最近流行に流行っているLCG
←この表現を今まで何度もしてきました(笑)が、実際そう感じています。
特にアメリカで急速に拡大しつつあります。
今回はそんなアメリカで最近誕生したLCGシャーシブランドの紹介です。
その名も
Low Range RC
直訳すると「低域RC」
![](https://rccrawlers.net/wp-content/uploads/2021/07/スクリーンショット-2021-07-04-15.39.26.jpg)
低重心に拘った設計になっているのでしょうか。
気になりますね。
ということで、今回は「LOW Range RC」の製品群を紹介していきます。
Low Range RCについて
詳しい情報はそれほど広まっていないのですが、SNSでの投稿やドメインの取得年月日から推測すると恐らく今年の始めに起ち上げられたブランドと思われます。
これがFBページ、一番初めの投稿です。
ですが、ブランド化する以前からスモールサークルで活動していたという可能性はあります。
だいたいがそういう活動を経てブランド化しショップ展開するというのが定番なので。
![](https://rccrawlers.net/wp-content/uploads/2021/07/147856616_331913778223011_255668380230578430_n.jpg)
ユタ州で生まれたブランドです。
この環境は羨ましい限りです。
![](https://rccrawlers.net/wp-content/uploads/2021/07/スクリーンショット-2021-07-04-15.49.38.jpg)
ちなみにユタ州はコチラ。
ソルト・レーク・シティが首都でラスベガスの北東にあります。
こういう大地で生まれた製品にはそれだけで説得力があります。
まあ、ユタ州っていっても広いんですが、RCクローラーのコンペの為の様な理想的な地形が広がる場所を拠点とするブランドと言うだけで僕は興味心身です。
この走行動画をみても安定感の高さは確実。
実に興味深いです。
SNSでの投稿をみて、リアルガチコンペの為のシャーシブランドって感じがして玄人の方にはかなり刺さるかと思います。僕もその1人。
どんな製品がラインナップされているのか見てみましょう。
Low Range RCの製品ラインナップ
基本的にまだ商品数は少ないです。
シャーシも1種類のみです。
Low Range LCG Chassis Frame Rails $75.00
![](https://rccrawlers.net/wp-content/uploads/2021/07/IMG_0508.jpg)
6061-T6 アルミニウム製のLCGシャシーレールです。
ショックフープがレールと自然な形状で一体化しているこのデザインは独特ですね。
今まで見たことがありません。
![](https://rccrawlers.net/wp-content/uploads/2021/07/168692994_385472439533811_4937875466513974538_n.jpg)
えぐれ具合が強いタイプではないですね。
お値段が$75.00
悪くないです。
ただし、現在の所送料が$85.00とお高いです・・・。
これはつい先日、日本への発送が出来るようになったばかりらしく、まだちゃんとした輸送手段が確立されていないからかもしれません。
USPS Priority Mail なんで、本来はもっと安いハズなんですけどね。
もしかしたら州によって海外発送にかかる費用が大幅に変わってくるのかもしれません。
でもこれは恐らく今後改善されて$20〜30ほどの送料になると予想しています。
Low Range RC Chassis Combo For AR44 Axles $185.00
![](https://rccrawlers.net/wp-content/uploads/2021/07/IMG_0505.jpg)
コンボもあります。
先ほどのシャーシレールにAXIAL SCX10iiのAR44アクスル対応パーツがセットになっています。
- シャシーレール
- フレームスペーサー←これ重要パーツです
- サーボ/パンハードマウント
- ステアリング/パンハードリンク
- SCX10ii用スキッドプレート
- ネジ類
どうせ買うならコンボが良いかなと思います。
![](https://rccrawlers.net/wp-content/uploads/2021/07/IMG_0507.jpg)
よく走りそうなシャーシです。
面白いがサーボマウント。
パンハードマウントと一体化しています。
![](https://rccrawlers.net/wp-content/uploads/2021/07/46B4A6CB-A555-488A-AF3F-ED63A3E9579D.jpg)
これは単体でも売っています。
$35
![](https://rccrawlers.net/wp-content/uploads/2021/07/スクリーンショット-2021-07-04-16.24.45.jpg)
