【防音】ピアノ部屋の防音計画 調査編 その3 〜 DIYによる壁の遮音・吸音、床の遮音・防振 概要

まずこの記事は備忘録的な目的で書きますので、以下の3点注意ください

  • 素人がネットで調べた情報であること
  • 記事内容の正確性に関して保証はできないこと
  • 「です」「だ」「ます」等の断定表現で書いるのは可読性を重視しているからです

また、この記事執筆時はまだ何も防音対策をしておりません。
今後時間をかけて少しずつ対策をしていく予定ですが、途中でやめる可能性もあります。


防音対策に関する調査は、前回と前々回の「内窓サッシ」「ガラス」の調査で第一段階を終えました。
続いては第二段階である「DIYによる壁の遮音・防音・床の制震」対策です。

今回は、現段階で計画している内容の概要となります。

大きく分けて

  • 壁の遮音と吸音
  • 床の防振(遮音も)

この2つについて考える必要があります。

目次

壁の防音対策の前提

窓を二重窓にし、出来る範囲での対策をしたとして、次に問題になるのは「壁」です。
木造建築ということもあり、壁から漏れている音もそれなりにあると思われます。というか"ある"。

この壁に対し、遮音と吸音の対策をする必要が有ります。

【防音】ピアノ部屋の防音計画 調査編 その3 〜 DIYによる壁の遮音・吸音、床の遮音・防振  概要 (1)

あいにく狭い部屋なので、赤線部分の壁の面積は小さいです。窓もついてますので尚更。
なので部材もそれほど費用がかからず集めることが出来そうです。

赤い部分一面だけでは効果が薄くなる事は重々承知しています。

防音

「防音」というのは

遮音・吸音・防振

この3つを組み合わせることでちゃんと機能するようになるそうです。
※防振には制振も含まれる

ただし、ケースバイケース。
完璧な防音は「防音室」。つまりBOX in BOXとなります。
または完全な内装工事としての防音対策。

遮音

空気音を遮音材により跳ね返し、外へ音が通り抜けないようにする

これをしないとなにも始まらない。

遮音材には色々な物がある
シート、マットを初め、石膏ボード等がDIYではよく用いられる

吸音

音を吸収し外への通り抜けと室内での音の反射を防ぐ

よく見掛ける凸凹のスポンジみたいな製品がイメージしやすい
吸音をしないと音が反射したり、太鼓現象が起きたり、遮音材の効果を発揮出来ない

吸音材にも無数の製品が存在する
ウレタンスポンジ、グラスウール、ロックウールなどがDIY向き

吸音材だけ貼ってもほぼ意味が無い

防振(制振)

振動による音の伝達を抑える

グランドピアノの場合は底面に反響板があるので、特に床の防振対策は必須
※制振は音の発生源に対して行う。自動車のデッドニングなどがそれ。ピアノの場合直接ピアノ本体に制振材を貼ったりすることになるので、今回は行わない


と言うのが理論らしいです。簡単ですが。。。
よく考えれば実に分かりやすいですよね。

なので吸音材だけ貼っても意味が無いという事になります。

遮音と吸音の前提

そしてもう一つの原則が「重量」です。
ガラスの記事でも書きましたが、防音は重量が重いほど効果を発揮するという性質があるそうです。

これはちょっと考えれば当たり前で

1mの壁と10mの壁では10mの方が断然防音性能が高くなるというのと同じ事です。
厚い、重い = 密度が高い
ということですので、それだけ音を遮る力があるという事。

壁の防音壁の構造をどうするか?

まず結論からいうと

既存壁 → 空気層 → 吸音 → 遮音(シート)→遮音(ボード)

これがDIYでの定番工法みたいです。
少しアレンジして

既存壁 → 空気層 → 吸音 → 遮音(シート)→遮音(ボード)→吸音(パネル)
既存壁 → 空気層 → 吸音 → 遮音(シート)→遮音(ボード)→ 遮音(シート)→遮音(ボード)

という、吸音を最後に追加する場合や、遮音の二重構造等のケースも多いです。
また、既存壁→遮音(シート)→空気層 ・・・
というケースも見受けられます。

【防音】ピアノ部屋の防音計画 調査編 その3 〜 DIYによる壁の遮音・吸音、床の遮音・防振  概要 (3)
索引:大建工業

この辺の構造の正解というのは、プロが計測を伴う現場検証を行わない限り出てこないと思うので、素人がDIYで施工する場合は、コストと施工場所の「厚さ限界値」を考慮して考える必要がありそうです。

