VANQUISHから何やらすごいマシンが登場しております。
最近のVANQUISHは、一般ユーザーにも手が届きやすい価格帯の製品を多く出してきて、広く普及してきましたよね。でもやはり彼らの本髄はこういったコアでマニアックな製品。
そこが彼らの持つアイデンティティなので、今回の製品は非常に魅力的に見えます。
ということで、チェックしてみましょうか。
URB ジミーズ4x4 ムーンバギーが登場

Vanquish Productsが、URB ジミーズ4x4 ムーンバギーを発表、予約受付を開始しました。
まず始めに言っておくと、この製品、三つのバリエーションがあるのですが、どれも高額です。
最低で$1499,最高で$2,599という価格です。

URBは「Unlimited Rock Buggy」の略。
名前のとおり、ロックバギーのラインどりでトレイルを攻めることを狙って開発された、新しいURBプラットフォームの4WS(四輪操舵)1/10スケールキット。
AXIALでいうと、UTB10(CAPRA)とコンセプトは同じ系統かと思います。

この、"Jimmy's 4x4"という名称が意味するのは、実車のオフロードファブリケーターであるJimmy's 4x4のこと。つまり公式コラボモデルってことですね。最近この手のコラボモデルが色々なメーカーで多いですね〜。
Jimmy's 4x4(https://www.instagram.com/jimmys4x4/)はコロラド州コルテスを拠点に、Ultra4やKing of the Hammersを舞台にする競技車両を数多く手がけてきたショップ。その彼らが実際に作る「ムーンバギー」を、VanquishがCNC加工のアルミ製ケージを使ったキットとして1/10で再現したのが、今回のURBです。





さらに面白いのが、この1/10ムーンバギーには前史があること。
VANQUISH PRODUCTSに参画しているYoutubeでお馴染みのHarley Designsが、$99.99のデジタル製作データとして過去に販売していたこともあります。
VanquishのF10ポータル、4WS、VFD Twinを前提に、チューブの曲げテンプレートや治具、パネルデータなどが提供されるもので、実際に形にするには3Dプリンター、チューブベンダー、切断・ノッチ加工の工具、そしてTIG溶接機まで必要でした。
つまり以前は「欲しければ自分でチューブを曲げて溶接してください」という世界だったわけです。それが今回、Vanquishから組み立てキットとして製品化されました。これまでカスタム製作でしか実現できなかったムーンバギーを、より多くのユーザーが組めるキットにする、という位置付けです。
が、やはり超高額です(笑)

3ラインナップ
今回のジミーズ4x4 ムーンバギーですが、グレード違いの3ラインナップで展開されます。
| 項目 | 通常版 | Ultra | Spec Ops |
|---|---|---|---|
| 価格 | $1,499.99 | $2,299.99 | $2,599.99 |
| ケージ/シャーシ | アルミ(クリアアルマイト) | アルミ(クリア/ブラック) | アルミ(8色から選択) |
| F10Wアクスル | 樹脂成形 | アルミ(クリア) | アルミ(クリア/ブラック) |
| ナックル/サードメンバー | 樹脂成形 | アルミ | アルミ |
| ホイール | なし | アルミ(クリア) | アルミ(8色から選択) |
| 出荷 | 9月中旬〜 | 9月中旬〜 | 受注生産・約2ヶ月 |
いずれも組み立てキットで、電子メカ・タイヤなどは別途用意する構成です。
価格の違いは、基本的には昔のVS4-10の時と同じように、アクスルとか各種パーツがアルミ製か樹脂製か、みたいな差ですね。。あと、ホイールが付いてる付いてないとか、そういうところ。
なので、根本的なプラットフォームは同じです。あくまでもノーマル仕様かフルオプションにする感じです。
下記でちょっと説明します。
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URBという新しいプラットフォームの中身

3グレードで最大$1,100の価格差がありますが、駆動系やギミックといったURBプラットフォームの基本設計は共通です。ここが今回の肝なので、まとめて見ていきます。



