ラジコンのポテンシャルを最大限引き出すにはESCが最も重要なパーツです。
どんなに良いタイヤを履いていても、モーターを装着していても、ESCの性能がショボいと折角のマシンが台無しです。
1/10スケール用だと、優秀なESCの選択肢は沢山あります。でも、1/8スケール、1/7スケール用となると選択肢は限られます。一般的なモノで言うとCastle製またはSpektrum製のメカがビッグスケール用のモノとしてメジャーかと思います。もちろん1/10スケール用のメカで代用している製品も沢山ありますけどね。
で、久しぶりにHOBBYWINGのページを覗いていたら、知らぬ間になんか出てました(笑)良さげなのが。。。。多分
QuicRun Fusion 8IGHT

QuicRun Fusion 8IGHTという名の通り、1/8スケールモデル向けに特別に設計された2in1システム。つまり、ESCとモーターが一体型になっています。
Fusionシリーズの1/8用という事ですね。
サイズは42 ×69mmで、決して大きく無いためインストール性能にも優れます。
何よりもホビーウイングのクローラー用ESCは性能がとても優れており、アメリカ製のメカに比べて価格も安く、間違いの無い製品が多いので、選択する価値は大いにあると思います。

価格はアリエクで2万弱です。

1/10用システムが2-3セルリポ対応なのに対し、コチラは4セルリポまで使えます。最大出力電流は80A
モーターはセンサー付きのブラシレスで2300kv。
BECは6V/7.4V/8.4V調整可能、連続電流6A
シャフト径は1/10で一般的な3.175mmではなく、5mmなのでピニオン選択時には注意が必要です。

防水性能は驚異のIP67です。
これは、「優れた防水・防塵性能を備えています。この堅牢な保護性能により、砂、氷、雪、水といった過酷な地形にも対応し、多様な気候条件下においても信頼性の高い動作を保証」という記載があるように、ほぼ完全防水と言って良いかと思います。
ですが、製品説明欄には下記の様な内容も記載があります。
経年劣化や摩耗により保護性能が低下する可能性があるため、永続的に効果があるわけではありません。長時間の水没は製品の損傷につながる可能性があるため、避けてください。
完全ではないという事ですね。

ケーブルには受信機に接続するコネクタが2つあります。
これはESCのスロットル制御用とドラッグブレーキ率のリアルタイム調整用の2つです。ドラッグブレーキ率変更は使う必要が無ければ接続しなくても大丈夫です。


上り下り共に、最適なトルク出力調整を行いながら安定した車速を維持することが可能です。
これはHOBBYWINGのクローラー用ESCに関してはどれもそのような機能を有していると共に、世界中のユーザーによって実証されてきた確実なものですので、多分この製品でも完璧な制御が出来るんだと思います。

僕的には、CROSS RCのEMO X2で使ってみたい2in1製品かな〜。
あとは、Rlarrloの1/7スケール製品とかにも使えると思います。
HOBBYWING QuicRun Fusion 8IGHT
https://www.hobbywing.com/en/products/quicrunfusion8ight

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