年イチくらいで走らせている僕の愛機「AXIAL SCX10 III JEEP JL ラングラー 」。
毎度毎度、同じリポートになりますが、やっぱりこの子は最高でした。
なんだかんだ言っても、コイツがベスト

もちろん愛着があるマシンではあります。
初めて手にしたラジコンですからね。
でも、やっぱりそれ以上の何かがSCX10 IIIにはあります。

カテゴリーとしては「高規格トレイルクローラー」だと思います。※勝手に命名してるだけですが
同等のマシンに
- TRAXXAS TRX-4
- VANQUISH VS4-10 Phoenix
があります。(これも勝手な区別ですが)

僕が考える「高規格トレイルクローラー」の定義ですが、
- レベルの高いポリカ製スケールボディを搭載
- 1.9インチホイール+120mm前後の大径タイヤを採用
- 2スピード切替やデフ制御、DIG、OD切替などのギミックを2つ以上搭載
- トレイル性能が高く、クローリング性能はほどほど
だいたいこんな所。

- TRAXXAS TRX-4 SPORT
- ELEMENT ENDURO
- REDCAT GEN8
- RC4WD TF2&Gelande2
などはそういう意味で言うと高規格とは言えません。

高規格マシンは必然的に重量がそれなりのものになります。
3kg〜が普通です。ボディの重量が結構重くなるんですよ。インテリアが付属してたりするので。
なので重心カスタムをすると更に重くなって、4kg以上になることもあります。
そうなると、ハードなクローリング性能は期待でいません。

でも、逆にですね、地面に這いつくようなズッシリとした走りになるんです。
これが、まじで最高にニヤニヤさせてくれるんです(笑)

これは、ボディの重量とシャーシの重量のバランスが良くないと、なんとなく不自然になっちゃいます。
軽めのENDUROシャーシにブラスカスタムをして、軽いELEMENTのボディを乗せて走ると、ボディがバタつくんですね(シャーシ重くしなくてもバタつきますが)。
やっぱりボディはそれなりに重い方が、走っている姿の安定感みたいなものは高いと感じました。


もちろん大事故が起きるときもあります。
これもまた楽しいところ。
ステルスボディマウントはかなり重要なファクター

SCX10 IIIはステルスボディマウントです。
2020年3月末にリリースされた当初、1/10クローラーの製品でステルスマウント(ボディポストを使わない&ポリカボディに穴が空いていない)を採用していたマシンは、ポリカボディの場合殆ど無かったと記憶しています。

やっぱり、ボディポストで固定しているのと、ステルスマウント(SCX10 IIIは前後バンパー下部で固定)を使っているのとでは、ホールド感が全然違うのもポイントの一つだと思います。
フロントのボンネット付近やルーフの後部でボディピンを用いて固定すると、ポリカボディの上面で固定しているだけですからね。
しかも、ピンをポストの穴にさして抜けないようにしてるだけなのでホールド感も弱いです。見た目以上にこの「抜けないようにしているだけ」という仕様が、走っている際のボディのバタつきに影響してきます。

SCX10 IIIの場合はバンパーのこんな所に固定箇所があるので、ボディ全体の最下部でガッチリ固定されます。
厚めのポリカーボネートを採用したボディの影響もあり、ホントにガッチリホールドされるので、走行中の動きが自然に感じるのかも知れません。

と、まあ、解説してみましたが、今回もとても良い走りをしてくれたコイツ。
近いうちに動画で様子をリポートする予定です。

今ではキット版のSCX10 IIIはもう販売していませんが、RTRでならまだ入手可能です。
僕的にかなりオススメ出来る一台です。

そんなSCX10 IIIは発売から5年。
"SCX10 Ⅳ"が登場する日は来るのか?
気になる所ですね。
1/10 SCX10 III Jeep JLU Wrangler 4X4 RTR Brushed Rock Crawler
https://www.axialadventure.com/product/1-10-scx10-iii-jeep-jlu-wrangler-4x4-rock-crawler-with-portals-rtr/AXI03003B.html
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