次のマシンどうしようかな〜、
ってマジで考え始めてます。
SCX10ⅲを十分に遊び尽くしていない状況にもかかわらず、次がほしくなるという、アリアリなゾーンに突入しております。
でもって、
ラジコン製品を調べているといくつかの製品形態がある事が分かります。
今までアメリカ製の製品を漁るように調査して来ていますが、改めて整理しておきます。
細かく分類すると下記の5つに分かれます。
- RTR
- Assembly kit
- Pre-Assembled Chassis Kit
- Chassis Kit
- Builder kit
ただ、これは明確な基準があるわけで無いです。
同じ呼び名でもメーカーによって変わることもあるので、
あくまで個人的印象による区分です。
RTR
Ready to Run
つまり、完成済みパッケージです。
もちろんボディも塗装済みだし、メカ類も搭載済み、プロポも付属されています。

RTR製品は、組み上げもセッティングもされているので、ある意味スゴく興味あります。
組立キットは自分の技術が影響しますからね。

あと、組立に抵抗がある消費者も確実にいるわけで、そういう方にとっては一番良いパッケージなんだと思います。
だからか分かりませんが、
アメリカでは圧倒的にこのRTRがメインです。

これについては色々と思うことがあり、いつか詳しく記事にしますが、アメリカのRC文化が盛んなのはこのRTRベースの製品ラインナップが影響していると感じています。
日本は組立キットがメイン、というか「組み立ててこそRC」という風潮が僕も含めて有るような気がしています。。
話を戻すと、
日本では
XBシリーズ(完成モデル)- タミヤ
レディセット – 京商
などと言われていますね、

バッテリーと充電器の付属はしていませんが、一部製品にはRTRに加えて、LiPo Comboなど、バッテリー付属のタイプもあります。


価格はキットより1.5倍〜2倍前後と高めになりますが、メカ類揃えたりすることを考えるとお買得である事は確かです。

そして、なによりも、クオリティの高い仕上げが施された塗装済みボディです。
RTRのメリットの大きな1つだと感じます。
デメリットとしては、ボディを好きな色に出来ない、これに尽きます。
あと、日本で輸入しようと思うとRTR製品はパッケージが大きいので送料も$80〜$100前後と高くなります。
キットだとその半分くらいで済みます。
あと、アメリカ製のプロポは基本的には日本の技適は無いので使えません。
なので技適対応のプロポに交換する必要があり、受信機も変更しないとです。
※ブログ運営者の立ち位置としての情報でーす。
仮に日本の正規輸入代理店がRTR製品の技適取得をしたすると、国内での販売価格が上昇するのは必至なので、なかなかRTRの壁は高いと感じています。
日本のラジコン文化がガラパゴス化している最大の要因ですね。
Assembly kit

アッセンブリーキット
所謂タミヤ式の組立キットです。
単に【KIT】と表記されていたいたりもします。
未塗装ボディやタイヤ&ホイールも付属しています。

Assembly kitの特徴はRTRと同様に車種別のパッケージになっている点です。
付属されていないのはメカ類とバッテリー関係。
日本人に最も馴染みがあるスタイルのパッケージですね。
僕が作ったAXIAL SCX10ⅲもこのタイプでした。

これはTRAXXAS TRX-4 SPORTのアッセンブリーキット。
実際の名称は”Unassembled Kit”→「組み立てられていないキット」www。
なぞなぞみたいですね。
ただ、アメリカ製でこの手のキットは実は少ないんですね。
つまり未塗装ボディが付属された車種別組立キットです。
日本ではごく一般的な事なのですが、アメリカではそういう指向の方は少数派なのかもしれません。
自分が調べた限りメジャーブランドでこの手のキットがあるのは
AXIAL
VANQUISH
RC4WD
GMADE
MST
TAMIYA
CROSS RC
TRXXAS (TRX4 Sportsのみ)
アタリかと思います。
キットの場合、もちろんRTRより安く、パッケージも小さいので送料もRTRより安くなります。
ボディも自分好みに出来るし、メカも自分のチョイスで選択出来るので、ホビー要素としてはキットの方を好む方が多い思います。自分もその1人。
そして輸入代理店の方々も、RTRではなくAssembly kitなら技適も経費も抑えられるので、積極的に輸入すれば良いのに、と思う今日この頃です。
Pre-Assembled Chassis Kit

