今日はちょっと面白い製品の紹介です。
お馴染みのScale Builder’s Guildさんが、”Super Scale 2020″なるパーツを採用したリグの走行シーンを動画でアップしていました。
動画を見ると、ヤケにクルマがクニャクニャ動くなぁと、感じていたんです。
酔いそう・・・(笑)
「スーパースケール2020」とは何なのか?
詳しい事が分かったので、報告します。
https://www.superscale2k20.com/
Super Scale 2020 – RC SCALE SUSPENSION SIMULATION KIT
製品の内容物はこんな感じ。
何やら見慣れないユニットがありますね〜。
あとサーボブラケットもあります。
別途必要なものは
- サーボ4つ(安物でOK)
- BEC(クローラーの場合20A)
- ターンバックル4つ(必要に応じて)
となっています。
結論から言いますと、
4つのサーボをサスペンションに接続して専用ユニットで制御することで、
- 車高調整
- 減衰力調整
- ストローク量調整
- 前後バランス調整
等を擬似的に行うことができるという代物です。
パソコンで専用ソフトによる調整が可能。
ドリフト用、クローラー用、1/24マシン用のファームウエアがあります。
お値段は75ユーロ。
ヨーロッパなんですね。
ちなみにこのお値段は国際送料込みです。(2〜6週間かかりますが)
早く欲しい場合は90ユーロでDHL/UPS便を選択することも出来ます。
75ユーロ、現在の為替で約1万です。
セットのでこの値段なら高くはない気がします。
ユーロの為替次第ですが。
これを見れば良く分かります。
たぶんドリフトRCに使うとクローラーよりも自然な動きになるのかな。
要は
疑似アクティブサスペンション
ですね。
車高調で有名なTEINのEDFC ACTIVE PROみたいなもののラジコン版です。(厳密には違いますが)
自分の車にも付けてるんですが、
乗り味が確実に変わるので良い製品です。(余談)
取付は意外とシンプルにまとまってる
フロントに2つ
リアにも2つサーボを専用ブラケットで装着します。
画像はTRX-4ですが、思ったよりもコンパクトに収まりますね。
クローラーの場合はサスペンションの上側の穴とサーボーホンを固定するだけ。
ドリフトカーなどはターンバックルを使ってサスの下側と固定する方法。
なるほど。
スゴイのはこのユニット
Arudinoベースのこのコントローラー、なんとセンサーが搭載されています。
Gセンサーですね。
なので、取付は水平を保つ必要があります。
前後左右も指定がありますが、そちらはファームウエアの変更で調整可能です。
センサーが搭載されているので、速度やGを感知してサーボがリアルタイムに動きノーズダイブ等を軽減してくれます。※あくまでシステム的な理想であり実際はグニャグニャにみえます。
それから、プロポの空きチャンネルに配線することで、車高の調整がリアルタイムで行えます。
これはスゴイ画期的。
車高調整付きのエアサスですね。
LCGマシンに車高調整機能が付いたら、最強かもしれない。。。
まあ、重量は相当重くなるので意味ないですけどね。
車検も通らないだろうし(笑)
ちなみにですが、この考えのもっと単純なもので、
ローライダーRCの動きも実現出来ます。
こういうシステム自体は、たぶん昔からあるモノなんでしょうけど、
僕は始めて知ったので、驚きの連続でした。
Scale Builder’s Guildさんの動画では、その製品特性がよく分かるように減衰を低く設定していると思います。
なので、グニャグニャ感が強く出ていますが、設定で減衰調整を高くしてあげれば、リアリティのある走行シーンを楽しめるかもしれません。
うーーーん、ちょっと欲しくなってきたかもしれないゾ(笑)
な事を実現させるためのパーツ
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