【やっぱり調達】レッドキャットGEN8。その魅力と気になる箇所

病膏肓に入るとはよく言ったもので、エレメント・トレイルウォーカーを導入しつつ実はもう1台同時期に注文をしていたマシンがありました。

それはレッドキャットGEN8。

以前クジラシークレットで素敵な親子の方に見せてもらったことがきっかけになってずっと思い続けていたマシンです。

今回は管理人のロックンクローラーズさんにエーメインホビーに注文をしてもらいました。その事は以前管理人さんのブログにアップされています。

何か趣味のものを同好の方に注文してもらって後から分配って言う感じがしたんですよ。笑

そんなことも趣味というか道楽のつながりの1つだと思うと楽しいことだと思うのです。

さて、ほぼエレメントRCエンデューロ・トレイルウォーカー同時期に到着したレッドキャットGEN8。

やっぱり走る前の魅力はインターナショナル・ハーベスター・スカウト2のボディ。

こーゆーボディを選択してくれただけでも素晴らしいセンスだと思います。

早速、とりあえずはサーボをAmazonで購入した20kgサーボに。

2000円位で買えるこの20kgサーボはコストパフォーマンスも高くなかなか良い品だと思います。
サーボマウントのタッピングネジは早々にばかになってしまったので貫通ボルトにしました。

この交換の時に気がついたんですが、どうもレッドキャットの部品のプラスチックは非常に柔らかい。

ちょっと気を抜いてしまうとすぐねじ山がバカになってしまう。

あとギアボックス内の抵抗が大きいようでギアノイズが非常にデカいのです。

通電してない状態でタイヤを回そうとしても非常にフリクションが大きい感触。回り方が重い感じがします。

レッドキャットGEN8はポータルアクスル、550モーター、魅力的なボディを持ちながらRTRで300ドルと言うのはアキシャル、トラクサスの同クラスとは相対的に比べると200ドルくらい安いんですね。

やっぱりそういうコスト感が部品の公差が大きかったり、プラスチックの部品が柔らかかったしているところに出ているかなぁと素人ながら感じました。

サーボホーンはこんな感じ。ホーンがノーマルより少し長いので微妙にステアリングの切れ角もてこの原理で増えました。
小さな3セルリポ だとちょっと前よりに置こうとしても割合とすんなりを置けます。

タイヤは大昔に購入したプロラインのホイールにaustar5020チャイラックスに交換をしました。

とりあえず120ミリサイズで程良いグリップのタイヤと言うことでこれを暫定的に当て込みました。

マッスル叔父さんも納得の雰囲気。
ハイリフト感が堪りません。

これで立川ロックにシェイクダウンに臨みました。

泥濘の立川ロックでしたが、2台のレッドキャットには最高のフィールドでした。

当日は大ぬかるみで大変な状況でしたが2台のレッドキャットGEN8は快走。

さて、泥まみれのシェイクダウンで思ったこと。

良い箇所、気になった箇所

良い点。

この伸び縮みはエレメントRCエンデューロやバテラ・アセンダーとは異なる見え方が素敵です。

①アクスルの動きが伸び側、縮み側共にストロークが大きく、その動きが滑らか。見ていて「アクスルの動きに見とれてしまう」本当に美しい脚さばき。その結果、グリップ抜けが少なくトラクションがよく掛かり、アクスルジャダーが出そうな場面でも比較的それが少ないように感じます。

オレンジのボディカラーが70年代を彷彿させてくれますね。

②120mmタイヤを履いてステアリングをフルロックに切っても、サスペンションがフルストロークしても、インナーフェンダーやボディに干渉することなく余裕で履きこなす。ステアリングの切れ角も充分。

とても良い足捌きで見ているだけで、操縦している側を癒やしてくれます

③GEN8がもともと持っているポータルアクスル/550モーターはスペックはその通り。悪路走破性が基本的に高い。玉石セクションなどでもアクスルが引っかかることが少ないと思います。さらに3セル+550モーターでパワーで押し切るような走りも可能です。

④あまり触れられないと思うのですが、案外ダンパー自体の減衰感もとてもよく、スプリングとのマッチングもいいと思います。半年ほど運用してきて新しいダンパーが欲しいなぁと思わないと言う事はダンパー自体がきっと良いのでしょう。

気になった点。

①素材のプラスチックが柔らかくネジ穴が舐めやすい。ギアボックス内のノイズが大きく、走行抵抗が大きい感じがしてコスト面の影響が垣間見えてしまう。

SNSの画像ですがこのように無理するとアクスルとハブの接合部がネジ切れてしまうようです。

②どうも海外のSNS情報によるとアクスルの強度が不足し、雑巾絞りの様にネジ切れてしまったり、ロッドマウントが折れてしまった画像を何度も目撃してしまい運用に不安。

SNSの画像です。こちらはアクスル側のリンクロッドの付け根がもげてしまったようです。

純正のプラスチック部品が強化、サスマウント方法が変更されたアクスルもありますが、やはり無理な力がかかってしまうと根本的な解決にはどうも至らないような気がしています。

この辺は良い意味で愛情を持って操作して、一定以上のところまで来たら、こじったりするような操作はしないで、無理をせず壊れるのを防ぐと言う感じが良いのかなと思っています。

③リアのボディのオーバーハングが長くデパーチャーアングルが厳しい。これは仕方ないんですが、少しだけ解決方法があります。純正バンパーを穴をずらしてもう少し奥にしてボディ後端と面一にするとだいぶ楽になります。このボディを使わない方にとっては問題のないですかね。

リアのオーバーハングは長めなのでボディ後端は擦ります。
バンパーの位置を奥に入れてボディ面一にしました。小さな改良ですが結構変わります。

④実害は感じないのですが、アクスルがストロークしたときに出るパンプステア現象が比較的大きいの様です。このシャシーの特徴かもしれませんね。

プチモディファイは下回りの保護に

このシェイクダウンのときにはドレスアップの要素もあるのですがアンダーガードを装着してみました。

アリエクスプレスの安価な製品ですがとりあえずフィッティングに問題もなく、ステアリングロッドの保護等必要最低限の要所は確保していると思います。

フロントアンダーガードです。ステアリング周りとのクリアランスはギリギリ。

ギアボックス下のスキッドプレートもマイナーチェンジ前のGEN8には意味のないコブのようなものが有り、引っかかってしまう可能性が高いのでまあまあ有用です。

隠れていますが、このスキッドプレートの下にGEN8特有のコブのようなものがあります。

こういう風に列記すると良い点より、気になるの箇所が多いように感じますが、実際には扱いやすく所有感のあるとても良いマシンです。

この3ヶ月後位にGEN8 V2という、アクスルの材質と設計が強化されたモデル(既販売品のAXEバージョンにはそのアクスルは搭載済み)が出ることになります。

実はボディカラーも素敵に成り、僕自身もう1台V2バージョンを欲しいと思ってる位なんです。

次回はGEN8のボルトオンで出来るモディファイを紹介したいと思います。

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