それから、一番外の面にシートやボードを追加することは後からでも可能ですが、空気層や内側の吸音部分だけは後から追加施工出来ないので慎重にしたい部分。

【防音】ピアノ部屋の防音計画 調査編 その3 〜 DIYによる壁の遮音・吸音、床の遮音・防振  概要 (5)

問題になってくるのは「厚み」です。
厚みの分部屋が狭くなります。
その辺のいい塩梅を出す必要があります。

遮音で使われる部材

遮音材で使用される部材は沢山ありますが、DIY用途で入手製やコストを考えると

■遮音シート
簡単に言えばゴムシート。ロール状になっている。6mや10m売りをしており、価格は安い物で4000〜6000円程。

【防音】ピアノ部屋の防音計画 調査編 その3 〜 DIYによる壁の遮音・吸音、床の遮音・防振  概要 (7)
索引:大建工業

今回のDIYでいえば、10mなら1巻きあれば充分、6mでも充分。

ポイントは「厚み」。厚いほど比重が高く重く効果は高い。
※遮音シートの効果に期待しすぎない方が良いという意見が多数あり

モノタロウやアマゾンで一般的に買える物で言うと、

  • 1.2mm
  • 2.8mm

の2種類。
重い物を壁に貼り付けるのはかなり大変そうなので、これ以上の厚みの物はシートで無くマットタイプが良さそう

■遮音マット
シートよりも厚みがある製品。大建工業の場合だと「カベマット」がそれにあたります。

【防音】ピアノ部屋の防音計画 調査編 その3 〜 DIYによる壁の遮音・吸音、床の遮音・防振  概要 (9)
索引:大建工業

シートよりも多少高額だが、使用面積が少ないのでこちらを採用する手もある。
厚みは6mmと厚い。効果も高い。
4枚入りで¥7000程。
2ケースあれば足りる。

ただしタッカーでの施工は難しいかも。

■遮音壁(石膏ボード)
DIYの防音工事で使われることが圧倒的に多いのは「石膏ボード」です。
もちろんパーチクルボードやOSBなどでも代用可能だそうです。

【防音】ピアノ部屋の防音計画 調査編 その3 〜 DIYによる壁の遮音・吸音、床の遮音・防振  概要 (11)

ポイントはなんと言っても価格が安い事です。
それでいて比重も高く重く頑丈。

ただこの石膏ボードも奥が深く、種類が豊富です。
厚みは12.5mmと9mmの2種類が一般的ですが遮音対策では12.5mmを使う。

製品によっては、石膏ボードに遮音シートが貼られた「遮音ボード」なる物も存在します。

さらに吉野石膏の「タイガースーパーハード」なる石膏ボードは、同じ12.5mm厚でも比重が普通のプラスターボードの2倍あるそうです。
ですのでプロの現場ではタイガースーパーハードが使用されることが多いみたいです。
ただし入手製が悪いので、バラ売りしているショップを探す必要があります。
価格は1枚1500円程でした。


【防音】ピアノ部屋の防音計画 調査編 その3 〜 DIYによる壁の遮音・吸音、床の遮音・防振  概要 (13)

ちなみにこちらはホームセンターで見つけた「ハイクリンアート布目」というボード。¥1580
12.5mm厚です。
布目のクロスが貼られているので最表面の部材として使ったら便利そうです。

【防音】ピアノ部屋の防音計画 調査編 その3 〜 DIYによる壁の遮音・吸音、床の遮音・防振  概要 (15)
索引:吉野石膏

余談ですが、遮音システムで確実なのは吉野石膏の「タイガードリーミィ」シリーズらしいです。
ですがドリーミィは部材の名称では無くシステムの名称です。
例えばTLF60の遮音性能を確保した"ドリーミィ60"では、スーパーハード(硬質&強化石膏ボード)の9.5mm+21mmの組み合わせを1枚とし、空間層90mm内にロックウールを充填する構造になっています。必要な奥行きは15.9cm。
ドリーミィ80になると60の構造を3層にしたような仕様で必要な奥行きは52.2cmにもなります。

床の防振で考えている部材

防振についてはまだ調査不足です。
ですが、ピアノが置いてある部屋全体を対策しようと考えています。

ぴあの部屋は2Fですが、実はその下はガレージなんです。
なので振動や多少の音漏れは問題無しです。

なので防振と言うよりも遮音目的での防振対策という事になります。

そこで候補に出るのは、上で取り扱った1.2mmまたは2.8mmの遮音シートです。
シートを敷いて、その上にカーペット(タイルカーペットが望ましい)を敷けばいいかな、という感じ。※現在はフローリング

