僕はRTRよりキット派です。
キットの中でもビルダーズキット派でもあります。
でも最近の風潮としては殆どがRTRですよねRCクローラーの場合。
AXIALなんかもキット製品が以前に比べれば減りましたね〜。
そんなシーンの中で、やっぱりVanquishはコア層の気持ちを良く分かっているメーカーです。
昨年の夏には2種類のビルダーズキットがリリースされました。
- VRD BUILDERS KIT - STRAIGHT AXLE
- VS4-10 BUILDERS KIT - STRAIGHT AXLE

他にはH10 OPTICキットやPhoneix ポータルキットなんかも存在します。
他メーカーと比べてもキットと数は多いと思います。
そんな彼等がまたキット製品をリリースしてくれました。
VS4-10 Builders Kit - Portal Axle


VanquishのクローラーシャーシといえばVS4-10です。
1/10 スケールのロック&トレイルクローラーのシャーシとして、あらゆる他メーカーの物と比べても上位3機種にはランクインするであろう名機です。
リリース当初からいくつかの改良を経て現在の状態はほぼ完成形と言って良いかもしれません。
Vanquishは2年ほど前からハイエンド指向をやめて、AXIAL TRAXXASと同グレードの価格帯に変更してきた背景があることは、結構重要ポイントです
そんなVS4-10のビルダーズキットにポータルアクスル版が加わりました。

ちなみにコチラは既に販売されているストレートアクスル版。
価格は$299.99

一方、ポータルアクスル版は$399.99と$100高いです。
「VS4-10のアクスル違いだけで$100?
と思ってしまいますが、実はアクスル以外にも違いがあります。
なので、まあなっとくと言えば納得。
ただ、ビルダーズキットで$399.99は正直かなり高いですね。
ポータルアクスル


アクスルはF10 ポータルアクスルです。
プラスチック製です。

見ての通りナックルウェイトが付属しています。
このナックルウェイトはVRDカーボンキットに同封されている物と同じだそうです。
こういうビルダーズキットならではの差別化も嬉しい所だと思います。
バッテリートレイ

バッテリートレ言うはセンター付近に横置きです。
若干リア寄りかもね。
まあ、この辺は色々なバランスを考慮して"あえて“行っているんだと思います。
VFDツイントランスミッション

このキットの最大の特徴は、ポータルアクスルになっている事と、とらんすみっしょんが「VFD ツイントランスミッション」になっていることだと思います。
しかも、諸々オプション扱いのギアパーツ類もはじめから付いているので、あとからアップグレードする事を考えたら非常にお得な仕様となっているみたい。

ちなみに、このVFD ツイン トランスミッションがビルダーズキットに付属するのは初です。
※Phonenix Portalキットには付属している
右側のレバーで、オーバードライブ率を手動、又はリモートで6.5% か 46%に切替が可能なうえに、3ポジション切替によりDIGも発動可能。
低重心で有りながらギミックもバッチリ搭載されており、とても能力が高いトランスミッションです。
こういった製品仕様を考慮すると$399.99は仕方ないのかな、という気がしてきます。
Vanquishのパーツは未だにかなり高額ですからね。
もちろんそれなりのブランド力と品質があるので圧倒的な支持を得ていますが、それでもちょっと気軽には手を出せない印象(日本からの輸入になると)。
ただ、バラでこのビルダーズキットのような仕様を実現すると、倍近いかかくになるみたいなので、そういう意味でもコスパは良いかもしれません。
好きなボディと、ホイールとタイヤを組み合わせて、自分だけの一台を作ってみてはいかがですか?
VS4-10 ビルダーキット - ポータルアクスル
https://vanquishproducts.com/products/vs4-10-builders-kit-portal-axle

https://www.vanquishproducts.com/new-releases/
※当ブログは"Vanquish Products"より画像等の使用許可を得ています。
※This blog has permission to use images etc. from "Vanquish Products"
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