ELEMENTとSCX10ⅲに採用しているコスパ抜群のESC、
"HOBBBYWING WP Crawler Brushed"
![](https://rccrawlers.net/wp-content/uploads/2020/10/IMG_8067-1024x576.jpg)
半年ほど使っていますが、特に不具合無く順調です。
![](https://rccrawlers.net/wp-content/uploads/2020/10/SCX10iii_20201004_TAMAGAWA_AXIAL_-8-1-1024x577.jpg)
でも、防水仕様のESCとはいえ、こんな遊び方をすることが多いので、そのうち急に故障する可能性も無きにしも非ず。
そもそも、クローラー関連の防水仕様パーツって、思ってるほど高レベルな防水でなかったりします。
防水能力を示すIPX○という表記は特に無く、
"Waterproof"と書いてあることが一般的です。
保護等級 | 内容 |
---|---|
0級 | 特に保護がされていない |
1級 | 鉛直から落ちてくる水滴による有害な影響がない(防滴I形) |
2級 | 鉛直から15度の範囲で落ちてくる水滴による有害な影響がない(防滴II形) |
3級 | 鉛直から60度の範囲で落ちてくる水滴による有害な影響がない(防雨形) |
4級 | あらゆる方向からの飛まつによる有害な影響がない(防まつ形) |
5級 | あらゆる方向からの噴流水による有害な影響がない(防噴流形) |
6級 | あらゆる方向からの強い噴流水による有害な影響がない(耐水形) |
7級 | 一時的に一定水圧の条件に水没しても内部に浸水することがない(防浸形) |
8級 | 継続的に水没しても内部に浸水することがない(水中形) |
ESCの場合IPX4〜IPX5辺りなんだと思います。
IPX7=一定水圧の条件に水没しても内部に浸水することがない
海外のESCの説明書を見たりしていても「潜水艦のような使用は想定していない」という注意書きがよく書いてあります。
コーティング
![](https://rccrawlers.net/wp-content/uploads/2020/10/TAMIYA_PS_SPRAY_10-1024x576.jpg)
先日、ESCのコントロールボックスを接続する端子を見たら、明らかに浸水による影響と思われる腐食がみられました。
ちょっと気になったので対策することにしました。
方法は以前レシーバーの防水に行った方法と同じ。
![](https://rccrawlers.net/wp-content/uploads/2020/07/SCX10iii_custom-18-300x170.jpg)
![](https://rccrawlers.net/wp-content/uploads/2020/10/TAMIYA_PS_SPRAY_1-1024x576.jpg)
100均のマニキュア用のトップコート(透明)を使います。
![](https://rccrawlers.net/wp-content/uploads/2020/10/TAMIYA_PS_SPRAY_12-1024x576.jpg)
配線の根元に塗布していきます。
![](https://rccrawlers.net/wp-content/uploads/2020/10/TAMIYA_PS_SPRAY_14-1024x576.jpg)
こっち側の配線の根元部分にも
![](https://rccrawlers.net/wp-content/uploads/2020/10/TAMIYA_PS_SPRAY_15-1024x576.jpg)
分かりにくいけど何度か塗り重ねました。
![](https://rccrawlers.net/wp-content/uploads/2020/10/IMG_0616-1024x576.jpeg)
プログラムボックスのコネクタ部分も♪
シンナーが入っているので若干不安なんですが、たぶん大丈夫なはず(笑)
![](https://rccrawlers.net/wp-content/uploads/2020/10/mg-chemicals-422b-conformal-coating-1-1024x1024.jpg)
海外の人の対策見てると、
MG Chemicals 422B Modified Silicone Conformal Coating 55ml
これを使ってる人が結構いますね。
使ってみたいけど高い.....
硬化後に動作確認しましたが特に問題ありません。
結構オススメ出来る方法かと思います。
※自己責任でお願いします<(_ _)>
コメント
コメント一覧 (3件)
防水対策をするときにマニキュアを塗るのは大丈夫なんでしょうか
水がダメなのにマニキュアは大丈夫なの?という疑問がいつも頭に浮かんでくるのでお教えください
お願いいたします
基板が水に触れて壊れるのは、
基板上のパーツが水に弱いというよりも、
電流が流れている状態で水が掛かるとショートするからです。
水は電気をよく通します。
導電性が高いです。
なので、コーティングなしの状態で基板が水に触れるとショートします。
※プールとか風呂の感電事故と同じ原理です
マニキュアは合成樹脂で出来ていて基本的に絶縁体です。
電気を通さない性質があるので、ショートしません。
なので、同じ絶縁体である
液体ゴムとか接着剤とかグルーガンとか、そういったものでも防水処理は可能です。
ちなみに、
マニキュアの液体自体が基板を壊さないのか?
という事が疑問に思っていると思いますが、そこは大丈夫です。
なるほど。
ありがとうございます