または

【防音】ピアノ部屋の防音計画 調査編 その3 〜 DIYによる壁の遮音・吸音、床の遮音・防振  概要 (17)
索引:大建工業

こういう遮音マットです。

大建工業の遮音マットは6mm〜18mmまで厚みの種類があります。
まあ、実際に使うとなったら6mmが現実的です。コスト的に。

606×909mmサイズですので施工がしやすいという利点があります。
シートだと床は大変そう。

  • 6mm 6枚入り ¥14,900(実売)
  • 9mm 3枚入り¥10,900(実売)
  • 18mm 2枚入り ¥17,200(定価)

ということでなかなかの価格。
部屋全体を施工するには12枚必要。

【防音】ピアノ部屋の防音計画 調査編 その3 〜 DIYによる壁の遮音・吸音、床の遮音・防振  概要 (19)

妥協案としてはホームセンターで売っていたこちらの3mmの防音制振マット。
910×910mmで1,180円
これだと8枚でOK。

吸音で使われる素材

吸音材の市場は製品で溢れています。
アマゾンで検索すると無数に出てきますね。

吸音材についてはまだ調査不足で何がどう良いのかまだ良く分かっていません。
ただしDIYで使えて、かつ「有効」とされている製品を絞るとある程度見えてきます。

大きく分けて「壁の内部で使う部材」「壁に貼り付けて使う(置くタイプも)部材」があります。
今回は内部で使う部材についてです。

防音関連の部材には周波数帯によって得意不得意があるようですので、その辺の差も考慮する必要がありそうです

  • グラスウール:ガラスから作られる素材
  • ロックウール:天然鉱石から作られる断熱材

入手製やコストを考えるとこれから良いみたいです。

2つの違いですが、価格が安めの低密度の製品の場合、ロックウールは低域の吸音性能が高く、グラスウールは高域の吸音性能が高いそうです。

ホームセンターで売ってる他断熱材。
結構種類ありました(コーナンプロ)。

よく使われるのはコスパがいいアクリアマットですね(黄色いの)
沢山入っていて価格も7000円ちょっとと安いです。ただし密度は10kです。

他には高額になりますが32Kのグラスウールなどもモノタロウで買えます。
吸音材は一度施工したら追加施工出来ないので、悩ましい所です。

セルロースファイバー

色々と調査をしていて、とある素材のことを知りました。

セルロースファイバー

古新聞紙からリサイクルされる 「環境配慮型断熱材」であり、SDGSな製品です。

セルロースファイバーには非常に高い吸音性能があるようです。

Youtubeでセルロースファイバーの遮音/吸音性能を実験する動画は結構沢山あります。どの動画でも防犯ブザーを使って検証しています。特定の音域でしか検証されていないんですね。

セルロースファイバーの低域での遮音性はどうなのか?その辺が気になりますが、グラスウールの10Kを使うよりはるかに効果は高そうです。

ただし、セルロースファイバーは基本的には「吹き込み(ブローイング)工法」か「吹付け(スプレーオン)工法」が必要です。なのでDIY用途では現実的ではありません。

が!!!!!

セルロースファイバーマット「エコパルトン」なる製品が「グリーンペット株式会社」より発売されています。
しかもそんなにバカ高くない。450x390x50mmの12枚入りで¥14,400程。コレ1箱で多分事足りる。
悪くない選択可も知れません。

その他

【防音】ピアノ部屋の防音計画 調査編 その3 〜 DIYによる壁の遮音・吸音、床の遮音・防振  概要 (29)

施工予定の壁の寸法はこんな感じ。
狭いです。
なので部材も最小限で済みます。
予算を5万ほどと考えているので、充分足りると予想しています。

ザックリとした今の予定では

  • 石膏ボード:吉野石膏スーパーハード12.5mm 1820×910mm = ¥1,820/枚
  • 遮音シート:大建工業 455H 2.8mm厚 6m×455mm = ¥4,300
  • 吸音材:セルロースファイバーマット エコパルトン 450x390x50mm = ¥14,400/12枚
  • ※遮音壁マット:大建工業 154B 1300×500mm ¥6,990/4枚

を壁面の対策に使用するつもりです。
基本的に部材は石膏ボード以外は1セットあれば足ります。

この他、垂木用の木材や、遮音気密テープなども必要なってきます。

【防音】ピアノ部屋の防音計画 調査編 その3 〜 DIYによる壁の遮音・吸音、床の遮音・防振  概要 (31)

問題は赤く記した窓枠の外の細い部分です。
55mmと40mmの幅しかありません。
ココにどんな対策をすべきか?
サッパリわかりません(笑)

最後に

Rock'n Crawlers ブログの新着記事をメール購読する

この記事が気に入ったら
いいね または フォローしてね!

よかったらシェアしてね!

コメント

コメントする

目次