【BECいらず】ハイボルテージサーボという選択

今、一番興味あるのが「サーボ」です。

実は超絶に物欲を掻き立てる商品を発見しました。

目次

Holmes Hobbies SHV500V3 SERVO $119.99

https://holmeshobbies.com/electronics-and-wiring/servos/shv500v3-servo.html

モーターで有名で自分も愛用している「ホームズホビー」のモンスター級サーボです。

何がモンスターかというと「スーパーハイボルテージ」という点。
3S-4Sリポ対応です。
つまり、11.1V〜14.8V駆動という事です。

一般的なサーボは6V
ハイボルテージサーボは7.4V〜8.4V
というのがごく普通です。

つまり、ニッケル水素 5〜7セルかリポ2セルが対応電圧内です
それに比べて3セルリポ11.1V駆動ってのは、数値だけみてもスゴそうと言うのが想像出来ます。

こちらの実験では
11.1V = 43Kg/cm
14V = 49.6kg/cm

というトルクがはじき出されています。

この数値だけを見ると、他のハイトルクサーボと大きな差は無いですが、ギア比の関係もあるので、1/10スケール対応のサーボサイズだとある意味限界とも言えます。
※もっと高い数値のサーボももちろんあります、

ポイントはスピードです。
公式のスペックにスピード表記はないですが、見るからに早いです。
電圧の最大の恩恵かと感じます。


BECが必要無いので配線スッキリ

このサーボ、写真をみれば分かりますが、JSTコネクタも付いています。

そう、バッテリー直結なんです。
11.1V駆動出来る最大の利点です。

つまり、BECなんて必要無いわけです。
配線スッキリでしかもハイスペック。
一石二鳥ですね。

https://holmeshobbies.com/electronics-and-wiring/becs-and-voltage-regulators.html

[BEC = Battery Eliminator Circuitry ]

Eliminator = 除去・駆除
Circuitry = 回路

直訳すれば「バッテリー除去回路」

ラジコン関係でしかこの名称は使われていないみたいですが、
簡単に言えば「電圧可変レギュレータ」ですね。

https://holmeshobbies.com/electronics-and-wiring/becs-and-voltage-regulators.html
  • バッテリーの電圧が3セルリポ=11.1V
  • 受信機は3.7〜7.4Vまで
  • サーボは7.4Vまで

の機器の場合、
そのまま受信機やサーボに電気を通すと容量オーバーで壊れます。

なので、このBECで電圧を(11.1V→7.4V)に落とすことで安全な環境が成立します。この電圧は色々な方法で設定可能で、PCに接続してソフトで変更するのが一般的です。

写真はBECの王様「Castle」製のものです。

ただ、実際にはもう一つの装置「ESC」がありますよね。

今のESCにはほぼほぼ内蔵BECがあります。
自分が使っているHobbywing 1080 Crawler ESC

コレには6Vと7.4VのBEC出力が機能としてついており、設定で変更可能です。
なので、外部BECはいらないんです。

でも!

外部BECとESCの内部BECとでは、パワーロスの差は避けられないようで、性能を追求するなら外部BECというのがセオリーになっています。

ただですね、わざわざ外部BECつけても7.4V駆動しかしないなら、いらない気もするんです。
※コンペのレギュレーションが影響する場合は別ですけどね。

REEFS RC 777 14V Programmable $157.77

https://www.reefsrc.com/shop/p_1305184/triple7-14v-fully-programmable-option

こちらはREEF’Sのモンスターサーボ。

10V-14V駆動で、もちろんバッテリー直結です。
そして、なんとプログラマブルサーボ。

なにをプログラムするのか分かりませんが、過ごそうというのだけはわかります。


RCのベテラン勢は必ず言います。
「サーボとプロポはケチるな」

最近その意味が分かってきたような気がします。

現在使っている¥1600の中華サーボ

ぶっちゃけこれ優秀です。※なんか値段あがってる

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