心臓部は新設計のLFDトランスミッション。軽量な48Pの精密削り出し焼き入れギアと焼き入れスチールシャフトを、コンパクトな専用設計にまとめたものとのこと。
リアの駆動を切り離すDIGも内蔵。
より小回りの利くステアリングを可能にしています。

アクスルは4WSバギー向けに専用設計されたF10Wポータルアクスル。
Vanquish標準のF10ポータルより15.5mm広いワイド設計。この辺はAXIAL CAPRAと同じ思想ですね。
運転席側にオフセットしたパンプキン(デフハウジング)を前後同じ向きに配置し、地上高とステアリング切れ角を両立。駆動シャフトはVDIユニバーサルジョイントで、切れ角は49°。





ULTRA以上はアルミ製になります。
一番安い通常版(SKU: VPS09029A)では、このF10Wアクスル・ナックル・サードメンバーが樹脂成形パーツで、ホイールは付属しません。ここが上位グレードとの分かれ目になります。

ショックはFOXライセンスのS8I。

全幅215.5mm
ホイールベース339mm
ファイナルオーバードライブ9.6%
※確認したところ全長サイズは見当たりませんでした。


このほか塗装前提の精密なエンジンモールド、コクピット内装、プリカットのレクサン(クリア)パネルとデカールが付属します。

それから上位版だと、ホイールもアルミホイールが付属してきます。
2.2インチ Battle Born Wheels クロールスペック シエラ/クリアアルマイト
バンキッシュのホイールって、1セットで200ドル近くするものもあるので、キットが高額になるのは納得ですかね。
最上位 Spec Ops Kit

そして最上位がSpec Ops Kit(SKU: VPS09029D、$2,599.99)。
中身の構成はUltraに準じますが、これは受注生産(made to order)のカラーセレクト仕様です。
ケージ/シャーシとホイールのアルマイトを8色から選べるのが最大の特徴。



シャーシカラーとホイールカラーに関しては、これだけのラインナップから選べます。アクセルはブラックとシルバーの2色だけになります。
完成までは約2ヶ月かかるプリオーダー扱いになっています。
Ultraとの価格差$300で、自分好みの色に振り切れる、という立ち位置。
安いか高いか?
この金額だったら、300ドルなさっても、あんまりもう感じないですよね(笑)

ということでバンキッシュのバケモノ級マシン。
これは楽しそうなマシンでありますが、金額見てて、やっぱりちょっと純粋にこのマシンで楽しめるかというと、庶民の僕には難しいものがあるかもしれませんwww
ただ走りは気になりますね。
4WSのバンキッシュが作った渾身モデルっていう感じがするんで、遊んでみたいですね。
製品ページ(Vanquish Products 公式)
- URB Jimmys 4x4 Moonbuggy(通常版)
https://vanquishproducts.com/products/urb-jimmys-4x4-moonbuggy - URB Jimmys 4x4 Moonbuggy - Ultra
https://vanquishproducts.com/products/urb-jimmys-4x4-moonbuggy-ultra - URB Jimmys 4x4 Moonbuggy - Spec Ops Kit
https://vanquishproducts.com/products/urb-jimmys-4x4-moonbuggy-spec-ops
| 製品名 | URB Jimmys 4x4 Moonbuggy |
|---|---|
| 型番 | VPS09029A |
| スケール | 1/10 |
| 価格(発売時) | $1,499.99 |
| 公式サイト | 公式製品ページ |
| 方式 | 4WS(四輪操舵)ロックバギーキット |
| プラットフォーム | URB(Unlimited Rock Buggy) |
| トランスミッション | LFD(48Pギア・Selectable DIG内蔵) |
| アクスル | F10Wポータル(標準F10比+15.5mm幅) |
| ステアリング切れ角 | 49°(VDIユニバーサルジョイント) |
| ショック | FOXライセンス S8I(アイ・トゥ・アイ110mm) |
| 全幅 | 215.5mm |
| ホイールベース | 339mm |
| アクスル比 | フロント5.25:1/リア5.78:1(ファイナルオーバードライブ9.6%) |

https://www.vanquishproducts.com/new-releases/
※当ブログは"Vanquish Products"より画像等の使用許可を得ています。
※This blog has permission to use images etc. from "Vanquish Products"














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