ホビーウイングからクローラー向けの製品が久しぶりに登場しました。
今までありそうで無かった、
マイクロクローラー用の2 in 1 メカです。
簡単にチェックしてみます。
QUICRUN Fusion Mini16 (2in1 FOC system)
Fusion Mini 16
ということで、Fusionの小さいヤツですね。
1/10用の製品は大きな支持を得ており、僕もFUSION SEを1つ使用していますが、このタイプ、とにかく配線がゴチャつかないのでシンプルに組み上げられるのが良い点です。
1/10用 “Fusion PRO”になるとなかなかの価格になりますが、それでもブラシレスモーターとESCを別々に購入する事を考えたら随分とコスパがいい選択になる製品です。
今回リリースされた「QuicRun Fusion Mini16 FOC システム」は、1/16スケールや1/18スケールのクローラーマシンに対応したシステムで、24×42mmという小ささが特徴。重量はワイヤ込みで72gと軽量です。
ちなみに防水性能はIP65とのことです。
BECは6V/7.4V 4A(最大10A)と強力。
プログラム用のカード等を使い、13項目の設定の変更が可能です。この辺は1/10用のモーターと同じです。
マイクロクローラー向けのメカで、ESCとモーターが一体型になっている製品は、今までありそうで無かったと思います。(ESCと受信機の一体型がスタンダードですね)
抑えておくべきポイント
スモールスケールクローラーのRTR製品の特徴ですが、ほぼ全ての製品が
ESC + 受信機 一体型
のメカを採用しています。
仮に、このFusion Mini16を使いたい場合ですが、モーターとESCが一体型になっていますので、受信機が別途必要になります。ということはプロポもRTRの物は基本的に使用出来なくなるという事です。サーボのコネクタの変換等も必要になるかも知れません。
この辺を抑えておけば、導入する価値は多いにある製品だと思います。
色々とサードパーティー製のESCとモーターが出ていますが、間違いの無いHOBBYWINGのFUSIONシリーズの製品ですので、今後の王道メカになるような気がしています。
価格も($59.99)¥8,700とお手頃ですし。(定価は¥12,300)
1/10でも!
ちなみにですが、公式ページでは
1.8kg以下でギアレシオが60以上のマシンなら、1/14,1/12、1/10スケールのシングルスピードマシンでも使えると、記載があります。
これ、LCGとかだったらぶっちゃけアウトランナーよりも良いかもしれないですね。
ただ、モーターのシャフトの直径は2.3mmだったり、マウントの大きさとかも関係してくるので、簡単にはコンバート出来ないカモデスが・・・
QUICRUN Fusion Mini16 (2in1 FOC system)
https://www.hobbywingdirect.com/collections/quicrun-fusion-mini16-system/products/quicrun-fusion-mini-16
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