プリアッセンブルドキット
シャーシ部分が半組立済みというタイプです。
このスタイルは自分が知る限りREDCAT GEN8 PACKのみです。
シャーシ、トランスミッション、ショックなどが組立済みで、シャーシに装着された状態です。
そのほかバンパーや細かいパーツは自分で装着する必要はあります。
お値段も$149.99(セール価格)とお安いです。
タイヤ関係、メカ関係、ボディ関係は付属していません。
なぜ半完成品?
この辺はもしかしたら、クレーム大国アメリカにおけるメーカーのリスクマネージメントなのかもしれないですね。
とにかくこの価格なら1つ持っておきたいなと感じますね。
でも組立済みなので箱はそこそこデカイです。
それからREDCATの本国サイトでは日本への発送は現在のところ不可です。
Chassis Kit
シャーシキット
これと、このあと説明する「ビルダーズキット」は厳密には同じような感じなんですが、僕的には違う印象をもっているので、あえて分けています。

これはTRX-4のシャーシキット。
メカ類もプロポも付いている珍しいスタイルです。
ボディはありません。

これはMST CFXの
CFX 1/10 4WD High Performance Off-Road Car KIT
シャーシキットという名称ではないですが、ボディレスの組立キットです。

G-MADE GS02 CHASSIS KIT
これはタイヤも付いていない組立シャーシキットです。
値段はRTRよりもアッセンブリーキットよりも安く、入手しやすい価格帯が多いかな。
「タイヤやボディは別のモノに」、っていうオリジナルマシンを作るならシャーシキットが最適かもしれません。
Builders Kit

ビルダーズキット
写真はエレメントのものです。

こっちはAXIAL SCX10ⅱのRAW Builders Kit
ビルダーズキットは「シャーシキット」と同じくシャーシ部と主要パーツの組立キットです。
「Chassis Kitと何が違うのか?」
これはあくまで個人的な印象ですが、
■シャーシキット
RTR&アッセンブリーキットのボディレス&タイヤレス版
主要パーツは同じ。
■ビルダーズキット:
RTR&アッセンブリーキットのシャーシとは違うバージョンアップ版キット。
という感じです。
例えばエレメントのビルダーズキットだと、

こんな風に通常のパーツ構成とは違う箇所がいくつか有ります。
具体的には
- ショックがオールアルミ製
- ホイールベース変更用のリンクが全て付属
- ウインチ用のサーボマウントが付属
- ギア類がスチール製
- アルミ製のステアリングプレート
- アクスルのステアリングアングルの変更
などです。
SCX10ⅱのビルダーズキットも構成パーツが少し違うようです。
という事で、既存製品との差別化が明確にされているタイプのパッケージです。
※パーツ買えば同じ仕様には出来ます。
ただし、このスタイルの製品は各社スタイルがバラバラで、
正にシャーシだけ(ショックやトランスミッションも無し)というメーカー(Vanquish)もあれば、
TRX4 Chassis Kitの様に、ボディレスというだけで、プロポなど全てコミコミのキットも存在します。
そして、箱が小さいです。
全てバラバラ、ボディも無しですからね。
送料も安く済みます。
あと、家に届いた時にデカすぎる箱は家族の目が気になりますが、小さい箱なら無問題www。
注意点としては、メーカーによって完成までに必要なパーツリストが変わってくることです。
TRX-4のシャーシキットはボディのみでOKですが、ELEMENTのビルダーズキットはメカ類タイヤ類は当然のことですが、モーターのピニオンギアも別途用意する必要があったりするので、自分の様にストックパーツが無い初心者には購入前の調査が大切です。
まとめると
■RTR
組立済みラジコン。
バッテリー関係だけ用意して。
■Assembly kit
組立キット
自分の好きなメカと、好きな色で組み上げてね。
■Pre-Assembled Chassis Kit:
半完成キット
面倒くさい組み上げはしなくていいよ。
メカとボディとタイヤは用意して自分で付けてね。
■Chasis Kit
シャーシだけのキット
色々用意してね。
自分のオリジナルマシンが作れるよ
■Builder kit
シャーシだけのキット
色々用意してね。
自分のオリジナルマシンが作れるよ。
それに、RTRのシャーシとは違うからスゴいよ。
みたいな感じでしょうかwww。
みなさんは、どんなスタイルのパッケージが好みですか?

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