正しくはパンハードマウントを装着するネジ穴が付いているプレートを3Dプリントパーツで挟み込むスタイルです。
パンハードには負荷がかかるのでココだけアルミ製にしたのでしょう。
3Dプリントパーツでは耐久性が心配なので。
Panhard and Steering Link for SCX 10ii/AR 44 axles $30.00
![](https://rccrawlers.net/wp-content/uploads/2021/07/6B482491-8BB8-4240-91AA-24915F3F3436.jpg)
これはリンク部分のみのパーツです。
AR44用といってもシャーシが変わってジオメトリが変更されると、純正品だと微妙にリンクの長さが足らないとか長いとかってあると思うんで、専用品があるなら導入したいところです。
その他のパーツ
他にもアイデア溢れるパーツがいくつかあります。
Sliders For Power Wagon Half Cab $32.00
![](https://rccrawlers.net/wp-content/uploads/2021/07/IMG_0493.jpg)
PRO- LINE パワーワゴンのキャブ部分用のスライダーです。
形状がちゃんとパワーワゴンに沿っていますね。
![](https://rccrawlers.net/wp-content/uploads/2021/07/IMG_0492.jpg)
いいですね、これ。
というのは、裏にネジ穴見えますよね。
![](https://rccrawlers.net/wp-content/uploads/2021/07/IMG_0495.jpg)
こういう事です。
ボディポストをネジ止めしてパワーワゴンボディのリア部分をこれでマウント出来ます。
![](https://rccrawlers.net/wp-content/uploads/2021/07/999DA248-EA6A-4E3D-8A83-8152F47F0344_1_105_c.jpeg)
こういう事ですね。
素晴らしい。欲しいですコレ。
ただ、説明書きには
“RPM Traxxas Slash body mounts”用と書いています。
![81122.jpg](https://www.rpmrcproducts.com/wp-content/uploads/2018/05/81122-900x667.jpg)
恐らくコレかな。
この両サイドの部分をカットして装着させるという事かもしれません。
が、ぶっちゃけどんなボディポストでもイケると思います。
Sliders For RC4WD Mojave Hard Body $32.00
さらに魅力的なパーツがもう一つ。
RC4WDのモハベボディ持ってる人には喉手かも。
![](https://rccrawlers.net/wp-content/uploads/2021/07/IMG_0491.jpg)
モハベボディ用のマウント付きのスライダーです。
これは素晴らしい。
![](https://rccrawlers.net/wp-content/uploads/2021/07/IMG_0489.jpg)
多分このスライダーは他のLCGシャーシにも付くと思うので、モハベボディ導入したらこれ欲しいなぁ。
あ、でも3Dプリント計画があるので自作する手もあるか。。。
Servo Winch Mount $30.00
![](https://rccrawlers.net/wp-content/uploads/2021/07/IMG_38942.jpg)
あとはウインチマウント。
ここに付けるんですね。
![](https://rccrawlers.net/wp-content/uploads/2021/07/IMG_3895-1.jpg)
こちらも単純な3Dプリントパーツです。
![](https://rccrawlers.net/wp-content/uploads/2021/07/IMG_38932.jpg)
サーボ/パンハードマウントに開いている穴はウインチライン用の物だったんですね。
良く考えられています。
他にはリカバリーロープやスペーサーもあります。
このスペーサーなんですが、LCGシャーシには必須パーツです。
もちろん純正のバンパーマウントなどでも代用出来ますが、このパーツでシンプルに組み上げた方がLCGらしくてカッコイイですからね。
ということで、Low Range RCの製品を紹介してきましたがいかがですか?
アイデアに溢れるひと味違ったパーツが魅力溢れるブランドですよね。
今後の展開が楽しみです♪
![](https://rccrawlers.net/wp-content/uploads/2021/07/スクリーンショット-2021-07-04-16.54.45.jpg)
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※当ブログは”Low Range RC“より画像等の使用許可を得ています。
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