2022年の秋ドラマで社会現象にもなった「Silent(サイレント)」。
僕も毎回視聴させて頂きました。
間違い無く今期NO.1のドラマでした。
今期というかここ数年でNO.1と行っても良い。
別に僕はSnowmanの目黒蓮さんファンでも無いし、川口春奈さんのファンというわけでもありません。
それでもドラマとして良いドラマだったことは間違い無く、人気が出た理由が分かります。
そんなSilentの舞台の1つになったのが小田急線「世田谷代田駅」です。
目黒蓮さん演じる佐倉想が住んでいる町として登場したのですが、この町は僕が住む町でもあります。
ということで世田谷代田をちょっと紹介しておきます。
世田谷代田駅
ドラマが放送されて以降、この駅に聖地巡礼で沢山の方が訪れています。
目黒蓮さんが座っていたベンチや、川口春奈さんが座っていたベンチで写真撮影する方々。
2人が再開した橋の上や、目黒蓮さんが泣いていたシーンで登場したスポットなど、皆さん回られてドラマの余韻に浸っているようです。
地元民としては、とにかくビックリするぐらい人が訪れています。
撮影の行列待ちが起きるほどです。
駅の中にはSilentのポスターが貼られ、ドラマの音楽がスピーカーから流れています。
そのことからも小田急線全面協力のドラマだったことが分かります。
他にも代々木八幡や東北沢なども登場していましたしね。
でも、普段はこんな感じの駅ですwww
人気は少ないです。
そんな駅の側に富士見橋という晴れていれば富士山が綺麗に見えるこの橋は、わりと最近完成した橋です。
ちなみに昔は線路でした。
元々は地上にあった駅が地下に移ったのは4.5年くらいのことだったと記憶しています。
小田急線の 複々線化事業がほぼ完了し、世田谷代田駅も生まれ変わりました。
以前は「ザ・駅舎」みたいな昭和な雰囲気でしたが現代的な駅舎に生まれ変わりました。
そんな世田谷代田駅がドラマの舞台の1つになるのは、地元住民としてはとても嬉しい事です。
だって、世田谷代田ってなんも無い駅ですからね(笑)
商店街も無いんですよ!www
下北沢や梅ヶ丘まで歩いてすぐなので、地元の方はみんな歩いてどちらかに買い物に行きます。
駅の周りには珈琲ショップやコンビニ、ちょっとした飲食店と薬局や美容院・整骨院がある程度。
元々祖師ヶ谷大蔵で生まれ育った僕には、めちゃくちゃつまらない街なんです(笑)
でも小さな祭りはあります。
しかし駅が新しくなってからは少し様子が変わってきました。
ダイダラボッチの足跡がある広場は、住宅密集地であるこの辺の雰囲気を一変させる憩いの場になりました。
SIlentの撮影現場に遭遇する
コロナ以降リモートワークが増えました。
なので日中に家をちょっと出ることも多かったです。
そんな時にドラマの撮影現場に遭遇しました。
なにやら駅周辺の駐車場が貸切状態になっており、警備員が沢山。・。。
異様な雰囲気だったので、何かの撮影だと察しました。
でもその時はSilentだとは気がつきませんでした。
その数日後また撮影をしている現場に遭遇。
駅前にバス停が出来ているではありませんか!!!
一瞬驚きました。
だって、世田谷代田から自由が丘までのバスって、あったらメチャクチャ便利ですからね。
でもコレはドラマのセットでした。
確か最終話で一瞬映っていたと思いますが、実に精巧な作りです。
世田谷代田から若林、上馬、野沢、柿の木坂、碑文谷で自由が丘というルート。
こだわりがスゴイ。
※ドラマ放映後なので写真公開しています
ちなみにこのバス停撮影前には、橋の上で本番前の目黒蓮さんと川口春奈さんがリハーサルをしている所を目撃しました。米僕は近くにあるマイバスケット(スーパー)に夕食の米を買いに行くところでした(笑)
そのシーンは想と紬が再開して、耳が聞こえないことを打ち明ける、あの名シーンです。
あんな名シーンの撮影現場を目撃できたのは貴重でした。
世田谷代田その後の変貌
話を戻しますが、世田谷代田〜東北沢は生まれ変わりました。
この道が出来たことによって・・・
それまで道をくねくねしないとたどり着けなかった下北沢がメチャクチャ近くなりました。
しかも良い感じのショップや空間も生まれました。
地元民としてはもっと別形態のショップの方が利用率たかいだろうな<と思うのですが、まあ、地元民相手ではないですからね、しかたない。。
理想をいえば、下北沢〜東北沢がの様な雰囲気を、世田谷代田〜下北沢側に欲しかったかな。・。。(笑)
ドラマ「Silent」のヒットを分析する
ココからは僕の主観。
ドラマ「Silent」が何故ここまで人気になったのか?
理由は3つあります
目黒蓮さん
今最も勢いのあるジャニーズグループ「Snowman」の目黒蓮さんファンを取り込んだ事が最大のポイント。
正直僕は目黒蓮さんの事は知りませんでしたが、ドラマをみてファンになりました(46のオッサンですが)。
良い俳優さんになると思います。
脚本に坂元祐二さんの影響を感じる
これは気がつかれている方も多いと思いますが、このドラマの脚本というか細かい会話のキャッチーボールや単語の使い方、表現方法が脚本家「坂元祐二」さんのソレととても似ています。
坂元裕二さんといえば「東京ラブストーリー」「愛しき君へ」を初めとした名作で有名な脚本家ですが、近年では
- 最高の離婚
- カルテット
- 大豆田とわ子と三人の元夫
- それでも、いきていく
- asnone
などでご存じの方も多いかと思います。
そんな坂元作品の中で僕が一番好きなのは
いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう
です。
このSilentは「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」にとても似ています。
僕的にはオマージュに近いレベルで、類似点を感じています。
恐らくSilentの脚本家「生方美久」さんは「いつ恋」に大きな影響を受けていると思われます。
また、坂元作品の映画「花束みたいな恋をした」に出てくるシーンで、プレゼントをし合う場面があるのですが、
「同じイヤフォンをプレゼントし合う」というシーンがあり、これも完全なオマージュと思われます。
得田真裕の音楽
Silentは音楽を得田真裕さんが担当しています。
そう「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」の音楽を担当された方です。
その曲調は実に「いつ恋」的です。
センチメンタルでノスタルジックな素晴らしいピアノサウンド。
坂元裕二さんと得田真裕さんの組み合わせはズルい!!!(笑)
ということで、Silentは良いドラマでしたが、「いつ恋」を見たことが無い方はぜひ「いつ恋」も見て見て下さい。
ハマること間違い無しです。
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