今回は昨日届いた、キャッスルリンクを使って「CC-BECの電圧設定を変更するの巻」です。

$24.99のこのパーツ。
高いと言えば高い。
というか高い。
でも買いましたよ。。
やっぱり試して見ないことには語れませんからね。
ひとまず、色々ダベる前に作業開始してみようと思います。
castle LINKによるCC-BECの設定方法 〜 事前調査

まず、現在の電圧を確認しておきます。
CC-BECのサーボコネクタにテスターを繋げてみたところ、5.03Vと出ました。

出荷時のデフォルト電圧値は5.1Vです。
0.7Vの誤差がありますね。。。
そういうモノなのか、配線や半田付け部分で抵抗が増えて電圧ロスしてるのかもしれません。

ちなみに安物中華テスターの精度不足かと思って1.5V電池を図ってみましたが、どうやらテスターには異常はなさそうです。

11.1V リポで BEC出力が5.03V。
この数値を覚えておきます。

測定はCC-BECからの配線を繋いでいるCH4のコネクタを外して行いました。
キャッスルリンクの設定もこのコネクタから行います。
キャッスルリンクの接続

キャッスルリンクの接続をしていきます。
キャッスルリンク本体とUSBマイクロケーブルを使います。

普通のUSBケーブルなので手持ちのケーブルも使えるはずです。
その分安くして欲しかったな。。
でも長さがあるのは嬉しい。
マシンとの接続を考えると長さが必要ですからね。

キャッスルリンクをUSBマイクロに接続。

コネクタ部分には極性がちゃんと記載されているので間違えないようにCC-BECの配線を接続します。

こんな感じ。
茶色:マイナス
赤:プラス
オレンジ:信号

この状態でPCにUSBを接続。
そしてソフトを起ち上げます。
Castle Link 3.81.00 の起動

設定使用するソフト、
「CASTLE LINK」をダウンロードして起動させます。
https://home.castlecreations.com/download-castle-link
つい先日アップデートソフトがアップデートされました。
バージョンは3.81.00。
これは同社のESC "MAMBAシリーズ"の一部機種にファームウェアのアップデートが施されたためのバージョンアップです。
CC-BECには全くもって関係の無いソフトのバージョンアップですが、とりあえずアップデートしておきました。

こうやって実際にソフトでの設定をする段階になると、BECだけで無くESCの設定もしたくなりますね(笑)

windows 10のデスクトップにショートカットが作成されたので起動させます。
※WINDOWSマシンは持っていないので、MACのBootcampを使用してwin10の無償評価版を使って起動させています。

USBが刺さっていない状態だと、左下のステータスは赤いままですが、

USBを挿して認識すると、「USB接続」「デバイス認識」の部分が緑色に変わります。そして自動的にCC-BECである事を認識してくれます。

リンクするとグリーンランプが光ります。
電圧の設定

CC-BECの場合[Basic]の部分で【Output Voltage】を変更するだけです。

5.1V〜9.0Vまで0.1V刻みで細かい設定が可能。
ただし、これだけです(笑)
このために$24.99払いました。
ホビーウイングESCの7.4V BECとの違いがあると信じて!

とりあえず「7.4V」に設定してみます。

Updateボタンを押して反映させます。

Completeと出るのでOKをおして完了。
接続を外して終了です。
電圧測定

電圧計ってみましたが、
7.33Vと出ました。
先ほどの、5.1V設定時 → 実測5.03V
今回の7.4V設定時 → 7.33V
やはりどこかで0.7V 損失してるんでしょうか???

お気に入りの35kgサーボは、動作電圧: 5〜7.4 dcボルト、なので気持ちとしてはギリギリ7.4Vまでぶっ込みたいのが正直な所。


なので設定を7.6Vに変更してみました。
すると、

7.52V
やっぱり0.7V程損失してますね。
この電圧でも実際は問題無いと思うんですが、ちょっと怖いので、

7.5Vで再設定。

7.42Vとなりました。
これでOKです。
設定は完了。
今後このキャッスルリンクを使う事があるのだろうか・・・(笑)
多分殆ど使わないと思います。
でも、1つの可能性としては、
8.4V駆動のサーボ導入をした時です。

数は多くないですが、8.4V対応のサーボも存在します。
そんな製品を導入すれば、このキャッスルリンクでチョイチョイと設定するだけで性能を最大限発揮出来ます。
今後のサーボ選択の幅が広がりますね。
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