログラムが可能になる予定だという記載はありました。
そして対にプログラム用の基盤が登場したというわけです。
これはArduino的なもので、Crawlmaster Mini ESCに搭載されているチップとPCを接続させる為の橋渡しをするパーツにすぎません。シリアル通信機器ってことですね。
ESCのコネクタと電源(バッ直)をこの基盤に差して、USBコネクタにPCを接続すれば専用ソフトで設定可能です。
HolmesのYoutubeに接続方法などを説明する動画がアップされていましたが、ソフトウェアを見る限りやはりAM32の設定画面と類似しています。
以下はAM32の設定画面。
やはりこのESC。
全てが完全なオリジナルという訳ではなさそうです。
ですが、この製品を買うのが確実といえば確実です。
というのも僕自身、AM32を実行する計画を進めてきましたが、現在の半導体不足により対応するドローン用ESCがほぼ入手困難な状態になっており実行に移すことが困難な状況だからです。
なので、素直にコレ買う方が確実です。
僕は実験としてやってるので、AM32はいつか実現させたいですけどね。
SERIAL PROGRAMMING DEVICE
https://holmeshobbies.com/serial-programming-device.html
※当ブログは”HOLMES HOBBIES“より画像等の使用許可を得ています。
※This blog has permission to use images etc. from “HOLMES HOBBIES“
コメント